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2004年07月31日(土) 扇風機、売り切れっ

 今朝は会社に行くだけで汗をかくほど暑い。朝からとにかく暑いのだ。

 とにかく暑いので、電気製品量販店の扇風機が売り切れたそうだ。確かに量販店に行くと、季節商品という広いコーナーが丸々空いている。まるで商品入れ替え直前のようである。そして再入荷の目処が立っていないらしい。
 でも暑くなったからあわてて扇風機を買うって、泥縄だよなぁ。現実に買えなかった人が多いのだから、そういう人はどうするつもりなのだろう。なくてもかまわないなら、そもそも買いに行かなければいいではないか。私など、暑くなる前に買ってしまうタイプだから、どうも良く理解できん。

 理解できんと言えば、ニュースで『入札金額に「0」4つを入れ忘れ、2530円で落札してしまった北海道帯広市の電気工事会社が「この金額では施工できない」と契約を辞退したため、北海道開発局は30日、「信頼関係を損なう不誠実な行為」としてこの業者を三カ月の指名停止とした。』というのがあった。
 理解できないのは「0」を入れ忘れた方ではない。その価格で受けるバカ役人だ。

 こういう変な価格が出た時、それがミスなのか、あるいはそれでやれる能力があるのかどうかを見極めるのが役所の仕事である。安いだけで受注されると、後でどれだけ手抜きをされるか判らないし、そもそもどんな物にでもある程度の適正価格というものが存在するのだ。そこからは営業努力と戦略の問題で価格をどれだけ下げられるかであって、限界というものがある。それを判断するのが役所のするべき事だろうに。
 一番安いので契約するだけなら、小学生でも充分勤まる。いや、初めからすべて機械に任せてしまえば、人間すら不要だ。結局彼等は、仕事をしていない税金ドロボーである。
 幸いこの業者は辞退したからいいが、もしそれで受けてどうしようもなくなり手抜きをされたら、リカバリーにはとんでない費用がかかるし、それは結果として税金を支払う側に直接跳ね返ってくるのだ。
 どうして誰もそういう役所を責めないのだろう。そもそも「信頼関係を損なう不誠実な行為」だなどと、自分の知能程度を棚に上げてよく言えたものだ。どうにも理解に苦しむ。

 理解に苦しむと言えば、相変わらず車の中に子供を放置してパチンコをやり、殺してしまった親のニュースもやっていた。
 夏に子供を車の中に放っておいたら、死ぬ確率が高い。しかも今回はクーラーすらいれていなかったのだというから、これはもう殺人であると断言してもいい。
 まったくどうしてこう、みんなバカになってしまっているのだろう。常識というものが消え失せてしまっている。

 と、暑さでイライラしている今日この頃であった…。



2004年07月30日(金) 暑くて、脳が味噌汁だ〜

 今年の夏は暑い。なにせ連日30度を超えているのだ。
 去年はもとより、ここ数年涼しい夏を過ごしていたので、こんな暑い夏には耐えられない。そもそも25度を超える日がほとんどなかったくらいだし、急遽長袖のシャツを買ったりしたくらいだ。というか、信じられないかもしれないが、夜は寒かったのである。年寄りなど、時々ストーブを点けていたくらいなのである。
 だが私はそれで過ごしやすかった。やはり夏は涼しい方がいい。暑いのは逃げようがないのだから。

 そんな鬼のように暑い今日は月末なのだが、やはりこの会社は暇人が多いらしい。詳細は省略。

 さて、民主党の岡田代表が訪米スケジュールを終了した。
 結果は、米民主党の大統領候補ケリー上院議員、ライス大統領補佐官ら、希望した要人との会談の多くは実現せず、知名度、注目度の低さを露呈する結果になったそうだが、当然だろう。
 アメリカは現在、大統領選挙まっしぐらなのである。その選挙のためには、北朝鮮にすら構っていられない状態で、そんな中、反米を掲げた日本の民主党など誰が相手にすると思っているのだろう。政治的な時期を考えられないのが、彼等が無能だと言われる所以なのだ。
 こんなだから小泉の北朝鮮に対するゆさぶりは、なおさらうまいと思ってしまう。「私の任期もあと二年なのだからそれ以内になんとかしないと、君たちに後はないのだ」とさりげなく脅しているのである。
 大統領選挙で北朝鮮などに構っていられないアメリカ、核が絡んでいるから勝手に経済的外交的に援助できない韓国と中国…、もはや頼みの綱は日本しかないのは金正日も判っている。それだけに独裁者としてはつらいところなのだろう。
 日本の最大の強みは、別に国交回復する必要性がない事だ。だからこそ、独裁無法国家相手に駆け引きができるのである。

 ちなみにアメリカのケリー候補は祖先がユダヤ系なのだが、アメリカという国はユダヤ系の人が大統領になった事はないそうだ。これは宗教的に判るような気がする。確かアメリカは、基本的にカトリックが強い国だったはずだ(元が同じのユダヤ教は、イエスを救世主とは認めないのである。遠い記憶では確かそのはず…)。
 そしてケリーは金持ちだし、夫人も確かハインズだかの跡取り娘である(彼女はかなりマスコミに評判が悪いらしい)。こういう条件だと、ブッシュを凌ぐ具体的な政策を打ち出さないと、民衆はついてこないのだが、やはり政策的に具体策が見えてこないため、ケリーが勝てる可能性は現在のところ、かなり低いようだ。
 こうしてみると、未だに人種差別がはっきりと残っている国なのだと再認識してしまう。

 余談だが、日本におけるキリスト教信徒数がどれくらいあるのか調べたら、約200万人だそうだ。多いのか少ないのか、どうも良く判らない。そして、各宗教の届け出数によれば、神道は約10,600万人、仏教は約9,600万人なのだという。
 合計すると日本の人口をはるかに超えてしまうが、まあ多神教の国だから…。


2004年07月29日(木) 三社大祭ねぇ…

 青森県の八戸には三社大祭という、ねぶたみたいな祭りがある。要は山車の行進である。歴史は古いらしい。

 実は昨年から、山車にエンジンを積んで自走する事が、警察からの指示で禁止された。これは祭りのためなら何をやってもいいと勘違いしている連中が暴走したからである。例えば祭りが終わって山車を隣の市に貸すのに、山車だけで自走していたのだが、もちろんこうなるとりっぱな犯罪であり、そういうのが横行したために、さすがに警察から待ったがかかったのである。
 確かに坂の多い町であり、小屋から移動するのにどうしても必要な事があるのは理解できるが、基本的に道路交通法違反なのであり、また危険な事この上ないのだ。
 だから公ではなく、こっそりと警察が目をつぶってくれる程度の事だけしていればいいのに、あまりに堂々とやられては、警察にだってメンツがあるだろう。

 だが山車を作っている連中は、それが気に入らないという事で、密かにエンジンを積んでいるのだそうだ。ばれると逮捕されるので、とか言いながら必要だから仕方がないと言い切っている。そしてほとんどすべての山車がそういう状況だというのである。これでは自分で自分の首を絞めているだけなのに。
 現在、子供がどんどん少なくなっていくという事は、当然今後は若者も少なくなるという事なのだ。少しは将来の事を考えたらどうなんだろう。

 まあ青森県の祭は、観光客を相手にするなら「弘前桜祭」「ねぶた」「ねぷた」があれば、充分である。あ、三沢の「航空祭」もあるか。
 あとはどう考えても観光客相手には荷が重かろう。各々の町で行われるのは所詮「町内会」なのであり、すべての面で県外の客相手にできるレベルにはないのだ。単なる自己満足で終わってしまっており、それを「祭」に昇華するだけの精神的かつ物理的な余裕が全然ないのである。

 そもそも三社大祭のメインである山車の行進を、観光客がどうやって見るのだろう。狭い町なので外部の人間が見るための席を設けるスペースがないし、それを設けようという気配すらない。全国から客を呼ぼうと言っているが、私にはこの辺の感覚が理解できないのである。
 そして祭りの期間中は、道路の整理もいいかげんなので、一日中あちこちで渋滞が起こっている。良く今まで死人が出なかったものだ。でもそろそろヤバイんじゃないのかね。


2004年07月28日(水) 中島らも、遠藤周作、楠本憲吉

 日経キャラクターズのVol.3を買う。
 押井監督のインタビュー(本誌+DVD)とプロダクションIGの特集があったからだが、結論から言うと、量的には少なく、かなり不満が残った。まあ元々、本自体の密度が薄いため、今ひとつ魅力に欠けるのは確かなのだ。

 ただ、オマケのDVDには「サンダーバード」や「ヴァン・ヘルシング」の予告編などが入っていて、これはこれで楽しめた。特に「ヴァン・ヘルシング」は、「リーグ・オブ・レジェンド」のような、いい雰囲気を醸し出しているので、ぜひ劇場で見たいものだ。ただし本編と予告が異なるのは、この業界で当たり前なのが不安ではあるが。
 そしてケイト・ベッキンセイルは、怪奇映画で戦う女性を演じるのに、実に向いているのではないだろうか。かっこいいぞ(予告では)。

 押井監督のインタビューは、イノセンスのDVDに収録されているものの一部らしいから、これは発売が楽しみである。特にカンヌにおける賞取りの意義については、これだけ短いコメントでも実に良く判る。ある意味で、「イノセンス」のDVDは本編よりそちらの方が楽しみなくらいだ。
 そしてマイケル・ムーアが、賞を取るためにどれだけ手を尽くしたかが、改めて判るのであった。

 しかしついでに入っていた今時のガキの声優(?)、ありゃなんだ。さすがの私でも聞いてて気持ちが悪くなって、あっさりと飛ばしてしまった。演技でなく、地があれなのだから恐ろしい。
 そういえば、菅野よう子も同じような声としゃべり方をするなぁ…。作る音楽が素晴らしいから許せるが、話す事が仕事の一環である人がああいう甲高い声で稚拙なしゃべリ方をするのは、聞いててちとつらいぞ。
 もしかして、これからこういう人が増えるのか?

 まあそういう事はどうでもいいとして、昨日の「中島らも」の訃報に関しては、あちこちで取り上げられていた。私は訃報を聞いてすぐに「きっと、焼きじゃがみそを食べたから死んだのだ」と思ったのだが、やはり誰もが思う事は同じらしい。
 そんな中、彼は「灘高校三大奇人」の一人であると書いてある所をみつけた。当然、あとの二人は誰だという事になるのだが、これが「遠藤周作」と「楠本憲吉」なのだそうだ。遠藤周作はそこそこ読んでいるが、私は教養がないので楠本憲吉の俳句は全然知らない。ただ、当時「佐藤愛子」を二人で追いかけていたというからには、只者ではないと容易に想像がつく。
 でもこうしてみると、遠藤周作という奇人としての先輩が灘高にいたからこそ、中島らもがあるのかも知れない、と思ってみたりする。

 しかし彼はさまざまに傑作を書いたが、そういう一連の内容とは別にして、「永遠も半ばを過ぎて」は非常にいいタイトルだと思う。セリフとしても一級品だろう。まさに人生を雄弁に物語る一言である。


2004年07月27日(火) 中島らも、死す

 なんと、10/15に「ロマン・ポランスキーの 吸血鬼」が出るという。これもずいぶん待たされたなぁ。初めて観てから30年以上経つ。「ヘルハウス」といい、今年の後半は待望の作品が出てくれて、うれしいぞ。

 そして今回、WOWOWで放映する「ルパン三世」のファースト・シーズンは、リマスター処理を施したそうだ。という事は、近いうちにこれも出るのだろうな。
 アニメーターによるミスでばらつきのあった上着の色を、すべて同じ色に統一したというのは、もしかしたらやりすぎなのかも知れないが、いずれ前のボックスを買い逃しているのだから、ちと欲しいではないか。

 等と浮かれていたら、なんと中島らもが亡くなったそうだ。
 16日に階段から落ちて頭にけがをしたと言われていたが、今回それが原因で亡くなったそうである。多分日本で、麻薬をやっているのに「仕方がないなぁ、こいつは」と言われる唯一の人だったろう。とにかくユニークとは、この人のためにあった言葉かもしれない。
 まだ52なのだが、これでこの人は伝説になるのだろう。

 本当は今日の日記、まるで違う内容を入れるはずだったのだが、中島らもの訃報を聞いたらなんとなく入れる気がなくなってしまった。
 なので、短いがこれで終わりである。


2004年07月26日(月) 結果オーライ

 結局昨夜は、Cドライヴだけ再インストールする。
 相変わらずIEの接続はどうも訳が判らない。なんとなく繋がってしまうのだ。この訳の判らなさには困ってしまう。繋がったから、別にいいけど。
 最近はIEもあまり使わないし、ブラウザ・ソフトも制覇したマイクロ・ソフトは更新を完全に辞めてしまっているし、こうなってくるとこの機械が壊れたら、マックにしてもいいかもしれないと思ってしまうのであった。

 さて、会社の親睦会ではそろそろ忘年会の準備に入る。
 昼休みに打ち合わせをしたのだが、どうもいいネタがない。そしてゲーム関係では、私の望んでいるものと他のメンバーの望んでいるものにずれがあるのが判った。
 私は基本的に、クイズの問題を作るのは苦にならない。ビデオクイズだろうがイントロクイズだろうがただの問題だろうか、ネタはいくらでも探せる。しかしそれが他の人には難しいというか面倒らしい。
 どうしても簡単なゲームにしたがる。まあうちの会社は、それでも結構盛り上がるのだろう。でもやる方としては、それでは面白くないのだがなぁ…。
 だから私は宴会ゲーム関係の本が嫌いだ。あまりにバカバカしいと思ってしまうし、そもそも私がそれをやりたいとは思わないからだ。
 やはりこういう部分で私の望む事が親睦会として合わないというのが判ってしまうと、もう来年以降はやる意味がないのである。
 なんて真剣になるような事でもないのではあるが、とりあえず忘年会なんて、終わってしまえば後はどうでもいいのである。

 さて、子どんぐりの精密検査は「特に問題なし」という事になった。
 ただ、レントゲン写真で調べたところ、心臓の位置が少しずれているのだという。だから一般的な心電図とは反応が合わない部分が出てくるという事らしい。まあ生活に支障が出るようなものではないという事なので、とりあえず放っておいてもいいのだろう。
 今回行った医者は、技術はそれなりにあるという事らしいし、信用するしかないなぁ。


2004年07月25日(日) 「ムーン・ロスト」は久々の傑作かも

 今日は県内ほとんどが35度前後であった。もう人間が住む環境ではない。クーラーが一日中稼動である。

 今日は星野之宣の新作「ムーン・ロスト」を買う。なんと1〜2巻同時発売である。
 読んだ感じでは、往年の星野節が戻ってきたようだ。少なくともブルーワールドなんかかより遥かにいい出来だ。やはり彼のマンガには宇宙空間がよく似合う。
 まあある程度のご都合主義はいつもの事だが、今回はフロスト博士というなかなか魅力的なキャラがいるので楽しめるし、なによりハードSFっぽい話なのがいい。なにせ冒頭で、月がなくなってしまうのだ。それで大災害が起こるから、代わりの月をもってくればいい、という話なのである。ここまで大風呂敷を広げると、ある程度の粗探しより、いかに風呂敷をたたむかの方が重要で、それは意外ほどきれいにたたんでしまった。

 今回は新しい宇宙物理理論を利用するため、学者に協力を求めている。膜宇宙論など、はっきり言ってピンとこないが、確かにこうなると、一般読者は理論の進歩についていけないから、概要を理解しておくだけでも大変である。

 ただ、今回の話は、政治的部分は明らかにイラク戦争をベースにしてあり、あまりに「アメリカ悪い人、フランス良い人」が露骨なのはちょっと惜しまれる。本当にこの手のを訴えたいのなら、あまりストレートにしない方が効果的なのだが。そういう意味ではゲッターロボ・アークでの展開は、なかなかうまい。これは各々の立場をいやが上でも考えさせられる展開なのだから。

 いずれにせよ、今回の作品で星野之宣は往年のカンを取り戻したのではないだろうか。次回作が期待される。

 それからLDでタルコフスキーの「サクリファイス」を久々に観る。
 この作品は彼の遺作なのだが、やはりガンと戦いつつ撮影していたので体力的にも限界がきていたのか、かなり判りやすい作品である(もちろん、タルコフスキー作品としては、であるが)。
 それでもあれだけの長回しをするのは、ちょっと凄い。現場は大変な苦労をしたのではないだろうか。もちろん監督自身もである。特にラストの火災シーンは凄い。何度観ても、NGになったらどうするんだと心配してしまう程だ。

 それはともかく、この映画は、宗教的映画とも取れるし、狂気の人間の映画とも取れる。
 一般に、狂った人間は己が独自の論理では筋が通っていると言われるが、「サクリファイス」はまさにそれである。周囲から狂ったように見えても、実に深い意味があると判るのである。そういう意味でも素晴らしい映画だと言える。価値観の相対化とは、こういう事なのだ。

 そして今までの押井監督の作品を思い出しながら観ると、彼がどれだけタルコフスキーから影響を受けているのか、実に良く判る。あまりにストレートだと言ってもいい。日本でここまでタルコフスキーを意識させる娯楽作品を撮れる人は、他にはいないのではないだろうか。

 しかしこうしてみると「惑星ソラリス」というのは、実は意外と判りやすい作品だったのかもしれない。かなりストレートな作品だからだ。

 さて、またまたPCのトラブルだ。
 メデイアプレイヤーの9をインストールしたら、どうもBIOSが書き換わったのか、本体の電源が切れなくなった。ウインドウズのトラブルシュートを見ても、VAIOは標準と違うのか、必要な画面が「ない」。結局色々やってもだめで、再インストールという羽目になってしまった。
 しかし機械が古いからサポートしていないというのはどうかと思う。もうマニュアルと設定方法が違っているのである。なんだかなぁ。


2004年07月24日(土) 訃報もいっぱい

 今日も朝から暑い。
 朝、子どんぐりを病院へ。何の事はない、4月に行った集団検診の結果で再検査というのがあったからだ。結果が出るのは来週になるから、また行かなければならない。
 集団検診なんて、ちょっとした事でも万が一があってはいけないとばかり、再検査させる訳だが、そうやって医者が儲けていくのである。それに集団検診だと、重大な病気が見落とされる事もあるから、結局あまり役にはたたないのだが…。

 昨日のニュースで、ジェリー・ゴールドスミスが亡くなったのを知った。ガンで長期の療養をしていたとは意外だったが、いずれ映画におけるひとつの時代を築いた偉大な作曲家の一人であろう。
 もちろん、これまた先日亡くなって大騒ぎになっていたクラシックの巨匠、カルロス・クライバーとは比べるべくもないのだろうが、やはり映画音楽という一般大衆向けの文化に多大な貢献をしたのは事実なのだ。
 亡くなったと言えば、昭和ガメラで有名な湯浅憲明監督も、先月亡くなっていたそうだ。これは公表されていなかったので、かなりの人が驚いたらしい。
 いずれ、これで昭和ガメラの評価が上がるのかもしれない。

 もっとも私は昔から、ガメラもゴジラも、映画としてはあまり評価はしていない。
 実は「東宝特撮映画」のファンなのである。これは小学生の時からそうだったので、仕方がない。あの頃から、映画として面白いか、あるいは非常にユニークな物が登場するか、というあたりが評価の分かれ目だった。
 だからゴジラは「1作目」と「VSビオランテ」、昭和ガメラは「対バルゴン」のみが映画として評価できる作品だと思っている。怪獣としてはギャオスも好きだが…。そういうひねくれた子供だったので、好きなのは「海底軍艦」や「妖星ゴラス」「フランケンシュタイン対バラゴン」「サンダ対ガイラ」などの作品であり、また映画はどうしようもないが、黒鮫号やムーンライトSY-3というメカも好きだった。

 結局、ころころ性格付けが変わるゴジラや、あまりに幼児向けすぎるガメラというキャラクターはそれほど好きになれなかった。重ねて言うが、小学生の頃からそうだったのである。別に今の目で見てどうこう言う気はないし、そんなのは意味がない。
 もちろん平成ガメラは大人の目(ただし、今でも子供の心を捨てきれていない大人の目)で見るべき映画であるから、1作目と2作目は高く評価するし、非常に好きだ。ただ3作目が失敗作だったのが痛い(というか、スタッフの意見がまとまらずに崩壊したのである)。

 という訳で、実は湯浅監督をあまり評価していないのである。まあ職人だったのは認めるが、職人なら職人なりにもっと切り口があっただろう、と思ってしまうのである。


2004年07月23日(金) いろんな裏事情?

 今日は県内全域でほぼ30度である。あづい〜。早く秋になって欲しいものだ。
 基本的に夏は嫌いなので、春秋秋冬という季節だとうれしいといつも思ってしまう。冬が寒い分にはなんとか耐えられるが、一番困るのは道路がすべるという事だろうか。一冬溶ける事がないからねぇ。

 さて、巷ではジェンキンス氏がどうなるのか、色々と話題になっている。
 でも方向としては『軍事法廷への起訴はするものの、写真に写っていた他のアメリカ人の情報と引き換えに司法取引をし、「不名誉除隊」の扱いで不起訴、日本政府は無期限滞在を認める』というあらすじを狙っているらしい。
 まあ今回はアメリカ軍のメンツもある事だし、シナリオ通りに事が運べば万々歳だろう。
 北朝鮮にしたところで、厄介なお荷物を放り出したのだから、帰ってきて欲しくはないのである。それで赤軍メンバーも帰国させる事にしたのだ。この手の問題はさっさと解決しないと、あてにしている日本からの数十億ドルといわれる経済援助が受けられないのである。
 だから、拉致被害者の再調査があまり進展しないのも、多分嘘ではない。北朝鮮の政治状態をみれば、拉致被害者の資料がそうそう残っていると考える方がどうかしている。おそらくほとんどの資料は、良くて改竄、悪ければ廃棄であろう。いくら金正日が調査を指示しても、正確な資料がなければ、どうしようもない。
 元々がそういう国だったのだから。

 そして平和な日本では、年金問題で色々な情報が社会保険庁からタダ漏れ状態になっており、これについては関係者もかなり呆れている状態だ。多分マスコミへの情報もそこから出ているのだろうし、それには何がしかの金も動いていると見ていいだろう。
 社会保険庁というのは厚生労働省の外局なのだが、いろいろなニュースを見ていると、仕事をきちんとしていないという点では、公務員の中でもトップクラスらしい(確かに知り合いとかを見ていると心当たりが…)。

 そしてふと思ったのだが、会社の総務への電話番号で次々とセールスの電話がかかってきたのは、社会保険事務所から情報が売られているのではないのだろうか。会社からあの電話番号で出る情報のうち、一番情報管理がいいかげんだと思われるのが、社会保険事務所だからだ。
 あんなに大量のセールスの電話が一時期にかかってくるなんて、常識では考えられない。しかも私が絶対に使わない番号なのだ。あの番号は役所関係への提出書類しかありえないのだが、その中でも情報管理が一番ずさんだと言われているのが、社会保険庁なのである。
 これはほぼ間違いないと思う。あの某女優の年金未払い問題に端を発した事件では、情報管理がずさんでなれければ、あれほど簡単に、しかも次々と年金の支払い状況が公表されるはずがないではないか。元々そういうところなのだ。
 だから今回、初の民間から起用された長官も、組織ぐるみの腐敗をなんとかできるかというと、難しいのではないだろうか。全体が腐っている場合、いくら少数の人間ががんばっても排斥されるのがオチである。

 結局、現在の年金問題がここまでこじれている原因の一つは、管轄している社会保険庁がまともに仕事をしていなかった事にもある。そしてそれが非常に大きな要因なのである。
 こういうのを税金ドロボーと言わないか?


2004年07月22日(木) ヤマト復活〜?

 今日は多分26度は超えていたのだろう。暑いには暑かったが、風が意外と冷たく、昼あたりまでは意外と過ごしやすかった。

 さて、なんでも「宇宙戦艦ヤマト」が劇場版として復活するという。
 てっきり松本零士版かと思っていたら、これがなんと西崎義展版で、しかも原作者という肩書きだ。じゃあプロデューサーは誰かと思えば、仙頭武則氏なのである。彼はWOWOWをその設立当初から映画チャンネルに仕立て上げた張本人で、かなりのやり手なのだ。あの「女優霊」や「宇宙貨物船レムナント6」等を生み出したJ-MOVIE-WARSを手がけた事でも有名だ(ちなみに、テレビの「私立探偵 濱マイク」のプロデューサーもやっていたのは、最近知った)。
 私としては、これはかなり意外なコンビに映ってしまうのだが、やはり最終的には喧嘩別れする可能性が…。

 そしてそのストーリーのアウトラインも発表された。
 これが「時代設定が前作から約20年たった西暦2222年。宇宙を移動するブラックホールが半年後には地球をのみ込むことが分かり、全人類が2万7000光年離れた星に移住することを決定。移民船団がその星に向かう途中、一帯の惑星を植民地支配する大国の軍隊から攻撃を受け、ヤマトが反撃をする」というもので、かなりトホホだなぁ…。

 ブラックホールの接近を半年前に察知というのも間抜けな話だが、それならそれでいっその事、波動エンジンを大量に南極に作り、地球を移動させた方が早くないか、なんて言いたくもなってしまう。もちろんそこには巨大化したトドが出てくるのである。
 なんて冗談を言いたくなるほどトホホなのだが、今時こんなのを大マジメで作ろうとする奴もアホウだが、そんなのに金を出す奴もいい加減アホウとしか言いようがない。
 ここ30年でアニメーションを見る目も大幅に変わってきたのである。半端な企画では儲けられないと思うぞ、西崎君。しかも制作費25億って…。

 しかし各メディアのニュースでは「アニメの名作、20年ぶり復活」という記述が多かったが、名作というなら30年ぶりだろう。最初の劇場版以降は、名作でもなんでもない。西崎の妄想の塊でしかないのだから。
 1作目は、今の目からするとかなり見劣りするが、色々な意味でエポック・メイキングな作品だったのは間違いないし、当時の技術としては、やれるところまでスタッフもがんばっていたのだ。だからこそ後世に残る作品となりえたのである。

 結局その後も金儲けに走るから、駄作を生み出してしまったのである。この辺の裏事情はリアルタイムで見聞きしていたから、とても良く判っている。
 ヤマトで大儲けしたから、西崎君の人生はおかしくなったのだろうなぁ…。


2004年07月21日(水) タチコマな日々

 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のDVD完結とともに出た「FAN DISC:INTERVAL」というDVDがある。
 これは「タチコマな日々」の新作が3本入っているというのがウリ(というか、それだけかも知れない)なのだが、なにせ初回限定版である。ネット上ではなかなか見つからず、あっても定価以上だった。
 だが、やはり足で探してみるもので、ここしばらくあちこち探し回っていたら、意外と近場で見つけてしまった。イナカでは、入荷しさえすれば限定版は売れ残る物も多いのだ。

 だがこのタチコマ(なぜか原作でのフチコマという名称ではない)というキャラ、当初は非常に違和感があった。ギャグ・メーカーなのは判るがあまりに浮いている、と感じたのである。しかし回を重ねるうちに、思考機械としてのキャラクターが面白くなってきた。
 作中でも後半は、どうも自我が芽生えてきそうだという危惧を少佐が持ち、結局彼らのほとんどは研究室送りとなる。つまり実験、解体である。自我があっては仕事に使えないという理由からだ(自我を持ったがために逃げまくる誘導ミサイル、なんて考えたら使えないのは判ろう)。
 しかし最後にバトーの危機に駆けつけたAI戦隊タチコマンダー…、ではなく3機のタチコマの活躍は、まさに涙を誘うのである。まあ演出から言えば「アルマゲドン」のような泣きの演出なのだが、アルマゲドンの100億倍は素晴らしい。
 特に、解体された仲間に対して「そうか、良かったなぁ。ついに死を体験できたんだね」というあたりからの展開は、本当に知能を獲得したのではないかという感じである。泣けるぞ〜。

 という本編の話とは別に、毎回話の後に30秒ほどの「タチコマな日々」という作品が入っており、これがその時の話に絡んだギャグをやるだけなのだが、とても楽しい。どちらかといえばSFが判っている人向けに暴走している感じがする。
 そもそも21世紀になってから「ジェイムズン教授」という名を見るとは、思ってもいなかった。確かに擬体という概念が一般化した世界なら、ああいうのもありなんだなぁ、と感心したりする。

 そしてこれだけをまとめても面白いかもしれないが、DVDではそういうものを個人で作って遊ぶ事すら出来ない(やはりLD当時のパイオニアは素晴らしかったなぁ)。少し残念也。

 結局何言いたいかというと、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は傑作だが、タチコマというキャラもかなり面白く、「タチコマな日々」はもしかしたら暴走しているという意味での傑作かも知れないのである。
 こうなるとタチコマのフィギュアが欲しいなぁ…。


2004年07月20日(火) ADSL接続

 今日はADSL回線へ切り替える日である。
 私はちと休めないので、どんぐり2号に任せるしかないのであったが、帰宅するとなんとか無事に接続は終了していたので一安心である。

 使ってみると、確かに以前に比べて速い。特に写真が多いサイトを表示すると非常に差があると感じる。しかしなんというか、想像以上に速い訳ではなく、音楽など、やはり10分単位でかかってしまう。あとはパソ本体の性能もあるのだろうが、いずれこんなものなのだろう。
 ちなみにルーターの説明書には、「電話の着信があると接続が切れる事がある」と書いてあった。これは色々なダウンロードは深夜にやれという意味なんだろうな、やはり。

 さて…。
 ようやく「キラー・コンドーム」を見た訳である。
 しかしこれは評価が難しい。多分見た後で「なんだこりゃ、バカバカしいなぁ」という台詞が出るだろう。
 この場合、「単にくだらない」という嘲りの意味と、「バカバカしくて面白いなぁ」という半分賞賛が混ざった意味の二通りがあるが、多分この映画に関しては前者が圧倒的に多いと思われる。
 例えば「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」なんかは、明らかにB級映画のいかがわしさと面白さを持っているので、映画としてはカスなのだろうが、細部で楽しめる映画なのである。したがって、友人たちと見た後で散々ネタにできるという訳だ。
 だが「キラー・コンドーム」は、実はきわめてまともな「ゲイ映画」なのであった。映画の演出としてはモノローグが入ったりして良くないし、ギーガーがアドバイスしたクリーチャーが出てくるスプラッター映画と解釈されるかも知れないが、とにかくストレートにゲイを差別するなというメッセージが込められた映画なのである。好き嫌いはともかく、それは見ていてとても良く判る。

 言いたい事は充分判るが、問題なのはゲイのシーンは見ていて気持ちが悪いのである。これはどうしようもない。メッセージを頭で理解するのと、生理的嫌悪感とは別物なのだから。例えば「ロッキー・ホラー・ショー」なんかは、あそこまで茶化してもらえれば普通の人でも楽しく見られるが、「キラー・コンドーム」ではあまりにストレートなシーンが多すぎるのである。
 映画として実は非常に真面目に作られているのだが、スプラッター以上に、ゲイという一般人には嫌われる傾向のあるテーマでは、キネ旬やスターログなんかのベスト10には入る事がないだろうし、そのあまりにストレートなテーマゆえ、映画秘宝もあまり熱心には押さないだろうと思われる。

 少なくともゲイというものに対して生理的嫌悪感がない人には、この映画は意外と良く出来た作品として勧められる。そのくらい真面目に作られているのだ。
 だが、そうでない人には、あまり勧められない。純粋なスプラッターとしては迫力もない事だし、あまり真面目にテーマを語られてしまっては、映画として問題があるのだ。
 最後のオバサンの迫力が凄いので、とりあえず怪作という事で…。

 しかしニューヨークが舞台なのに、どうしてみんなドイツ語なんだろう。

 という訳で、口直しに「ゼイリブ」を見たのだが、これが口直しにならなかった。
 1988年の作品なのだが、これが「要塞警察」の頃の作品だというなら判るし、少なくとも「ニューヨーク1997」や「遊星からの物体X」以前の作品だと言うならまだ判る。
 なぜならこれは、明らかに1970年代のスタイルの映画なのだ。撮影方法が、ではなくその思想が、である。製作年を知っているからこそ、どうにも違和感がある映画だった。


2004年07月19日(月) 蒸し暑い一日

 今日の最高気温は25度位のはずなのに、なんだか妙に暑い。夕方のニュースによると、結局30度まで上がったらしい。そりゃ暑い。

 そんな中、子どんぐりと約束していたミニコンポを買いに出る。
 なにせイナカなので、たいした種類もないのだが、アイワのミニコンポで通常32,000円位なのが22,000円前後であった。これはやはりニューモデル発売のための在庫一掃なのだろうか。そうでなければいきなり10,000円も下がる訳がない。
 それでも元々30,000円程度の物を考えていたので、これで充分なのである。アイワ製だから3年位は大丈夫だろう。しかしこんなのでもCDとMDとカセットが使えるのだから、たいした物である。
 まあCDをかけた感じでは、価格を考えればこんなものだろうという程度の音だが、それでもヘタに低音を強調したりしていないので、素直に聞ける。私が一番嫌いなのは、重低音だけを必要以上に強調するタイプなのだ。あれはバランスが崩れるから、聞いていて不快になる。
 だから多少迫力不足でも、素直な再生音を出す機械が好きなのである。

 ところで、「むこうぶち」という麻雀マンガがある。
 私は麻雀をやらないので、基本的に麻雀マンガは読まないのだが、これは作者があの「天獅子悦也」氏なので、立ち読みできる書店で読んでいる(めったにないが…)。
 私は彼の「川俣先生教育日誌」が大好きなのだが(まさに川俣先生とはロックそのものであり、私はこれをロックマンガと位置付けている。多分誰も同意しないとは思うが)、どうもあれ以後ゲーム関係のマンガばかり書いており、そのうち麻雀マンガときたので、本当は困ってしまったのである。
 だが読んでみると、これがなかなか面白い。最初は「麻雀版ブラックジャック」か? と思ったのだが、これが全然違う。もちろん麻雀の部分は良く判らないのだが、まさに「麻雀版黒いセールスマン」といえる内容なのだ。
 被害者は完膚なきまでに叩きのめされ、首をくくる者も一人ではない。まさに主人公の「傀」は「喪黒福蔵」そのものである。賭け事を舐めた人間に救いが全くないのである。もちろん、彼との対戦によってより重要な事に気づく人情話もあるにはあるが、それはごく少数だ。
 そしてこれだけ悲惨な結末が待っている話がほとんどなのだが、狂言回しの人間などを配置する事により、作品として楽しめるような構成になっている。

 ただ、原作者が死去した事もあり、そろそろ終わるのではないかと言われている。まあここまで続くと、パターンもいい加減に水戸黄門化してしまうから、潮時なのかもしれないが、やはり彼の仕事がこれからどうなるのかという心配もある。
 できれば「川俣先生教育日誌」のような、ロック魂あふれる作品を再び書いてもらいたいのだが、そんなのを載せる掲載誌は、もう存在しないのだろうなぁ…。


2004年07月18日(日) 今日は30度

 郊外のショッピングセンターに行き、本屋やタワーレコードを覗くが、探しているものは全然ない。
 そもそもタワーレコードも、出展当時の品数から大幅に減っている。以前はある程度マイナーな物もそこそこ置いてあったのだが、最近は売れそうな物、あるいはそのアーティストの代表作しか置かない傾向にあるようだ。代表作なんてある程度の物は持っているのだし、頼めばすぐに入荷するのだから、もう少し考えて在庫して欲しいのだが。
 マイク・オールドフィールドの作品も「チューブラーベルス」と「チューブラーベルス2003」しか置いてない(DVDオーディオの「チューブラーベルス」は、どうしたんだ?)。なんだか寂しい状態である。

 そして「新・土曜ワイド殺人事件」を探して彷徨い、ようやくゲット。なんだか時間がかかったなぁ。そして未だに「地球防衛家のヒトビト」はみつからないのであった。まあイナカはこんなものだろう。
 この時レジで会計していたら、そばのワゴンに980円均一のDVDを置いてあるのに気づき、なにげなく覗くと、「キラー・コンドーム」があるではないか。数年前に発売された時にどうしようか悩んだ作品である。まあ980円という事で、とりあえず買ってしまった。
 これは別に映画自体に興味があったわけではなく、クリーチャー・デザインが、なんとH.R.ギーガーなのである。当時はどの雑誌を見てもデザインが載っていなくて、とても気になっていたのだ。
 まあ、元々映画としては期待していないし、実際ネット上の感想でも、「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」ほどには「はじけていない」という見方が多いので、実際たいした映画ではないのだろうが、ギーガーと聞くと脊髄反射してしまうのだから、仕方がないのである。
 でも、少しは仕事を選んだ方が良くはないか?

 ネットのニュースを見ていたら、四谷シモン氏の人形館が、よりによって香川県坂出市にできるという(坂出市って、場所が判らん…)。彼の出身地なのだろうか。いずれ行ける可能性はほとんどゼロである。
 これは鎌田醤油という会社が、敷地内にある古い洋館を約3000万円かけてリニューアルしたそうで、要はパトロン的な存在という事になるのだろう。開館日は火木土の午前10時から午後4時までで、入館料は500円という扱いも、趣味でやっているのだと思えば仕方がない。
 しかし「合計16体の作品を階段の踊り場上部や押し入れ、トイレなどに展示」とあるが、トイレは止めた方がよくないか? 怖いと思うのだが。

 同じくネットのニュースで、ロシアで「初の国産超大作」である「ナチノイ・ダゾール」が大ヒットしているという。
 どんな映画かと思えば、「世界の善と悪の力の均衡を保つ事を使命とする超能力者の集団ナチノイ・ダゾールが、現代のモスクワを舞台に活躍する」のだそうだ。まあありがちな作品ではありそうだが、ひとつ気になるのは「善と悪の力の均衡を保つ事を使命とする」という点だ。
 つまり悪が強くなれば善を助けるのは当然として、善が強くなりすぎたら悪を助けるという事なのだろうか。それだったら面白そうであるが、実際はどういう話なのか、ちょっと興味はある。
 やはり今のハリウッドは、構図が単純でつまらない。意外な犯人とか言っても、それは敵味方の構成要員が異なるだけであり、構図の問題とは無関係なのだ。

 主人公などの存在意義が関わる部分で、その構図が逆転するような映画って、もう作られる事はないのかもしれない。


2004年07月17日(土) ジェット・モグラは凄すぎる

 す、凄い。凄すぎる!
 何がって、一昨日買った「1/144スケール・R/Cジェット・モグラ」だ。まさにテレビのあのシーンが、ワンカットで再現できるのである。しかもこのスケールで、である。

 まずモグラ本体と車体部分を、各々移動司令コンソールの形をした充電器にセットして2分待つ(フル・チャージで4分稼動する)。充電が完了すると赤いライトが消えるので、はずして専用台の上に置く。
 ここからラジコン操作である。

  ジェットモグラ前進(普通に前後左右へ操作できる)。
     ↓
  穴の手前でストップ(地面にストッパーがある)。
     ↓
  リフト・アップ。
     ↓
  モグラ本体がドリルを回転させながら分離し、地中へ進む。
     ↓
  完全に潜ったら、停止させる。
     ↓
  ドリルを逆転させながら地上へ後退。
     ↓
  そのままリフトへ戻っていく。
     ↓
  完全に戻ったら、リフト・ダウン。
     ↓
  後退して穴から離れる。
     ↓
  信地旋回して帰還。
 

 信じられないかもしれないが、これがスイッチ操作だけで、本当に出来るのである。これははっきり言ってとんでもないギミックだ。特にリフトから離れるところと、リフトへ戻って再セットされるところは、もう感動モノだ。素晴らしいの一言に尽きる。

 もちろん色々な制約があって、いくつか不満点はある。
 まず前進スピードだが、ちょっと早すぎる。これは多分1/144というサイズの問題から減速用のギアを組み込むスペースが限られたからだろうから、仕方がない。
 またキャタピラは左右別々に動かせるのだが、超信地旋回をこのスピードで行うと、キャタピラが簡単に外れてしまうし、重心が高いため不安定である。
 あとは走行用スイッチが押しにくいのが、いかにも中国製という感じである。当初は前進しようとして後退してしまい、台から何度も落としたが、なかなか丈夫で壊れなかった。
 リフトへ戻ってくるのも、若干のがたつきがあるので外れる事もあるが、とにかくワン・アクションで戻ってしまうのだから、素晴らしい設計である。

 結局、スイッチ操作がもう少しやりやすければ、この価格では文句がないといえるだろう。
 定価は6,300円だが、トイ×らスではもっと安い。私など3,999円で買ったが、もう一台欲しいくらいだ。

 ちなみにタカラのホームページでは、開発者のインタビューが読めるので楽しい。噂ではミクロマン・シリーズでもサンダーバード・メカの展開を考えているとか。
 私としては、1/144というスケールにこだわらず、もっと大きな完璧版を10,000円くらいで出して欲しいと切に願う。


2004年07月16日(金) 宴会終了

 今日は会社の宴会である。色々とトラブルは続くが、まあなんとか片付いた。
 イントロ当てクイズは、意外と正解者がいたのには驚いた。というかこれは正解者が少ないだろうというのは、少ないながらも正解者がちゃんといたのである。この辺は目論見どおりである。
 しかし予想はしていたが、「天下御免」の正解者はゼロである。NHKの水曜20時というプライム・タイムなのに、やはり再放送が出来なかったという事情は大きいのかもしれない。
 あとは「スパイ大作戦」を、「何たらかんたら恋の大作戦」とか書いて、これは正解だと抗議したチームがあったが、当然不正解である。「スパイ大作戦」はあくまで「スパイ大作戦」のためのテーマであり、それを何のひねりもなくそのまま番組のテーマとして使用するスタッフというものを、私は思いっきり軽蔑するので、当然そんな番組は、作品として認めないのである。
 でも酔っ払った連中には、そんなのが判るはずもない。ま、いいけど。
 最後の「8時だヨ!全員集合」だけは、一字一句間違わずに書く事と注意したら、1チームだけ正解があった。これもほぼ目論見どおりであった。
 唯一全く計算違いだったのは、「明るい農村」の正解者がゼロだった点だろう。これはこれで意外だった。
 それでも今回の正解率は、あまり大きく予想から外れなかったとみていいだろう。
 とにかく疲れた。

 さて、参議院選挙の結果から、マスコミは民主の躍進と騒いでいる。なんだかなぁ…。
 選挙前から民主党は、年金問題を白紙撤回と騒いでいたが、ではその後どうする気なんだろう。結局旧社会党のように、反対のための反対をしているだけではないのだろうか。
 具体案など出せる能力もないし、またあっさりまとまるほど簡単な問題ではないので、結局民主党だって誰も具体的な代案を出して責任をとろうとしていない。もう現状では年金など破綻させないためには徹底して規模を縮小するしかないところまできているのに、民主党は随分とのんびり構えている。

 こうしてみると、あれほど優秀な小泉が、どうして自民党なんだろうと思う。もちろん自民党でなければああいう人材は出てこなかったのは判るが、しかしなぁ。
 小泉政権は非常に評価するが、自民党は旧態依然の年寄りが多すぎるから、やはり好きにはなれない。そういう地元への利益誘導型政治をしているようでは、国自体が破綻するのに、もう自分の頭では解決できない状態なのである。
 余りにも平和が長すぎて、新しい事を考える能力がなくなってしまっているのだ。

 ま、結局我々の年代が、浮かれた日本の過去のツケを代わりに支払っているのだから、もっと胸を張って生きてもいいと思う。年寄りに何だかんだ言われる筋合いはないのである。


2004年07月15日(木) ジェット・モグラ購入

 アテネ・オリンピックの影響でギリシアがブームだと言う。
 それなら昨年限定で出た、ヴァンゲリスなんかのCDをまた出してくれないだろうか。気がついたら市場から消えていた…、というよりここらでは探したけれど全然見かけなかったのである。アフロディテス・チャイルドの「666」も、そろそろCDでも欲しいところだし。
 でも「666」は買ってもあと何回聴くかなぁ。多分数回のもんだろう。こういうときレンタルにあると助かるのだが、こういうマイナーな物はイナカのレンタルには絶対に置いていないのである。

 結局、昨夜の「トリビアの泉」は21:50からであった。困ったもんだよ。
 そういう訳で子どんぐりのためにビデオ録画をして、私は一部分だけを見たのだが、「1997年にワープは不可能という論文が発表され、それが宇宙部物理学の学会で認められた」という内容のネタをやっていた。これはワープを実行するには全宇宙の10倍ものエネルギーが必要だから、現実には不可能である、という意味である。
 しかしそんなのは以前から判っていたではないか。ホワイトホールという概念が発表された時、当然ワープ航法を考えついた人もいて、大雑把なエネルギーの試算をしたのである。その時も、空間を歪めるのに必要なエネルギーは、全宇宙のエネルギーでも全然足りないという結論だった。

 つまり当時から、「ワープ航法は理論上は可能だが、現実問題として不可能」という事は判っていたのだが、SFはそれでいいのである。理論的に可能なら、擬似科学という事で導入して構わない。なにせワープはあくまで、遠距離へ光速以上のスピードでいかなければ話が進まない時のための、いわば小道具でしかないのだから、現実に不可能かどうかは関係ないのである。
 そういう意味で、あの扱い方は良くないよなぁ。

 今朝の新聞に入ってきたトイ×らスの広告に、1/144スケールのR/Cジェット・モグラ発売とあった。しかも店内にあるクーポンがあれば、さらに500円引きなのだそうだ。
 ちなみにこれは、以前から出ているただのラジコン・モデルではなく、専用台を使用すれば、穴の手前でリフトアップし、モグラ部分が分離、穴の中に入っていくと言う、とんでもないオモチャである。しかもラジコンでちゃんと走るのである。
 という事で、夜になって買いに行った。バカだねぇ。
 帰宅して中を確認すると、1/144という統一スケールにする都合なのだろう、かなりアクロバティックな仕上がりになっている。なにせ本体と車体部分を別々に充電して動かすのであるが、それも一度に出来るように、実にうまく工夫してある。でもこれでは手先が不器用な人には難しいし、字も小さいから、年寄りには辛いと思う。
 そしてとどめに、アルカリ単4を6本使用…、しまったぁ、さすがにこれは在庫がないぞ。
 という訳で、試運転は明日以降である。残念也。

 そして明日は会社の宴会なので、多分明後日の試運転となるだろう。


2004年07月14日(水) 水野晴郎シネマ館は意外といい

 今日も過ごしやすい。夕方など寒いくらいだ。でも明日は暑いらしい。なんと最高気温が24度の予想だ。

 会社では明後日の宴会準備で、女性陣二人がテキパキと仕事をこなしている。こんなに楽に進むのは初めてで、非常に助かっている。自分の仕事でもこういう部下がいれば、もっと確実に早くすすむのにと思ってみたりする。
 だが宴会の進行に関して、分単位で時間の心配をしている。これは過去に苦労した事があるためらしい。気持ちは判るが、ここは大雑把に行きたいと私は思っている。所詮会社の宴会なのだ。
 むしろ酔っ払い相手なのだから、臨機応変に動かなければいけないのである。

 子どんぐりは「トリビアの泉」を楽しみにしているのだが、今日は日本×キューバの野球が終わり次第というスケジュールである。しかも試合終了まで放送するのだそうだ。これではビデオのセットも出来ない。最悪である。
 こういう日はレギュラー番組を中止にするべきだろう。別に見たくもない野球なのに、何時始まるか判らないからテレビは点けてチェックしなければならないので、時間も電気も無駄である。何故フジがこういう事をしなければならないのだろう。不思議だ。
 ま、結局は多数決の支配する経済原理である。

 それはともかくとして、昨夜は「水野晴郎シネマ館」の「古城の亡霊」を見た訳である。
 まず驚いたのは、作品の最初と最後に水野氏本人の解説が入っていたのである。つまり水曜ロードショーのノリなのだ。こうなると、できれば予告が欲しかったところだ。
 だがさすがに画質は悪い。これは元がマスターフィルムではないのだと思う。すこし暗いシーンではかなり潰れてしまっている。また音も数箇所切れている部分があるが、これはフィルムの傷だろう。結局、この値段ではこんなものだろうと言う画質と音質である。
 それでもやはり時代を考えると、なかなか面白い映画だ。ある程度納得できる内容だと、意外と画質は気にならなくなるものだが、これはそういう作品だった。

 内容はいかにも怪奇映画だが、途中で「もしかしたら推理物?」と一瞬思わせ、でも結局は怪奇映画であるという、ある意味では教科書的な展開である。そして撮影に全然金がかかっていないのは明らかだが、それでも画面から目を離せないのである。流石はロジャー・コーマン作品である。
 そしてジャック・ニコルソンが若い若い。まともな役だし、あれでは「誰これ?」の世界だ。

 ここからネタバレを含むが、このような古い映画でネタバレもないもんだとは思う。

 ラストで主人公がヒロインを助けてキスするのだが、そこでいきなり飛び跳ねて口を拭く。どうしたのかと思うと女性の顔が溶け始めているのだ。
 これはなかなかいい。単に顔が溶けるだけなら色々な映画でやっていてるし、有名どころではインディ・ジョーンズの一作目である「失われた聖櫃」でも表現されている。
 しかし、身体が溶けていく不気味さを強調するためにキスをさせるというのは、実に凝った演出ではないか。じわじわと気色悪さが襲ってくる。こういう怪奇映画はリアルを追求していけば、結局は本物と同じになるだけで意味がない。ちょっとした演出ひとつで不気味さを強調するのが、正しい怪奇映画であり、これはいい見本であろう。
 金をかけずとも、ここまで不気味な感じになるのである。まあ今の映画だけを見ている若い世代には退屈かも知れないが。

 個人的に、じわじわと来る不気味な映画としては「たたり」がトップだと思うが、「古城の亡霊」は構成や演出が似ていると思う。これをもっと丁寧に作りこめば「たたり」のような雰囲気の作品になるような気がする。
 結局、315円でDVDソフトが所持できると考えれば、お買い得だと言えるだろう。


2004年07月13日(火) 無駄な仕事ばかり

 いよいよ今週末の宴会のために会社では準備が忙しい。そもそも人が減ったので予想外に忙しいのである。もう来年は無理だ。
 それにそいくらがんばっても、自分のために何か収穫があるかというと何もないので、結構あほらしくなる事は事実だ。自分では何もやらないくせに文句だけは言うのが多いからなぁ。

 さて、地元で潰れかけたホテル(もともとは自治体が始めたやつだ)を再建するために、うちの会社も出資しているのだが、手続きが全然進まない。もう半年も経つので電話したら、そういう事務系の専門家が全く存在しない会社なのが判った。流石は自治体が始めた会社だ。多分出資した誰もが事務という事を考えてもいないのだろう。
 手続きの話をしたら、逆に「どうすればいいですか」と聞かれる始末である。私もそういう会社を散々相手にしてきたから適当に教えたが、やはりイナカの自治体及びそこと仲のいい会社というのはダメだ。話にならん。
 こうしてみると、どうしてあれだけの赤字になったのかが、実に良く判る。営業や現場がアホなだけではなかったという事だ。管理者がいないのだから。
 なんだか某青森県の住宅公庫を思い出すが、あれも当然の帰結だったのだと良く判る。やはり自分の金ではないと思っているのだろうから、どんぶり勘定どころの騒ぎではなく、金に関しては全然管理されていないのだろう。いくらでも横領ができる体質は、すぐには変わらないと言う訳だ。
 そんなのばかり相手にしている仕事というのも、実に空しい。本当に意味がないなぁ。

 と、ブツブツ言いながら帰宅すると(危ないヤツみたいだ)、ネットで注文していた「水野晴郎シネマ館」が届いていた。予定より一日早い。
 しかし本当に一作315円とは、にわかには信じられない話だ。まあ版権切れもあるし、画質もリマスターした訳ではなさそうだからフィルムからの直接テレシネなのだろうが、それだとあまり画質的には期待できないだろう。
 実はDVDへのコンバートはかなりな技術を要するのだ。世間が言うほど簡単にきれいな画質になる訳では、決してないのである。
 だがそれでも315円なら許せると言うものだ。昔のビデオテープの作品など、とんでもない画質の物も多かったし、LDですらマスターの都合で画質の悪い物は結構あったのだ。少なくとも以前から気になっていた作品が見られるのだから、それだけでも価値は充分にある。
 あとでゆっくりと画質を調べてみよう。

 夜は宴会用のワインを15本買ってくる。日中行くヒマがないのである。
 今回は比較的安いのでセレクトしたが、それでも30,000円近い。やはりワインは高いものだ。結局いいものなんて買えないぞ。そもそも親睦会だと何かと忙しく、飲んでいるヒマなどないので、極端にまずくなければどうでもいいのだが。


2004年07月12日(月) 検診、検診

 今日は会社が義務付けられている検診の日である。個人的には、こんなあてにならない集団検診など、数年に一度でいいと思うのだが。

 採血は、大抵オバサンにあたるのだが、時として若くてきれいな人に当たる事がある。そしてこういう時はドキドキしてしまうのだ。無事に採血してくれよ〜、という恐怖で…。
 以前、病院で若い看護婦に当たった時、しばらく血管を見つめていたのだが、いきなり隣の部屋に行き「すみません、どこに刺したらいいんでしょう」と言っていたのが聞こえた時は、はっきり言って恐怖であった。実際、採血は非常に痛かったし時間がかかり、翌日は青アザであった。以来、採血はベテランのオバサンに限ると思うようになった。集団検診ではどうしようもないが…。

 とにかく色々と検査するが、レントゲンなんかの時は「××さんですね」と必ず氏名を確認する他に、今回はやたらと生年月日も聞かれたのは何だったのだろう。やはりトラブルでもあったのだろうか…。

 全部終わって弁当が出たのだが、バリウムや膀胱の超音波検査用の水を飲んだ状態で、あんな濃い内容の物が食べられるものかね。少しは考えて欲しいものだ。
 そもそも検診を受けた後というのは、どうも調子が悪い。やはり本末転倒ではなかろうか。

 そして選挙は自民が苦戦で終わった(予想通り共産は著しく議席を失っていた)。
 別に自民は好きではないが、民主だって頼りになる訳ではない。そもそも年金法案を廃案にするなんて騒いでいるが、じゃあその後はどうするつもりなのだろう。与党の経験値が著しく少ない政党が政権を取ったところで役には立たないと言うのは、旧社会党が証明している。
 だが自民党のほとんどの議員は、しょせん利益誘導型の政治しかしない(いや、できないのか)ので嫌いだし、結局今の日本で、政党としての存在が頼りになるのは、ひとつもないのである。


2004年07月11日(日) 雨がドバシャバ

 今日はかなりの雨である。
 そんな中でお中元の下見をしに行くが、なんだかこれと言うものが見つからない。まあ毎年送っていれば、いい加減ネタも尽きるというものだ。
 それと会社の宴会用のワインも買いに行ったが、混んでいたのと雨が凄いので(駐車所まで運べない)、結局下見だけで終わってしまった。そして本屋に行っても目的の物は全然みつからない。
 なんだか色々と無意味な一日であった事だよなぁ。

 夜のテレビは、どの局も選挙報道である。
 しかし局独自の支持政党なんかがないのに、全部の局が一斉に特番というのはなんだか資源の無駄使いだと感じてしまうし、そもそも全く意味がない。昔のテレビ東京のように、他局が一斉に同じ報道をしている時にもわが道を行く、という局があってもいいではないか。
 テレビというメディアも、報道については全然期待できないと言う事になってしまう。

 テレビと言えば、なんだかプロ野球の合併問題が騒がしい。個人的にはどうでもいい問題なのだが、あの某新聞社オーナーの発言が素晴らしいので、あちこちで話題になっている。いわく、「たかが選手が偉そうな事言うな」とか「野球は金さえあればいいというもんじゃない」とか…。
 いや、実に人を小馬鹿にした発言である。特に野球選手の肩を持つつもりはないが、この発言には呆れるどころか笑ってしまう。さすがにイナカ者の成り上がりが権力を持つと、違うもんだ。
 特に後者の発言は、「お前にそんな事を言う資格があるのか?」と思った日本人が八千万人くらいいたんじゃないのだろうか。

 会社の宴会用のイントロ当てクイズが完成したのだが、比較的新しい物はCDがないので、いきなり古いセレクトになってしまった。
 どれだけ古いかというと、「シャボン玉ホリデー」「明るい農村」「キイハンター」「新日本紀行」「ザ・ガードマン」「連想ゲーム」「ズバリ!当てましょう」等々、元々はかなりメジャーなんだが、はたしてどれだけの人が判るか、興味津々である。


2004年07月10日(土) のどかな一日、か

 午前中、NTTへ行きADSLをどれにするかさんざん悩んで、結局12Mで申し込む。うちの距離では、8Mと12Mと24Mの違いはないのだが、ルーターの価格が全然違う事が判ったからだ。12Mだと一番安い八千円のルーターが使えるのである。
 後はODNにも連絡しなければならないのだが、電話はまったく繋がらない。はたしてメールで何とかなるのかいな。いずれ再来週になるから、それまでに連絡をつけないといけない。

 午後は、どうしてもボウリングがやりたいという子どんぐりをつれてボウリング場へ行く。
 彼は初めてなのでキッズ・レーンを使用したが、ガーターがないから、まあそれなりに楽しんだようである。
 しかしシューズと2ゲームで三千円近いとは、やはり高すぎる。もっと安くないと気軽には行けんわなぁ。幸か不幸か、私はあまり興味がないのだが、もしかしたら子どんぐりは時々連れて行けと言うかもしれない。

 帰宅後、来週の宴会用のイントロ・クイズの作成を続ける。
 しかしようやくサウンドエンジンのフェード・アウト、フェード・インと逆転のやり方が判ったとたんに、いくらでもネタが沸いてくる。これはこれで収拾がつかなくなって困ってしまうが、そのくらい楽しいソフトだという事だ。
 ただ、自分で曲を作れる人間ならともかく、そうでなければこういうささやかな楽しみ意外に利用する意味はないのが悲しいのではあるが、いずれにせよあっという間に時間が経ってしまう。
 この調子ではクイズは20問くらい簡単に出来てしまうが、数が増えるとマニアックな内容になってしまうしなぁ。あとは比較的新しいテレビ主題曲のCDが手元にないのが、ちと痛い。今回は簡単なのに限定したので、結構古いのばかりになってしまった。今時「明るい農村」だの「新日本紀行」なんてのは忘れ去られてしまったかも知れないが、なんとなく使ってみたくなったので、加工してみた。ちなみに「サンダーバード」は、一般人には難しくしたぞ。NHKの正放送時のオープニングなのだから。

 さて、水野晴郎プロデュースのDVD付き食玩が発売されるのだが、実はこれ映画が一本丸々収録されているのだそうだ。当初はダイジェスト版かと思って気にしていなかったのだが、こうなると話は違ってくる。特に「古城の亡霊」は絶対に欲しいし、「キリマンジャロの雪」「キング・ソロモン」「バリ島珍道中」「ふたりの女」なんかも欲しいのだが(いや、できれば全部欲しいなぁ)、はたして入荷するのか非常に不安である。
 結局コナミのマイティジャックも全然見かけないが、最近では売れるという確信がないと入荷しないのだろう。悲しいがそれが田舎の経済原理、オール・オア・ナッシングなのだ。

 と、うだうだ悩んでいても仕方がない。
 ネットで安い所を探したら、送料込みで3500円のところがあったので、注文してしまった。多分今回は市場へ大量に導入するのだろうが(でないと採算が取れないだろう)、結局欲しいのが入手できない可能性を考えると、これが一番安心である。あ〜あ、金がないのになぁ…。

 明日は参院選の投票日だが、うちの周囲には選挙カーも電話も来ない静かな一日だった。
 多分この周囲は、勢力図が昔から変わっていないと予想される地区なので、無駄な事はしないという訳だ。結構アパートは増えたのだが、相手にされてないのかもしれない。
 それはともかく明日の結果は、どう転んでもおかしくはない状況ではあるが、いずれ共産党が大きく議席を失うのではないかと言われている。実は共産と公明の支持層が微妙にリンクしているので、共産が失う議席は公明と自民に行く可能性が高い。
 そして民主がいくらがんばっても、議会での絶対数は自民に敵わないので、結局何かとんでもない事が起こらない限り、小泉政権はまだ潰れないし潰す気もない…、自民はそういうシナリオのようだ。
 まあ開票結果に関しては、新聞の評価、テレビの評価、そして海外の評価がどれだけ違うか楽しみである。


2004年07月09日(金) 参院選ももう少しで終わる

 参院選が終盤で、新聞は小泉を叩く叩く。
 元々新聞社は、自民党の政治を批判している。もちろんそれは必要な事だ。しかし最近はどうもまともな批判がないような気がする。

 実は過去の橋本、小渕、森という各政権の流れで、官僚主導の政治から首相主導の政治へと改革していった。つまり近代政治へと変えていった訳で(個人的には森内閣は認めたくないが)、その流れがあったからこそ、小泉があれほどの力を発揮できたとも言える。
 そしてその頃から各首相は、記者クラブの存在を重視しないばかりか、報道媒体をテレビに移行していった。それは確かに自分の発言をどう改竄されるか判らない文字媒体より、自分の言葉がストレートに伝わるテレビの方が、扱いは楽だろう(失言も簡単に伝わるが)。
 だが本当の狙いは別にあった。
 現在の小泉以外の党首は皆東大出である。官僚も東大出が多い。そういう訳で新聞各社も東大出を大量に雇っているのである(何故かは明白だ)。そんなコネクションを橋本政権以降、徐々に弱めて、小泉が完全に叩き潰したのである。
 つまりこういうコネクションが強いと、官僚が政治を操作するのは簡単なのだ。事前調査やリークによる反応など、政府のトップとは別の意図で動いてしまう恐れが大きいからである。
 だから新聞社は小泉政権を叩く。そういう事だ。

 ま、結局今回の参院選は、どこにも正しい分析報道などないという事だ。そもそも自民党も公明党も民主党も、皆先行き不安なのである。
 こういう状況を作ったのはどこかのバカな党首である。仲間どころか本人すら年金問題に引っかかっているのに、うかれて一人騒ぎまくったためだ。まともな議論ならともかく、ただ単に議会を騒がせただけで終わらせた責任は重大である。結局まともに審議されなくってしまったのだから。
 別に自民党を応援したいとは思わないが、こんなバカが党首をしている党の応援だって御免である。
 結局こうして政治不信の輪は広がっていくのだよ。

 夜、従兄弟と会う。
 むつで入院している父親は糖尿病で、今日3回目の手術で手を切断したそうである。従兄弟も壊死して真っ黒な指というのは始めて見たと言っていた。なにせ細胞が壊死して骨が出ているのだが、神経組織まで壊死しているから、触っても全然痛がらないのだそうな。
 しかし糖尿病の壊死というのは、本人が気づかないほど急激に進行するのだろうか。確かに寝ている間にそうなったら、気づかないのは当然だが、この辺が良く判らないので、後で調べてみよう。
 いずれにせよ、動けなくなる病気は怖い。動けるうちはなんとかなるのだが…。

 従兄弟は帰り際、こちらは涼しいと言っていた。私はまだまだ蒸し暑いと思っていたのだが、向こうはほとんど夏なんだもんなぁ。


2004年07月08日(木) てっぽうがたくさん

 オウムの南千住における国松警察庁長官狙撃事件について、警視庁は実行犯を特定する作業をしている。やはり警察は、身内に対する犯罪捜査には熱心である。一般市民への対応ではこうはいかない。

 ま、それはさておき、朝のニュースなどでは使用された銃がパイソンだとかM29だとか言われていたが、警視庁のホームページを見ると銃器の特定をしていないではないか。しかも写真で見ると、M586ぽい感じである。
 実際の犯行では、メインフレームを利用して長銃身のバレルだけ自作したのかも知れないから、なんとも言えないが(アメリカあたりでは、バレルの自作は普通の趣味の範囲だ)、やはりマスコミは軽はずみな報道は止めるべきだろう。「こんな感じの銃」という説明でいいではないか。どうせほとんどの日本人にとっては、どれも皆同じなのだから(でも本当に8インチ・モデルみたいなロング・バレルだったのかね)。

 ちなみにパイソンは「ワイルド7」のオヤブンの銃、M29は「ダーティ・ハリー」のハリー・キャラハンの銃である。M586は、同型のステンレス・モデルであるM686のモデルガンがコクサイから出ていたので、見た事がある人も、稀にはいるだろう。あ、うちにもあるな…。
 しかし仮にM586なんかだとすると、S&WのLフレームを使用した当時としては比較的新しいモデルが、いとも簡単に国内に密輸されていた訳で、まあこれがパイソンでもM29でも同じだが、ああいう大型リヴォルヴァーが国内に存在するというのでは、警察は一体何をしているんだと言われても仕方がなかろう。
 一般人からはオモチャすら取り上げたのに、ヤクザや犯罪者が本物の銃器を簡単に使用している現状では、銃器は野放し状態と同じである。

 それに関して、最近はヤクザの鉄砲玉も様変わりしているらしく、昔は子飼いのチンピラを利用したものだが、現在は生活環境に恵まれない一般人を騙して、利用するらしい。もちろん断れば殺されるのである。
 もう今の警察には、強大になったヤクザ組織をなんとかする力はないので、一般人は自分たちで身を守る組織が必要なのかもしれない。

 あれ、これってどこかで聞いたような状況だ…。そうか、シシリー島のマフィアの起源と同じだ。
 色々な国から侵略され、警察もまったく役に立たない状況で、一般人が身を守るために自分たちの集団防衛組織を作ったのが、マフィアの起源だという。だから「ゴッドファーザー」のドン・コルレオーネは、家族や仲間を大切にしたのである。

 さて、家の周囲も選挙カーでうるさい。
 会社では電話による選挙の応援に、こっそりと女子社員を利用している。まあ私に選挙の応援をしろと来ない限りは、別に気にはしない。ビラ配りなど真っ平御免である。
 そもそも選挙の応援をしたところで、仕事が増える訳でもないのだが、誰も気にしていないようだから、私も黙っている。
 しかし選挙における「選挙カーでの連呼」や「電話でのお願い」なんかが、一体何の役に立つというのだろう。これらは名前を連呼するだけで、政策や方針を説明している訳ではないのだから、うるさいだけだし、まったくの無意味だ。そもそもこんな名前の連呼だけで投票しようという気になる知能の著しく低い人間が、今時どれだけいるというのだ。
 こういう方法の選挙活動では、立候補者が明らかに有権者をなめている事になる。本当はディベートなどの討論の場が、もっともっと必要なのだが。


2004年07月07日(水) かなり暑くなってきた

 朝のめざましテレビで、オリンピックで有名になったロケットマンを紹介していた。
 実はこのパックパックの燃料が、過酸化水素だとは知らなかった。高濃度の過酸化水素は、こぼすと燃えるのですぐ判る。しかし肝心の燃焼時間が1950年代の開発時には20秒だったのが、改良され30秒に伸びたと言っていたが、そんなものだったのか。いくら時速120キロでも、30秒では話にならない。アメリカ陸軍が実戦配備の開発を諦めた訳だ。

 さて、七夕である。でも曇っているので、夜になっても天の川は見られないだろう。
 しかし毎年この時期に、中心街で七夕祭りをやっているのだが、何故か今年はない。聞くと23日あたりにやるとか。旧暦でもないし、一体どういう日程なんだろう。訳が判らん。

 そんな今日、昼に子どんぐりの合唱会を見てくる。当然時間がないので、子どんぐりのクラスだけを見る。
 やはり小学校の時よりは全体にうまくなっている(ように感じる)。これは小学校の時はヘタな子でも一生懸命歌っていたが、中学ともなるとヘタな子は声を下げているためではないのだろうか。
 まあそれはさておき、子どんぐりは変声期途上なのでソプラノ担当だったが、男子は3人しかいなかった。もうすぐ誰もいなくなるのだなぁ。
 そして「怪獣のバラード」はなかなか上手であった。本当にステージ101を連想してしまう。こういうのを学校で教えているのだから、世の中変わったものだ。
 ビートルズは不良の音楽だと言って拒否していた教師がまだいた時代を生きてきたので、こう教育内容がコロコロ変わると、学校教育はいい加減だと思ってしまう。そもそも現在の音楽は、どうも世間に媚びた音楽をやっているように感じてしまう。いろいろと聞かせるのが本当の教育ではないのだろうか。それを強制するのではなく、あくまで聞く機会を増やしてあげるだけでいいのだが。

 そしてクラス全員が並んでいるので身長をチェックすると、子どんぐりが特別小さいと言う訳ではないので一安心。並べば小さい方だと言う程度であった。極端に体格が違う子はこのクラスにはいないのであった。隣のクラスには凄い子がいるが…。

 夜になって、NHKの「ためしてガッテン」では、デジカメの使い方なるものをやっていた。
 まあ当然の事ながら、ほとんど常識の話なのだが、見ていて「ストロボをたく」という表現を、NHKでも使っているのかと笑ってしまう。「たく」というのは、薬品による化学反応を利用した昔のストロボであり、現在は電気によるフラッシュがほとんどすべてである。それでも「ストロボをたく」と言ってしまうのは、「歯磨き粉」とか言ってしまうのと同じである。結構気づかずにこういう事を言っている人は多いので、なかなか楽しい。もちろん自分も時々使っているのだが…。

 そんな夜になってもまだ暑い。なにせ日中は28度もあったそうだ。そして夜になってもまだあまり涼しくない。まあ夜中になれば涼しくなるのだが、この辺が他の暑い地区との大きな違いかもしれない。それでもやっぱり暑いのは嫌だ。

 そろそろ日記をアップしようとしていたら、千葉の従兄弟から電話が来る。
 金曜に父親の見舞いでむつに行くのだが、学生の何かの大会があるらしく、ホテルが満員で取れなかったとの事。で、こちらの近くのホテルを予約したのでちょっと会う事にした。
 しかし一度むつに行ってからこちらに戻って来るのだが、それだけでも大変な距離である。しかも予約したホテルというのが駅のそばなのだが、初めて聞く名前で、ネットで調べると確かにある(当たり前だ)。さて、どういう行動をとればいいものか、悩んでしまう。
 実はこの町、駅前には何もないのであった…。


2004年07月06日(火) ステージ101は生きている

 結局、昨日のLD-S9は両方共、ほぼ50,000円にまで「一気に」上がっていた。まあ落札に協力してもいいよという友人もいるので、いずれ条件のいいのを落としたい。
 しかしあの自動更新システムはなんとかならんもんかね。あれでは単純にじわじわと上がるだけではないか。仮にもオークションなんだから、人間同士の駆け引きと言うものの方が重要だろうに。
 こうなるとLD-S9なんかの場合、一気に自分の希望価格まで上げてしまった方が手っ取り早い。例えば10,000円で始まったなら、いきなり50,000円を付けてしまうのだ。それでまだじわじわと上がるようならさっさと諦められる。
 現在のネット・オークションは、本来のオークションの姿ではなかろう。バブル期に浮かれた日本人特有のやり方ではないのだろうか。頭を使わなくても出来るのだから、自分の金がある限り続ければいいだけで、物の価値を二の次にした方法だ。

 明日は子どんぐりの学校行事で、公会堂での合唱発表会があるのだという。できればちょっと見に行きたいところだ。子どんぐりの体格がどの程度なのか、確認するのにも最適である。
 今回の発表会がどうして公会堂かと言うと、現在体育館を新築するため、取り壊してしまい「体育館自体がない」のである。春休みから始めればいいのに、新学期が始まってから工事させるところが、典型的なお役所仕事である。それが判っていたなら、卓球部など許可しなかったのだが(練習する場所がないのだ!)。
 まあそれはともかく、何を歌うのかを聞いたら「怪獣のバラード」なんだそうな。「ステージ101」でのあの歌だ。思わずCDで聞かせてしまったら子どんぐりは驚いていた。
 しかしなんでこんな曲を歌うんだろうと思ったら、信じられない事に教科書に載っているのである。時代は変わったものだ…。ちなみにこの曲は、ちょうど私が現在の子どんぐりの年に発表された曲なのだ。
 そう言えば小学校では「涙をこえて」が毎年歌われていた。「ステージ101」の残した物がちゃんと伝わっていると思うと、なんだか感慨深いものがある。

 さて、来週は会社の宴会があるので、それ用にイントロ当てクイズを作っている。
 曲自体はテレビのオープニングだけにするのですぐに集まるが、問題はどこをどう出すか、である。全員が判ってはつまらないし、ほとんどの人が判らないのもダメだ。
 だから水戸黄門なんかは曲のスピードを変えるのもいいかもしれない。サウンドエンジンならその程度の事は簡単だし、出題する部分を抜き出して、会場では次々にかけるだけのCDを作るのも簡単だ。
 と考えて「水戸黄門」のスピードを0.5にしたら、意外と簡単で使えない事が判った。でも何だか楽しい。
 逆転とかが出来るといいのだが、ちょっと無理のようで残念である。いずれもっと詳しく覚えたいものだが、「フォトショップ」なんかと違って、誰でも判るようなマニュアルがないしなぁ。


2004年07月05日(月) まるでワイルド7だ

 ようやく「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」を全話見終わり、返却した。
 やはり基本ラインは「ワイルド7」の「魔像の十字路」と同じだ。ただしワイルドでは出来なかった最終局面、つまり政治的決着をここまで見せてもらえたのだから非常に満足してしまった。
 特に、「衆院選を控えているから首相が公安9課を見捨てる」というあたり、かなり現実的ではないか。
 やはり監督の神山という人は、ロッキード事件を始めとして、政治に対する不満があった人間なのだろう。この辺は押井監督と繋がる部分だ。だから彼なりに今回の作品で、色々と憂さを晴らしたというところなのかも知れない。

 ちなみにここまで政治が絡んでいるから、上が逮捕される事で、下の動きは収まるのである。この辺は絵空事ではなく、現実の組織がそういうものなのである。
 いくら公安9課を全滅させると指示が行っても、それは上の決定した事であり、上が変われば当然作戦は中止となるのだ。特に荒巻が仕組んだのだから、そうなるのは政治的に正しい(この辺は、ワイルドの草波とかなりダブって見える)。
 現実に、イラクでもフセイン政権下の官僚の大部分を、ほとんどそのまま再雇用している。イラクは戦後の復興がかかっているのだから、今までの官僚の下、様々なパイプを利用しなければ早急な回復は見込めなくなる。そしてアメリカや他の国もそれを充分に理解した上で、順次各派のリーダーにテロを止めるよう説得し、見返りとして政治への参画を認めたのだ。第二次世界大戦以降、どこの国も基本はそういう路線をとっている。
 そもそも公僕とは、政府の決めた方針を実行するために存在するのだから、上が変わっても国のためであれば働かなければならないものなのだ。

 話は脇道にそれたが、こうなると本当に「2nd GIG」の終盤が楽しみになる。
 ちなみに毎回オマケでついていた「タチコマの日々」も、実は結構ハードな内容を扱っている(時もある)。そういう部分も含めて、この作品は往年のSFファンにぴったりの内容だと思う。

 さて、時々ネットオークションでLD-S9を検索している。もちろん参加できないのだが、たまに出ているのを見て、いくら位なら買えるものなのか調べている。もちろん製品としてちゃんとしているものに限るのは当然だ。
 一昨日も手頃な物があったが、予想通り終了間近になって価格が上がっていき、最後に見た時は56,000円であった。これは多分ダメだ。
 とがっかりしていたら、昨日はかなり手ごろな物が、一気に二台出ていた。これはちょっといいかもしれない。明日の夕方で終了なのだが、なんとかならないかなぁ…。


2004年07月04日(日) 今日も収穫なし

 午前中は本屋を回るも、「地球防衛家のヒトビト」も「土曜ワイド殺人事件2」もない。悲しいなぁ。もちろんハートカバー系は市内の書店で買うなど、完全に諦めている。

 ところで「亡国のイージス」が映画化されるという。予算は10億以上だとか。
 まあ確かにこの国が抱える様々な問題提起をしているから、映画化に興味はあるが、そもそも小説のラストがほとんどハリウッド映画だからなぁ…。いくら防衛庁や海上保安庁が協力しても、どうなる事やら。
 でも新聞で、防衛庁長官と作者の対談を読むと、ちょっと不安になる。なんだか政治的に利用されるんじゃないかと…。

 でもこういう作品を作れるのなら、「謀殺のチェスゲーム」を映画化して欲しいと思ってしまう。
 脚本段階でゲーム理論のところを再構築し、政治と現場との絡みをもう少し複雑にすれば、本当に大人向けのアクション巨編になるのだが。映像的には現在の邦画特撮界で出来ない事はないだろうし。
 でもそうすると「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」みたいな作品になってしまうか。

 そしてこれもいよいよあと2話である。
 実に素晴らしい展開ではないか。政治が絡んだ悪なのだが、ただ一人の悪というのではなく、組織犯罪になっているところがいい。つまり誰かを殺せば終わりという問題ではなく、国家権力というものの怖さを扱っているのだ。もちろん敵にすれば怖いと言うのもあるが、それ以上に、保身に走った組織は己が存在のためには、個人の利益はまったく無視してしまうと言う怖さなのだ。単純に言えば、エイズ薬害事件をベースに構成してあると言えば判りやすいだろう。
 やはりこれは傑作だ。とにかく脚本レベルで勝負はついたも同然だろう。
 しかしどうしてスターログや宇宙船なんかが話題にしないのか、不思議である。映画秘宝はとりあげないのは判るが、アニメ雑誌以外でももっと取り上げて然るべきではないのだろうか。

 そう言えば、NHKの「火の鳥」は視聴率が8%程度だったとか。結局は打ち切りという訳だ。
 何かで読んだが、要は「クイズ番組に慣れた人には難しすぎた」のだそうだ。あの程度で難しいとは、困ったものだ。そもそもNHKはそういったクイズ番組を大量に作っているではないか。つまり視聴率が取れないのは自業自得という事になるのだが。
 NHKは金を取っているのだから、視聴率に媚びずにああいう作品を作ればいいのだ。バカ相手(と本人たちが言っているところ)の番組ばかり作っていると、放送局自体の知能指数も低くなる一方なのに、全然気づいていないようだ。
 金をとっているのだから、もっと真面目に製作してほしいものだ。いや、そうしてくれなければ困るのだよ。

 書き忘れていたが、マーロン・ブランドが7/1に死去していた。
 私にとっての彼は、「ゴッドファーザー」での名演が忘れられない。これは作品としても非常に良く、コッポラの最高傑作でもある。
 だが死去したのが80歳と言うのを見て、そんなに若かったのかと驚いてしまった。逆算すると「ゴッドファーザー」の時が48歳…、つまり撮影時は46〜47歳? えええっ〜? そんなに若かったのか? これはびっくり驚いた。役作りとはいえ、凄すぎる。近いうちにあらためて見なければ。

 しかし彼は、「演技者は自分の演ずる役柄の感情は自分で開発しなければならないという『メソッド演技』を学び、その研究が評価され、この演技スタイルの後継者も生んだ」というのだが、その道の第一人者だったというのは意外だった。
 現在は、監督によってはやりにくいかも知れないし、大スターでなければ通用しないかもしれないので、一長一短ではあろうが…。そもそもそれが「地獄の黙示録」あたりの失敗の一因でもあるのだし。
 結局、彼は感情表現とワガママを混同してしまったのかもしれない。


2004年07月03日(土) 売れ行き抜群

 今日も粗仕事。
 しかしなぁ、えらい人はヒマだったら来なけりゃいいのに。寝ていられると本当に目障りである。

 帰宅後チェックすると、なんと「イノセンス」の限定版は、安いところはどこも受付中止となっている。
 さすがにノーマルとコレクターボックスは受け付けているが、押井作品がこんなに売れていいのだろうか。昔の全然売れない時期を知っている身としては、隔世の感がある。なにかおかしいとすら思ってしまうのだ。

 いずれにせよガイノイドのセットは、従来の押井ファンからすれば絶対欲しいという物ではなかろう。高すぎるのだ。ガイノイド・フィギュアを除いて2万円だったら、とんでもなく売れるだろうに、実に惜しい。というかマーケティングを間違っているぞ、根本的に。
 うちではどんぐり2号があれに興味を示したからいいが、そうでなかったら絶対に買わなかった(と思われる)セットだ。他のおまけはとんでもなく魅力的だから、なおさらファンは困ったのではなかろうか。
 そしてそういう目で見ると、限定版は非常に安い。実際今までのバンダイでのソフトは、こんなに安くはなかったのである。押井価格と言って、それでも売れたのだが、今回は初めから安いのだ。
 やはり資本主義における消費社会において、数の論理とはかくも偉大なものなのである。

 さて、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」には、毎回スタッフのインタビューが付いている。その中の菅野よう子氏のインタビューを見たのだが、こういうしゃべり方をする人だとは思わなかったのでえらく驚いた。川井憲次氏の時も初めて見た時はその容貌に意外と驚いたが、今回はそれ以上だった。あえて比較するなら水森亜土のようなしゃべり方である。
 あんなにユニークな曲を作り続けているので、もう少しアダルトな感じかと勝手に思っていたのだが、見事に騙された(別に騙してないって)。
 しかし作曲のアプローチに関しては、川井氏とは正反対なようだ。「プレンパワード」の時から気にはなっていたが、やはり今後が楽しみな人である。

 あと少佐の声を担当している田中敦子氏は、かなり性格的におとなしい人のようだ。アニメの声とはまさに正反対である。まるでお嬢様育ちをしたかのような語り方だ。
 そして一言一言考え、ちゃんと言葉にして話すのが印象的である。決して「あれ」とかの省略言語を使わず、擬音もあまり使わず、とにかくきちんと言葉にしているのには驚いた。これは日常の周囲の会話を聞いていれば良く判るが、基本的に頭が良くないと難しい芸当であり、全てを言葉できちんと表すのは、かなり大変なのである。
 他の声を当てている人たちと比べても、かなりイメージが異なる人だ。押井監督が目をつけただけの事はある。

 さらに驚かされたが、玉川紗己子氏が当てているタチコマの声は、加工をしていない生の声だったのである。これはちょっと凄いかも。

 そしてようやく16話まで行った。あと10話だが、これからはどんどんハードに、かつ繋がった話になるらしいから、こころしてかからねば。


2004年07月02日(金) 頼んじゃったよ…

 イノセンスのDVDは昨日解禁になったばかりだというのに、もうアマゾンではベスト3を独占している。そしてあの超高価格なガイノイド・セットすら10位である。なんだか、今までの押井作品の売れ行きとは比較にならない大事件だ。
 私は今まで20年以上、押井作品とそれに関する川井作品はずっと買い続けてきたのだが、これはとにかく応援しなければと言うファン心理である。もちろん好きだからこそ買い続けてこられたのだか、とにかくいつも高い方を買って、バックアップしてきたつもりである。
 でも今回の動きを見ると、無理に高い方を買わなくてもいいのかな、という気にもなってしまうではないか。

 とか言いながら、一番高い「コレクターズBOX」を頼んでしまったのである。
 定価レベルでは、限定版の7.6倍、通常版の13.1倍の価格である。いくらアマゾンで2割引きとは言え、とんでもない物を頼んでしまった。あああ、バカだ…

 さて、今日はあとで「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」を見るつもりだが、明日も仕事なのでどこまで見られるやら。
 でもこの作品は、話が続いていると、本当に途中で止められない。なかなか危険な作品である。
 ただ、あえて苦言を呈するとしたら、あのオープニングはいただけない。フルCGなのだが、まるで某ゲーム映画を見ているような、そんな感じである。やはり金と時間の経済原理が働く限り、こういう作品でのCGによる人物描写には自ずと限界がある。はっきり言って、不自然なのだ。だからこれを教訓とした「2nd GIG」でのオープニングは、まさに正解である。そして「イノセンス」にも活かされている(いや、どちらが先かは判らないが、とにかく「2nd GIG」のオープニングはかっこいいのである)。

 別に会社の先行きが著しく不安だからと、逃避に走っている訳ではない…、と思う…。

 そして逃避行動の最たるものとしての「チャウコン」もやりたいが、肝心のチャウチャウから返事がこない。これでは日程が詰められないではないか。
 やっぱり彼も何かと忙しいのであろう、多分…。


2004年07月01日(木) 「イノセンス」のDVD

 7月に突入してしまった。まだ夜は涼しいが、日中は結構暑い。

 そしてついに「イノセンス」のDVD情報が解禁となった。
 しかし鈴木プロデューサーが絡むのだから、3種類は固いと思っていたのに、実は5種類であった。「ノーマル(\3,990)」「ノーマル+おまけのローソン限定版(\7,980)」「バセット犬のオルゴール付(\6,825)」「脚本や絵コンテ付(\6,825)」と、ここまでは随分押井作品も安くなったものだと驚いたのだか、本当の驚愕はこの後だった。
 「40センチのガイノイド付」である。気になるお値段は\52,290という、押井作品としては空前絶後の高さである。
 しかもガイノイドだけだったら買うつもりはないのだが、なんと「イノセンス METHODS 押井守 演出ノート」と「イノセンス オフィシャル・アートブック」が付くという。さらにメイキングのDVDが3枚も付くのである。これは困った。ちょっと本気で欲しいぞ。

 多分普通のファンなら「バセット犬のオルゴール付」を買うのではないかと思われる。一般の人もこれなら買いやすい。したがって15,000セット限定との事だが、売り切れ必至であろう。
 そして最初の4つは9/15発売だが、ガイノイド付きだけは10/15発売である。マニアは待ちきれなくて二つ買う、というのを狙っているのかもしれない。
 まったく、これだからジブリ商法ってぇ奴は困りものだ。

 ちなみに会社で「イノセンス」のDVDを買うと言っていた人が二人いたので、この情報を教えたところ、両人とも「バセット犬のオルゴール付」を買うと宣言し、一人は今日予約すると言ってさっさと帰ってしまった。
 まあ私でも、ガイノイド付き以外で考えたら、これを取るだろう。まさに鈴木プロデューサーの狙い通りである。
 さて、私の場合で問題なのは「金がない」という、だだそれだけなのだが…。

 という訳で、とりあえずは借りてきた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」4〜13を見る事にしよう。一気に10巻借りたのは、途中が借りられなかったりしたら困るからである。
 シリーズ物のレンタルは、ゆっくり見ようとすると借りられなかったり、あるいはなくなったりする事もあるのが不便である。
 だから世の中、リッピング・ソフトが流行るのかもしれないと邪推したりする。

 基本的に私は、気に入った作品は買う主義だが、流石にシリーズ物だとどうしても金銭的限界がある。イデオンやウルトラセブンなんてのは、できる事ならゴニョゴニョしたいくらいだが、幸か不幸かそういう環境にないので、買わざるを得ないのである。
 ま、いずれは全話揃えたいと思ってはいるが、いつになるのやら…。



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