*材料*
+作り方+
☆秋田の「きりたんぽ」や岩手の「ひっつみ」などに類似する、青森県南部の郷土料理。 ここで書かれた「せんべい」とは、草加せんべい等の米菓ではなく、小麦粉に塩と胡麻を加えて練り、南部鉄製の型に入れて薄く延ばし、焼いたものを指す。 「せんべい汁」に使うものは、さらに特別製で、胡麻が入っていないもの。 地元では、「白せんべい」「かやきせんべい」などという名称で普通に売っているが、他の地域ではあまり見られないようだ。 ちなみに、「ひっつみ」は小麦粉に少量の塩を加え、水で練って団子状にしたものをうすく伸ばしたもの。 地元以外で作るのであれば、こちらの方が作りやすいかと思われる。 この「せんべい汁」と「いちご煮(ウニをメインにした海鮮潮汁)」は、きちんと説明しないと非常に誤解されやすい、なかなかナンギな郷土料理である。 |