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 1号3月日記へ



2002年02月28日(木) やっと「テルミン」が観られる

 今日はDVDソフトで「テルミン・コレクターズBOX」を購入。
 しかしケースにムダに金がかかっているというか、プリズナーと同じ作りなのはいかがなものか。これ、ディスクを出しにくいんだよね。

 で、中身であるがまだ「テルミン」本編は見ておらず、「テルミン演奏のすべて」をちょっとだけ見たが、クララ・ロックモアは天才肌、リディア・カヴィナは秀才肌という感じを受けた。まあリディア・カヴィナの映像は完全に「教則ビデオ」だから仕方がないのかもしれない。
 
 しかし指の動きを少し見せて、いきなり黒鳥を演奏したりすると、なんかトムとジェリーのピアノを憶えるシーンを思い出してしまう(3音くらい叩くと、いきなり全曲弾けるようになってしまうアレである)。

 ところであの右手の指の動きだが、彼女によると「腕をあまり動かさずにすむようにするため」とか言っていた(ちょっとした体の動きで音が変わってしまうからである)。クララ・ロックモアは「連続する音を切るため」と言っていた。同じような動きなのだが、発端は違っていたという事か。
 そう言えばテルミン自身の演奏では、指が結構伸びていたっけ。



2002年02月27日(水) 追跡戦闘車、発見

 なんとなくネット検索してたら、VIVID社の「追跡戦闘車」が販売されている事が判明。しかも1500円。安い。とりあえず頼んどこうかな。

 そう言えば「The Complete Book of Thunderbirds」も買ってない事を思い出してしまった。これも近々発注しなければならないなぁ。

 その検索の過程で、近々モンティ・パイソン・ホーリー・グレイルの12インチドールが出るという事も判った。しかしアーサー王とかが出るのは当然としても、黒騎士も出るらしい。これが手足が切断された状態の写真だった…。いいのか?
 この映画を知っている人なら出して当然と思うだろうけど。ま、スプラッターなギャグ・シーンだからねぇ…。
 殺人うさぎも、おまけで付いてくるが、どうせなら心臓マヒを起こしたアニメーターと一緒に出した方が良かったのに。
 
 このへん、映画を観てない人にはさっぱり意味が判らないだろうけど、3月22日にDVDが出るから、もうすぐ一般的な話題になるだろう(ほんとか?)。
 
 副音声に当時の日本語吹き替えも収められているとの事だし(あのクライテリオン盤LDに収められていたのと同じやつ)。公開当時新宿で観たのが懐かしいなぁ(公開が吹き替えのみだった)。
 内容も「ギャグ映画」なので、当時あのラストには唖然とした憶えがある。実に楽しみである。



2002年02月26日(火) 不安な噂

 肩の具合が、一昨日あたりに比べるとかなり良くなっているように感じる。しかし油断して腕を動かす事が多くなり、これはこれで非常に痛い。困ったものである。

 ところでネット上の掲示板では、模型のイマイが倒産しただの破産勧告を受けただのという噂が流れている。確かにホームページも閉鎖されているし、あちこちのリンクも消えている。
 ただ、静岡あたりの新聞なんかを検索して調べても、特にこれという話が載っていないので、噂で終わる可能性もある。 

 しかし本当に倒産した場合、この不況下だとバンダイがどこまで金型を買い取れるか不安である。まだ入手していない模型もたくさんある事だし。



2002年02月25日(月) 注射の恐怖ふたたび

 今日も医者に行く。結局、来週には再度、肩に注射をしないといけないらしい。痛いのが判っているだけに憂鬱である。
 しかしリハビリの方で、赤外線、電気、レーザーの治療を受ける。なんかほとんど怪獣映画のようである。

 夜、帰宅途中にキャラウィールを見つけたので、「追跡戦闘車」「スティングレイ」「マッハ号」を買う。帰宅したらどんぐり2号に「追跡戦闘車、いくつ目なんだ」と言われる。
 3台目だが…。

 しかしこの「追跡戦闘車」、どういう金型を使っているのだろう。エアインテークの部分はそのままでは抜けない形になっている。やはりスライド金型とかいうのを使用するのだろうか。



2002年02月24日(日) 今年はどんな年になるんだか

 いわさき氏からチャウチャウ・エイドの件で電話がくる。旅館の予約はOKである。
 ところでパソコンが壊れ、修理で二週間ほど使えず、連絡は当分電話しかないとの事。う〜む、我々もここまでネットに依存するようになったかと感心。
 
 会話の中で、現在盛岡では「修羅雪姫」「テルミン」「ラットレース」をやっていると判明。しかし前の二本は一週間の上映…。肩の故障がなければ、全部昨日観に行けたものを。
 もしかして、今年は厄年か(あれ、厄年って、いくつだ?)。

 しかし明日は会社に行きたくないなぁ。右手が使えない状態では仕事ができん。



2002年02月23日(土) なにかと不便

 昨日から右手を吊っていて使えない。左手だけでキーボード入力だと、左右に飛ぶ飛ぶ。

 今日の午前中は医者に行って終わり。とにかく混んでいた…。
 ちなみに右腕を吊った状態で車の運転をして医者に行った訳だが(田舎のバスは、ほとんど使い物にならない)、いや肋骨を痛めてX-1に乗り込んだチャック・イェーガーの痛みが実に良く判ってしまった。
 つまり運転席に乗って左腕でドアを閉めるという単純な事が、痛みがあると非常につらいのである(何を言っているのか判らない人は、「ライトスタッフ」を観よ)。

 午後はそういう訳で家にいる。
 こんな状態では本も読めないので(いや、読めるには読めるがえらく疲れる)、ビデオやDVDを観る。
 映画は「裸の宇宙銃を持つ男」「レスリー・ニールセンのドラキュラ」を観る。
 最初のはとにかくつまらなかった。久々に時間の無駄遣いという映画である。
 「ドラキュラ」はメル・ブルックス監督作品で、魔人ドラキュラをベースにいかにも彼の作品という出来で、結構笑えた。バカをやるにはそれ以外の部分はきちんと作らなければならないが、さすがメル・ブルックス、コメディ映画はこうでなければいけないという見本ではある。

 後はマイク・オールドフィールドの「ミレニアム・ベル」「チューブラーベルズII」「チューブラーベルズIII」と観る。
 やはりライヴは見ていて楽しい。
 「II」は「チューブラー・ベルズ」の呪縛を振り切ったという感じが良く判るし、「III」に至っては「オレの作品をオレが今風に解釈しなおしてどこが悪い」とばかりに居直って、それでいて非常に楽しそうにしている。
 しかも彼は観客に見せる、ということを結構良く理解しているので、CDとほとんど同じなのに、聴くより楽しいのである。

 しかし今の彼はハウスや民族音楽までも取り入れているが、根底では世界民族とでも言うような音楽を目指しているのだろうか。
 少なくとも、もうプログレではない。いや、デビュー当時から彼にはプログレという意識はなかったのであろう。

 疲れた。左手だけの入力はつらい…(だったら打つな?そりゃそうだ)。



2002年02月22日(金) 注射

肩の関節部分に注射する。とても痛い。触っただけでも痛いという状態のところにである。
昔、怪我の後遺症で膝の皿の裏に注射した事がある。あれもとんでもなく痛かった。

もし今、「あれと同じ注射をしないと死にます」と言われたら、死ぬ方を取ると言いかねない。
軟弱者と言われようが、仕方がない。その位痛いのである。




2002年02月20日(水) 今日はサンダーバード2号

 サンダーバード2号のおもちゃを買う(この日記、買ってばっかりだな)。
 これはデフォルメ・モデルで、中に人形を入れられるタイプである。

 私は基本的に、フォルムが崩れているものは嫌いなのだが、これは思わず買ってしまった。なぜなら形が、グッピーに似ていたからである。
 グッピーといっても魚ではなく、飛行機の胴体や宇宙ステーションのパーツなんかを運ぶ、超大型輸送機の事である。
 とにかく見た瞬間笑ってしまった2号も、初めてである。これはいずれ写真をアップしたいと考えている。

 しかしウチにはサンダーバード2号って、一体いくつあるんだろう。
 もちろん普通に店で買った物ばかりである。オークションなんかで買った事はないし、プレミア付きなどもってのほかである。それでもプラモはほとんど揃っているはずだし、それ以外の、小は携帯ストラップから大は90cmのクッションまで、ライターやチョロQ、国内外のおもちゃ等など、結構な数がある、らしい(これも年の功、というのか?)。
 いずれきちんと整理して、写真を載せたいと考えている。

 もちろん、あるのは2号だけではないのだが。



2002年02月16日(土) イギリス人とは恐ろしい

 先日「シークレット・ポリスマン」のDVDボックスを買ってしまった。
これはモンティ・パイソンを始めとするイギリス・コメディアンとミュージシャンによる、アムネスティ・インターナショナルのチャリティー・ライヴである。

 これを観てて思ったが、イギリスのコメデイアンとは、心底恐ろしい。
 過去、モンティ・パイソンのネタは、それこそエロ・グロ・ナンセンスから始まって、人種差別、職種差別、障害者への差別と、「差別するのに差別はない」というのは充分に判っていたのだが、これが他の連中もそうだとは知らなかった。

 しかもチャリティーなのに、料金の事で観客を非難したり、差別から殺人までなんでもありのギャグを飛ばしてしまう。
 やはりイギリス人というのは、すさまじい。さすがにこれは日本人にマネは無理だ。
 演る方も、観る方も…。



2002年02月10日(日) プリズナーを観終わる

 先日購入した「プリズナーbU」のDVDボックスをすべて見終わる。ついつい先に進んでしまいそうでだったので、一日二話と決めて観た。

 しかしここまで音声ブチ切りのソフトというのも初めてである。これについてはあちこちの掲示板でも話題になっていたが、あの「どろろ」でさえLDは音声カットがないと聞いている。
 確かに障害者を貶める言葉をカットするというのなら理解はできる。ところが「なぜここまでカットしなければならないのか理解できない」という部分も多々あり、いかにテレビ界が異常かという証明にもなってしまっている。つまり言葉に過剰に反応しているのである。
 
 なんでも「一人でも不快に思う人がいれば困る」とかいう理由をつけているが、世の中そんな事を言ったら、すべての言葉を使えなくなってしまう。不快に思う言葉は、人それぞれ、年齢や経歴その他の要因によって異なるのはあたりまえなのだから。
 まあ私は、ここ20年位はテレビというメディアにまったく期待していないから、どうでもいいけど。

 ところでプリズナーの内容であるが、やはり見直しても初めて観た時の解釈と変わりはなかった。「なぜ辞職したか」を始めとする「情報」とはマクガフィンであり、bPの正体もマクガフィンである(まあこれは観客の事を指しているという解釈も、ある意味正しいかもしれないが)。
 そして諸説あるラストについては、しょせん「村」とは社会の縮図であり、村と実社会での違いは「自由の種類を選べるかどうか」の違いだけだと考えている。
 これはいずれ詳しく検証するつもりではいる。いつになるかは不明だが。



2002年02月08日(金) 修羅雪姫のサントラ購入

 ようやく今日、「修羅雪姫」のサントラを入手。
 探し回って見つからず、版元を調べたら地元の店でも扱っておらず、最終的に新×堂へ依頼(当初はここでもさっぱり判らなかった仕入先である)。時間がかかったなぁ。
 別に映画を観た訳でもないし、釈由美子のファンでもないのにこれを買ったのは、ひとえに川井憲次がお気に入りだから。

 しかしCD一枚物なのに3500円とは少し高すぎる。初回限定でピクチャー・レーベル仕様、トレカが一枚封入、とか書いてるけど、どうせこんなもん、初回プレスで終わるのが常である。
 しかもトレカは9種類のうちの一枚。まったくどうしろというのだろう。お菓子じゃないんだからさ。
 
 でも版元のアイラ・ヴィスタは、電話した時の対応が良かったのが救いかな。さらに基本的に通販はしていないけど、もしどうしても入手できなければ、その時は個別に対応すると言ってくれたし。
 あの応対を聞く限り、今回の価格はプレス数の問題とタレント事務所へのマージンの問題かもしれない、と勝手にいい方へ解釈してしまった。
 ことほどさように電話の応対とは重要なのである。

 肝心の音楽は、相変わらずの川井節であります。オープニングはかっこいいし、つい映画も観たくなってしまったではないか。このへんじゃやってないんだけど。



2002年02月07日(木) モリミノル漫画全集を購入

 そろそろドリーム・シタアーの新譜を買わなきゃ、と出かけて買ってきたのは「モリミノル漫画全集」。そう、あの小松左京が学生の頃描いていた漫画である。
 存在しか知らなかったが、今回ようやく出版されたので、お布施代わりに購入した。
 なにせ4500円である。理由がなければ躊躇する金額ではある。

 しかしあの時代の特徴なのかも知れないが、初期の手塚治虫と絵柄がそっくりであり、しかもうまい。確かに漫画家になっていたとしても不思議ではない。
 もちろん今の目で見ると時代を感じる作品ではあるが、「大地底海」なんかは非常に面白いと思う。

 とりあえず今回の出版を実現させた松本零士に、感謝〜。


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