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2002年04月29日(月) 今日はヘリと哨戒機が飛んでいた

 本日のお買い物、「NASA-X機 天才たちの挑戦」。\1,200也の文庫である。
 
 これ、いわゆるXプレーンをまとめた物で、まあそれなりに良く出来ているが、この題名はなんとかして欲しかったぞ。明らかに某NHKの某番組を意識した題名ではないか。
 確かにXプレーンは、ごく少数の天才と、それを支えた平凡な人々の努力の結晶であり、死人もたくさん出ている。この題名をつけたい気持ちも判るが…。

 内容はたかが300ページでXブレーンの他に試作実験機も多く扱っているから、内容的にはこんなものだろう。できればもっと厚くして、メカニカルな解説を増やして欲しいが、そうすると売れないだろうし。
 まあこの本をきっかけにすれば、あとはネットや本で調べられるから、そういう意味では意義のある本だろう。


 で、午後は、相変わらず鼻水だらだらで、ずっと家にいて暇をもてあましている小どんぐりを連れて、ちょっと離れた公園へ散歩に行く。
 
 するとすぐ上空を、かなりの低空でOH-6が三機編隊で飛んでいく。見ていたらそのすぐ後ろをAH-1Sが同じく三機。訓練かと思っていたら、さらにP-3Cが三機編隊。いくらなんでもこれは基地でイベントだな、と思いつつカメラを持ってこなかった事を深く後悔する。
 あの低さと低速なら、300mmレンズでパイロットをとらえられたろうに、非常に残念。
 まあ通常、小どんぐりと出る時に望遠は持たないから、カメラがあっても編隊の写真にしかならなかったとは思うが。

 しかし、AH-1Sが編隊で市街地の上空を低空で飛行しているというのは、冷静に考えれば怖い構図ではある。この機体は「対戦車攻撃ヘリ」として開発され、「それにしか使用できない」機体なのだから。
 だから以前、防災訓練時に石原都知事が自衛隊を出動させた時、他の機体や車輌は災害時に転用できるが、対戦車ヘリだけは使い道がないのに飛ばさせていたのを見て、つくづく怖い奴だと思ったものである。

 でも私自身は、市街地上空を対戦車ヘリが飛ぶ、という構図は好きである。兵器や軍隊の怖さは普通の人より良く判っているつもりだが、兵器のかっこ良さも好きだという、実にアンビバレントな困った奴なのだよ、私は。

 で、帰ってニュースを見たら、なんでも基地の桜が植樹1000本目になったとかで基地を開放していたらしい(確かな情報ではないが)。
 基地で桜を整備しても、通常民間人は見られないんだが…。



2002年04月28日(日) サンダーバードの食玩・続報

 某所の掲示板によると、コナミのサンダーバード食玩は、スペース1999のイーグルやUFOのスカイダイバーなんかもラインナップに上がっているらしい。というか原型はもう出来ているとの事である。これはすごい。
 
 ただしイーグルは、あまり出回らない可能性が高いそうだ。まあネームバリューの問題だろうから、仕方がないと言えばそうではあろう。でも、数が出ないという事は、またこちらの田舎では入手できない可能性が高くなる訳だ。
 以前のサンダーバードの時は、まったく入荷しなかったもんなぁ。なんか腹立たしいぞ。

 でもイーグルの食玩って、ムーンベース・アルファのプラモに付いていたイーグルと同じような造型になるのではないだろうか。あのトラス構造のフレームを、たかが2〜300円のおもちゃで再現できるとは、とても思えない。
 そういう意味でサンダーバード2号というのは、当時はまったく意識していなかったとはいえ、つくづくマーチャン・ダイジング向けの造型だったのだと感心してしまう。

 しかし雑誌によると今回のサンダーバード・メカ・シリーズに、なぜかペネロープが入っているらしい。なぜメカに特化できないんだ?
 私の場合、特に人形に興味はない。一連のアンダーソン物は、メカがあれば充分なのである。いってみればジオラマの世界なのだから。
 メカはいくつあっても困らないが、ペネロープなんてあったところで何の役にもたたないのだよ。
 
 で、こんなのに限ってたくさん出てくるんだな、ガシャポンの時のように…。



2002年04月27日(土) 連休だというのに

 相変わらず子どんぐりの調子が良くない。

 仕方がないので、ちょっとMOとCD-Rを買いに出る。ついでに「VERSUS」のDVDがないかチェックするが、全滅。小さい町なので、1時間もあれば全てのソフト屋を見て回れるのである。

 途中で模型屋をのぞいたら、スカイネットのトータス号があった。怪奇大作戦に出てくるアレである。ちょっと値段は高いが結局買う。
 しかし同じシリーズで「マット・ビハイクル」(持っていないぞ)は\3,000なのになぜ\4,680もするんだぁ。って、「マット・ビハイクル」の方は、コスモ・スポーツの型を流用すればできるから安いんだと判ってはいるが…。
 でもトータス号、この出来でこの価格は高いぞ(じゃあ、なぜ買う)。
 
 ちなみにスケールは1/43となっている。これってミニカーの世界標準なのか?



2002年04月26日(金) 自分の目で見ないと判らない

 映画秘宝30を購入。

 本当に月刊化を続ける気のようだ。大したものである。でもこの手のマニアックな雑誌が月刊化すると、必ず「内容がゆるくなった」という類の声が増えるから、編集部はかなりがんばらないといけない。
 かく言う私も、以前よりは内容が軽くなったと感じている。もちろん「以前に比べて」という意味だから、その濃さにおいて他の映像雑誌は敵ではない。

 ただ、なんとなく「よいしょ」の文章が増えたようには感じるが…。こういう雑誌でよいしょすると、なんとなく面白そうだと感じるから、怖いぞ。
 

 ついでに近くのソフト屋を覗いたら、「ビストルオペラ」のDVDが出ていた。
 そう言えばそろそろ「VERSUS」も出る頃だが、そちらも欲しいところだし、これは悩む。しかもサンダーバードのVol.1のボックスもあったりして、まあ困る事困る事。
 
 このサンダーバード・ボックスには、本邦初公開のドキュメンタリーが付いているとか(メイキングとは違うのか?)。サンダーバードはそのメイキングのフィルムがほとんどない事でも有名で、そういう意味ではかなり貴重ではあろう。
 あと雑誌の宣伝のための記事によれば、デジタル・リマスターはかなり効果があるらしく、プラモ作りの参考になるくらいはっきりとしているらしい。これが本当ならすごいが、まあ話半分、というところではないだろうか。
 よいしょ記事は、書いた人の文章の癖が判らないと、なんの参考にもならないと考えた方がいい。

 いずれにせよ、LDで全話持っている身としては、おいそれと買える物ではないなぁ。



2002年04月24日(水) やはりアンテナは必要だ

 ゴールドワックス5月号を買う。久々である。

 市内でこれを売っているのは中古屋一ヵ所だけ、しかも一冊しかなかった。
 で、ついでなので「フィション/ヤンス・ヨハンソン」と「エピソード/ストラトヴァリウス」を買う。中古とはいえ、ちと高い…。

 ゴールドワックスはROGER WATERSの来日記念特集だが、KENさんが書いていたので買う。文章に注意を払って書く人が、さらに好きで書いている文章は、とても面白い。なんというか、熱がこもっているのにとても理解しやすいのである。
 少しは見習わないといけないぞ。

 しかしこの本、ブートの事がメインの雑誌なので、読んでると色々と欲しくなる。特に今回はEMERSON LAKE & POWELLのBack on the Roadについて載っていたが、これは欲しい。いわばオフィシャルのアルバムを作る過程で、どう曲が変化したかを聴かせてくれるらしい。KEITH EMERSONのキーボード・パートがどう変化したかは、是非聴きたいところである。
 二枚組み\4,800とはちと高いけど…。

 ところで先の「フィション/ヤンス・ヨハンソン」だが、これは完璧にフュージョンしている。なんかとても懐かしいサウンドである。
 でもすぐに飽きそうだな。
 もう一枚の「エピソード/ストラトヴァリウス」は、まあ今のメタルである。やはり今のメタル・シーンではドリーム・シアターが一番面白いと思う。

 ちなみに今のメタル・シーンは、ヴォーカルもギターも似たような音色で、あまり個性が感じられないのだが、こうしてみると個性の一つはやはりドラムのテクニックであろう。
 なぜクリムゾンが、ツェッペリンが、そしてドリーム・シアターが個性的なサウンドを作り続けていられるのか、ドラムをメインに聴いて比較してみるのも面白いと思う。

 つまり最近のメタルって、ドラムが単調なのである。いや結構テクニックはあるのだろうが、根本的に、リズム・パターンや音に個性があまり感じられない。
 あと一つにはミキシング時の問題もある。これはエンジニアが単純に処理している可能性があるという事だ。
 
 ま、いずれにせよ個性的なバンドというのは、最近は出にくいのであろう。ある意味で安心感のあった方が売れる時代のようである。困ったものだ。

 さて、今回のネタはゴールドワックスを買った事から始まっている。うん、いい傾向だ。こんな感じで続くと理想的なのだが。



2002年04月22日(月) 解説かスピードか

 「戦闘妖精雪風<改>」読了。

 なんか以前読んだ時と、少し印象が異なるのは、手が加えられたせいなのか、私の感覚が変わったのか。
 でもいずれにせよ面白い作品である。この人のテーマである「人間の存在意義」の問題がかなりストレートに出ているし、なにより小説として非常に読みやすい。これは下手に言葉の説明などがないためなのだろうか。結構軍事用語、というより戦闘機関係の用語がたくさん出てくるが、説明はほとんどない。
 これって一般的なSF読者は、意味が判るのだろうか。私はそれが知りたい。

 そう言えば昔「デューン砂の惑星シリーズ」では、単語の説明が巻末にまとめて付いていた。当時は同じページの欄外につけて欲しいと思っていたが、雪風の場合、へたに解説を付けると読む妨げになると感じてしまう。
 だからデューンでは巻末に付けたのだと思う。やはり小説である以上、一定のスピードで読めないと、面白さは半減するかも知れないからだ。
 つまり読者も、可能なら事前に勉強しておく必要があるのかも知れない、という事だ。
 
 雪風は、説明がないのに一定のスピードで読めるということは、やはり文章がうまいのだと思う。神林長平という作家は、非常に文章には気を使っていると感じられる。

 さて、この小説のアニメ化、本当に心配だなぁ。



2002年04月20日(土) 早く咲いても人が来る

 弘前公園に桜を見に行く。
 
 子どんぐりにとって、この時期に行くのは初めてである。しかしどうも弘前まで走ると、子どんぐりは調子が悪くなるらしい。途中も混んでいたし、弘前城の周辺もとんでもなく道が混んでいた(土手町に車を止めて正解だね)。
 その上公園内もすごい数の人、人、人、であり、これにも子どんぐりはビビってしまい、早々に立ち去る事となった。結局なにしに行ったんだか…。

 ついでだから模型屋に寄ったが、こちらも収穫なし。
 フジミの「アルミ製ドリルとセットになった海底軍艦」とか、マルシンの「ベレッタM84の完成品」とか、その他いろいろ捜しているけど、ないもんだ。
 でも、いずれ会社の忘年会で利用しようと思っている、東京マルイのラジコン戦車「エイブラムス」は、見た中では一番安かったなぁ。さすがは弘前。
 とりあえず3台か4台でのゲームを考えているが、このモデルは同時に6台まで動かせるという優れもの、らしい。そろそろ確保して案を練らなければ。

 ま、とにかく疲れただけの一日だった…。



2002年04月19日(金) くりむぞうって何だ、と思っていたら

 会社の帰りにS家に寄る。ここで某所で話題の「くりむぞう」と実写版「流星課長」を見せてもらう。

 いや、ウケた。
 「くりむぞう」は、ガキのケンカの勝負をなぜか「だるまさんが転んだ」でつける、というギャクものだが、BGMに「21世紀の精神異常者」が使われおり、この曲の編集版にあわせて勝負されるという、ただそれだけなのである。
 ところが曲の空間部分でみんなが止まり、ひとりが「あのジャケ顔」をするのである。しかもこれが絶妙のタイミングである。
 はっきり言って、このギャグを考えた奴はきちんとこの曲を聴きこんでいる。これは間違いない。元をきちんと聴きこんだ上でのギャグなら、もうどんどん許しちゃうよ。
 
 しかも、多分元の曲を知らなくても、あのインパクトで充分笑えるというところがギャグの見本となっている。元を知らなくても笑える、知ってればなお笑えるというのが、この手のギャグには必要な条件なのだから。

 「流星課長」はあの庵野氏が監督というので一抹の不安はあったが、まあ短編だから大丈夫だろうという読みもあった。
 で、実際に見てみると、これがもうほとんど原作通りに作ってある。へたに加工などしていない(あの親子連れによる「まさおっ」のシーンもある)。いずれマジメに作れば勝てないから(誰に?)、ひたすらチープな作りに徹しているが、とにかく笑えた。
 まあマリリン伝次郎の音楽パートについては、これは仕方がない。マンガにおける音楽のイメージは人それぞれだからねぇ。でも全体として非常に良く出来ている(しりあがり寿本人も出ていたぞ)。

 ちなみに私は、サンデー25周年記念号に載った「流星課長」を見て以来、ファンになってしまった。これと単行本の「エレキな春」が愛読書である。
 そんな私が断言するぞ。ファンは必見である、と。



2002年04月17日(水) 違和感ある表紙

 「ASAHIパソコン 5/1号」と「戦闘妖精雪風<改>」を買う。

 「ASAHIパソコン 5/1号」は表紙が「ミュージシャン オジー・オズボーンさん」…、さん?? なんか違和感あるぞ。まだ「オジー・オズボーン氏」の方がましかなぁ。なんたって、あのブラック・サバスのオリジナル・メンバーだったんだから、「さん」はないだろう。

 ちなみに私は当時、サバスの曲は好きだったが、この人のヴォーカルが好きではなかったりする。どうもあの手の曲に合った声の質ではない思うのだが、まあ熱烈なファンも多かったのだから、あくまで私の個人的な好みの問題であろう。

 「戦闘妖精雪風<改>」は、以前の改訂版である。改訂は必要最小限だと書いてあるが。
 まあ確かに本人が言うように、完全に今の時代に合わせて書き直すなら、続きでやった方がいい、というのは正しい意見だろう。そもそも最初の「雪風」と「グッドラック」では、その趣がかなり違っているのだから。
 多分当初は、「機械にとって人間とは何だ」という感じで始めたと思うが、グッドラックの頃には「そもそも人間とは、機械とは何だ」に変わってきたのだと思う。
 ま、いずれゆっくりと、改訂前の作品と比較しながら読んでみよう。
 
 ちなみにこちらの表紙の雪風は、F14のコクピット付近にカナードをつけただけという、とても安直かつ無意味なものであった。これはちと残念。


 ところで今年の3月で、パイオニアはレーザーディスク・プレイヤーの最終生産分の予約を締め切ったそうだ。つまり6月に市場に出るのが、新品としては最終製品版となる訳だ。困ったぞ、これは。
 とりあえず専用機としては一番安いLD−S9が欲しいのだが、それでも18万か。しかもS9は、ロットによって画面に縞模様が出るらしい。悩むなぁ。完璧な製品なら18万出してでも買うんだが。
 とにかくLD専用機が欲しいのである。コンパチ機はいらないのである。

 そう言えばELPで出しているレーザーによるLPプレイヤーも欲しいよなぁ。これは価格が135万から、というとんでもない物なので当然買えないが。



2002年04月16日(火) 原稿書きのBGM

 昨日チャウチャウからメールで届いた「チャウチャウ・エイドの原稿」をリライトして、なんとか2ページにする。アフター・レポートもだんだん形になってきたぞ。

 リライト中のBGMに、先日借りてきたイングヴェイ・マルムスティーンの「インスピレーション」をかける。
 これは彼が影響を受けた曲をカヴァーしたアルバムだが、なぜかカンサスやUKの曲が入っている。
 しかし聴いた感じでは、しょせんこの人はテクニックだけの人なのではないかという思いが強くなった。実は以前に何枚が買ったのだが、どれも今ひとつだったのである。
 今回も、アレンジが「あれれ?」というのもあるし。結局イングヴェイという人、もしかしたら曲を作る能力があまり高くないのかもしれないなぁ(ファンの人、すまん)。

 ところでこのアルバムで、UKのイン・ザ・デッド・オブ・ナイトを聴いた限りでは、「アラン・ホールズワースあってのUK」と認識しているようである。まあそういう人が多いらしいが。
 だが私にとっては「エディ・ジョブソンあってのUK」なのである。ライヴ・イン・ジャパンは特に好きである。どうしてもリード・ギターの「ただの速弾き」は好きになれないからであろう(でもなぜバイオリンの速弾きは許せるんだ?)。

 イングヴェイの速弾きよりは、リッチー・ブラックモアのような速弾きの方が好きである。トニー・アイオミのようなキャッチーな弾き方が好きである。

 結局、音楽とは、テクニック以前にいい曲が必要なのである。当たり前だが。 



2002年04月15日(月) なにげなく、びっくり

 以前デフォルメ・サンダーバード2号を買った「本屋」に行く(あそこは一応本屋なんだな)。

 なにげなく見ていたら、石川球太の「巨人獣」があるではないか。しかも奥付を見たら発行が4年前…。今まで気が付かなかったぞ。レイアウトの入れ替えをしていたから、倉庫からでも出してきたのかな。

 一応買おうかと思ったが、2500円とちと高いので今日は諦める。でもとりあえず未見のラストを立ち読みしておく。なるほど、当時の少年誌としては、ああやって誰の責任でもない死に方をさせるしかないか。
 でも欲しいなぁ。

 ついでに他の本屋に行ったら「戦闘妖精雪風<改>」…あれ、<改>???
 しまったぁ、書き変えたとは知らなかった(超音速漂流みたいなものか)。買おうとしたがボロボロの一冊だけなのでやめる。
 多少汚れていても買う時は買うが、ここまでボロボロだと商品として売るには問題があると思うぞ。古本屋でもあるまいし(今じゃ、古本屋の方がきれいか)。
 こういうところが、本屋として失格なんだよなぁ、この町は。



2002年04月14日(日) 灯台もと暗し、だったとは

 なにげなく近所のラジコン屋に行ったら、「ジェットモグラ用エッチング・パーツ」が置いてあった。当然、買う。意外な所にあったものである。もう少し早く見ていれば「サンダーバード2号用ギアセット」があったのかもしれない。
 まあ、そんなものだ。

 ついでにカメラ屋ものぞく。
 タムロンの28-200mmズームレンズが39,800円だった。常用レンズとして、ちょっと欲しいのである。本当は同じタムロンの24-135mmの方が欲しいのだが、少し価格が高めである。
 なんか自分が求めているのって、いつも少し高い…。
 
 あと限定パックでニコンのF80Sと28-100レンズセットが98,800円…。これは安いなぁ。実は持っているのはEOSシステムなのだが、そろそろ本体やレンズのスペックの問題で、ニコンにしたいと思い始めている。まあ当分無理な話ではあるが、F80Sがこの価格なら触手が動くぞ。
 我ながら、困ったものである。



2002年04月13日(土) 久々の休みだと忙しい

 久々に土曜の休日である。うちはいまだに週休二日制ではない。

 で、久々に子どんぐりのリクエストに答えて、郊外の公園に連れて行く。
 しかしここになぜか海上自衛隊のHSS-2B(多分)が展示してあった。SH-60Jへと転換していく過程での退役機であろう。できれば中が見たいものである。
 
 4時過ぎに帰宅後、S家へ行く。
 子供が大きくなっているが、まだ10Kgとの事で、持ち上げると軽い軽い…。K一家も来ていたが、こちらはもう少し大きくなっていた。食べてはいけないお菓子を取り上げると、世界の終わりのような悲しみ方で泣く。

 ここで、CDの中にイングヴェイのインスピレーションを見つけたので借りる。カンサスやUK、レインボーの曲をどう処理しているのか、非常に興味がある。
 あとUKの海賊版も借りる。第一期のメンバーによるライヴなので、楽しみ。ま、海賊版だから音質に期待はしないが。



2002年04月12日(金) 遠路はるばる、よみが来る

 海月屋茶房さんから、すいんぐあずまんが3の「よみ」が届く。2号も大喜び。もしかしてこの手のコンプリートは初?(あ、意地になったサンダーバードがあるか)。
 
 ウチの場合、コンプリートする前に市場から商品が消えてしまう事が多い。やはり弱小地方都市の悲しさである。もっとも少数とは言え、当初は入荷するだけましなのかもしれない。「タイムスリップグリコ」も、北海道東北先行販売とか言ってたのが、一瞬にして消え去ってしまった。
 もっともこれ、販売直後に東京に行ったら、上野で「おまけだけ」が売っていた。一個二千円で…。なんか大量に東北から関東圏へ流れただけではないのか?

 で、「よみ」が届いた時、コンピのCDが三枚同梱されていたが、これがなかなか嬉しい内容であった。どれも「本当に勉強になるなぁ」という内容である。特に以前某所で話題となったスパニッシュ・プログレについては、なかなか聴く機会がないため、とても参考になる。ちなみに勉強になると言っても、こういうのは苦にならない勉強だから、楽しくていいなぁ。

 しかしスパニッシュ・プログレって、ざっと聴いた感じでは黄金期のイタリアン・ロックに近いテイストを感じる。つまり日本人好みの物が結構多いのではないか、と思う。
 でも大手レコード会社としては、こういうのには手を出しにくいんだろうな。それでなくても洋盤が売れないんだから。悲しい時代である。
 
 最近は金がないため、新しいジャンルの物になかなか手を出せなかったりして、本当にしばらくしてから後悔する事もある。だからこうしていろいろ頭に入れておけば、なにかのはずみに「おおっ、これは買っておかなければ」とすぐ反応できるのである。
 
 物を買うにも勉強が必要だよなぁ。これは趣味の世界では当然の事だけど。



2002年04月11日(木) お?誕生日?

 今日は私の誕生日らしい。う〜む、どう考えても人生の折り返し地点はとっくにすぎているぞ。会社での残り時間もあまりないなぁ。

 ところで帰宅するなり子どんぐりが、「誕生日おめでとう」と貝殻をくれた。ほたての貝殻である…。気持ちは判るが、どうリアクションすればいいのだ?



2002年04月10日(水) すかっと参上、すかっと解決

 ガイナックスの武田氏による「のーてんき通信」を読む。非常に懐かしい内容であり、ついつい一気に読んでしまった。まあ文章が軽いせいもあるが。
 内容は、主にダイコン3開催からゼネプロやガイナックスへと発展していく過程の話である。
 目新しい事は少なかったが、詳細が判ったりして面白い。ただ、けっこう遠慮している部分もあるなぁ。人の描写はアンバランスじゃないか?

 しかし改めて、いい時代だったんだと思う。しかも彼らは苦労しているとはいえ、あの頃のままの生活を続けているんだからうらやましい。
 
 かくして、あの頃を境に、サブカルチャーの拡散と浸透が進んだ訳だ。


 ところで、とあるニュースを見ていたら、隣に「SMAPの稲垣吾郎が平成の植木等を襲名」とあった。
 なんでもドラマでヨイショ男をやるらしい。まあ現在の彼のイメージとは正反対だから、これはこれで面白い事になる、のかな?

 でも私は彼に一度、「牧史郎」の役で「怪奇大作戦」をリメイクしてもらいたいと思っている。いや、なんなら「ブラックアウト」のリメイクでもいい。
 なにせ初めて稲垣をテレビで見た時、真っ先に思ったのが「あ、牧史郎そっくりだ」だったのである。

 実際、何を考えているのか良く判らないマニアックな二枚目、というのがなかなか気に入っている(あれは絶対に地のままだよ)。これが同じSMAPの二枚目である木村拓哉と、決定的に違うところである。
 そう言えば昔、なんかのインタビューで「好きな戦闘機はクフィル」だなんて言っていた(まあエリア88のせいらしいが)。こんなのをチョイスするあたり、やっぱりマニアックだよなぁ。

 いや、しかし本当に現代の技術と脚本力で、誰か「怪奇大作戦・ザ・ムービー」を作ってくれないかな。
 もちろん円谷プロに作らせては、絶対にいけないぞ。



2002年04月09日(火) 食玩の鉄人

 食玩の「横山光輝の世界」が半額だったので、4個買う。

 欲しかった「鉄人対モンスター」をゲット。ブラックオックスは2個目が出てきたが、これがダブる分には許せる。
 あと欲しいのは「鉄人28号白黒版」だが、まあ無理する事もないか。ガイアーとポセイドンもないから、別にコンプリートしなくてもあまり気にならないのである。

 さて、来月はいよいよサンダーバードが出る(噂ではパート1だとか)。はたしてこんな田舎で手に入るか、非常に不安である。
 とにかくこれは是非ともコンプリートしたいが、高速エレベーターカーは4台、磁力牽引車は2台必要だから、レベルの高いコンプリートとなるなぁ。
 もう見つけたら即、オトナ買いするしかないか…。 


 ところで、会社で「食玩」という言葉を使ったら、「なんですか、それ」と言われてしまった。そう言えば掲示板でJemさんも知らなかったと書いていたし、もしかして一般的な言葉じゃなかったのか。
 でもパソコンでは、一発で変換するぞ。



2002年04月08日(月) 情報格差は広がるばかり

 昨日買った「SFが読みたい2002年版」をぱらぱらと読んでいる。

 相変わらず水玉蛍之丞氏の表紙は面白い。扉にも続いてるし。毎度の事ながらこの人の表紙だから無条件に買っているようなものである(つったら、執筆陣に失礼か)。

 しかし本当に最近SFを読んでないなぁ。というか、まともに本を読んでいないぞ。で、こういう状態の時にハズレを読んでしまったりするんだな、これが…。
 最近だとクラークが原作担当としか思えない「トリガー」がそうだったかな。

 でも書評とかで「おっ、これは読んでみたいな」と思う本が全然書店にない。ネットで注文という手もあるが、やはり本という物は、書店で実際に数ページ読んでみて、それで面白そうかどうかの最終確認をしたいのである。
 なんかネットで頼んで自分の好みでなかったら、と〜っても悔しいではないか。そもそも最近の書評は、あまりあてに出来ないんだから。「なんとかで一位」なんて本を買ってみたら、私的には「なんでこんなのが一位なんだ?」というのも最近あったしねぇ。

 そもそも書店は、偶然の出会いがある貴重な場のはずなのに、もうそんな書店は田舎には存在しない。「売れないから」という理由でどんどん本が少なくなっていくのである(実際コンビニなみの本しかない店もあるし)。
 するといきおい、ネット販売に頼らざるをえない状況が加速され、ますます書店はジリ貧になっていく…。

 つまり情報格差というものは、ネットの普及により、ますます広がっていくのである。物を知らない人や自分の感性がない人は、ネットに頼れば充分と言うが、そんな単純な考え方、私はごめんだね。
 自分の足で探す努力も必要なんだよ、人間は。

 あと「SFが読みたい2002年版」は映像関係も載っているが、これは不作な年だったのが実感できる。実際話題作とかはつまらないのばかりだったし、インディーズ系もまともに映画しているのは見かけられないし…(そもそもこちらでは、なかなか観られないのだが)。
 冗談抜きで、ライトスタッフ以後、感動作に当たっていないぞ。

 なんかこの日記、最後はグチになっちゃうなぁ。



2002年04月07日(日) 宇宙船も22年か

 隔月刊化第2弾で100号記念となる「宇宙船5月号」を買う。

 1980年創刊だから、22年目で100号か(スターログが休刊になったのも100号だったなぁ)。しかし特撮専門誌としての誇りがあるのなら、編集部はもうちょっと勉強しろよ。読者の方があれこれ詳しい状況というのは、かなり変なんだから。
 
 ちなみに今回の表紙は、創刊号の表紙を飾ったメカの、角度違いという物であった。なんか創刊号を買った時を思い出してしまった。

 で、今号には「パトレイバーWXIII」に関して、とり・みき、ゆうきまさみ、出渕裕の対談が載っていたが、とり・みきの一言二言だけでも、なぜ押井と出渕が大喧嘩したのか、なんとなく見えてきて面白い。
 端的に言えば、SFをきちんと理解しているプロの視点と、刹那的SFアマチュアリズムの衝突であろうか。
 つまり、SFで大嘘をつくためには設定をきちんとするのが大前提なのだが、その設定の基準自体がどこまで合意されたか、という事だ。

 しかし、これがヒットすればさらなる企画が通せる、というような話も載っていたが、こんな上映方法でヒットなんかする訳がない。これは前にも書いたが、純粋に営業サイドの判断ミスだ。単館ロードショーじゃないんだから。
 それとも人口が少ない田舎の観客は、興行成績の蚊帳の外なのかい。
 以前、押井監督の「攻殻機動隊」や「アヴァロン」の時は、わざわざ会社を休んで往復300Kmもかけて観に行ったものだが、往復で600Kmともなると、ちょっと行けないぞ。


 ところで、この本を買ったショッピング・センターで、仙台のパラダイス・レコード主催によるLPの販売をしていた。
 ちょっと欲しいかな、というのもあったが、なんか値段が少し高い。
 もちろんこんな田舎でやるとなれば、それなりに経費がかかるだろうが、特に売れ線のアルバムの値段がかなり高いようだ。
 そんな中、チェイスの2ndが3,000円というのは、どんなものだろう。全体の中では安い方であったが、私としてはちと高いのではないかと思う。もう少し安かったら買ったんだが。

 なにせ個人的に好きなアルバムなのだが、所有しているのは傷だらけで、凄い音になっている。
 しかもなぜか未CD化作品である。早いところCDで出して欲しいものである。



2002年04月06日(土) 宴会である

 今日は通常の出勤日。子供が変な顔をする。
 しかも会社ではヒマそうな人も多い。時間あたりの単価が高い人ほどヒマそうである。まあそんなもんだろう。家にいたって仕方がないんだから。

 で、会社の親睦会を引き受けたので、今日は夕方からその引継ぎ会。
 総勢8名なのだが、見事に男女で分かれた宴会となる。ま、そんなもんか。

 ところで最近の宴会を見ていると、コロニーの形成要因は「仲間との安心感」のようである。
 隣村というシステムがあっさり根付く国民性だから、当然なのではあろう。って、そんな大げさな事かい。

 まあ実際のところ、酔っ払いのタワゴトを聞くのは苦痛以外の何物でもないからなぁ。



2002年04月05日(金) 川井作品と押井作品

 今日はどちらも川井憲次による「WXIII機動警察パトレイバー・オリジナル・サウンドトラック」と「ミニパト オリジナル・サウンドトラック」を買う。
 しかし両方で5,000円とは、ちと高くないか。

 「ミニパト」の方は、元々が押井監督による自己パロディ的なものだから、音楽も今までのものを踏襲しつつ、笑わせてくれる。ある意味「御先祖様万々歳」のサントラ的な内容である。
ま、2,000円だし、まあまあの出来というところでしょう。

 ところが「WXIII機動警察パトレイバー」の方は、ちと問題ではないか。
 これはれっきとした劇場公開作品であり、過去の「パトレイバー1&2」「攻甲機動隊」「アヴァロン」等のオリジナリティ溢れる作品を期待してしまうのは当然であろう。
 しかし聞いてみると上記の作品や「修羅雪姫」といった作品のフレーズがあちこちにある。
 もちろん実際に映画を見ると印象が変わるかもしれないが、少なくともCDを聞いただけでは、テレビのサントラの仕事とあまり変わらないように思えてしまう。
 ちょっと期待はずれかな。

 で、実際に映画を観たいのだが、いかんせん一番近い映画館でさえ300Km以上離れている。とてもじゃないが行けない。しかもミニパトの方はシャッフル上映とかいう、三回観に行かないと全話観られないという、企画した人間はただのバカとしか思えない上映方法である。企画者は多分、東京から外に出た事のない奴であろう。頭の悪い奴だ。

 過去、押井作品の興行成績が悪いのは、作品のせいではない。このように上映方法がいつも悪いのだ。つまり営業に問題がありすぎるという事だ。
 DVDが出れば買うのは判っているが、映画館で観たくても観られない、という状況はなんとかして欲しいぞ。



2002年04月04日(木) 原稿がとりあえずアップ

 先月の、花巻は大沢温泉における宴会のアフター・レポート用原稿が、ほぼ完成。

 たかが一泊の宴会、しかも別にこれという企画もないのに、なぜ5ページにもなるかな。しかも推敲すればするほど、いろいろ追加事項が増えていく。これに写真を加えれば、軽く8ページくらいにはなるだろう。
 
 やはり文章というものは、長く書くほうが楽だね。ほっときゃ、いくらでも長くなっていく(困ったもんだ)。
 さて、あとは岩崎氏が何ページ書いてくれるか、だな。

 おっと、私が作るアフター・レポートでは、表紙の写真が銃なので、今回用になんとかしないといけないぞ(内容とまったく一致していない、と評判なんだな、これが)。



2002年04月02日(火) しりあがりの4コマ

 今日から朝日新聞で、しりあがり寿の4コマ「地球防衛家のヒトビト」が始まる。まあ相変わらずのタッチで、今後が楽しみである。
 しかしまさかこの人が朝日新聞の4コマを書くとは、思ってもいなかったなぁ。流星課長の頃から絵柄は全然変わってないのにねぇ。えらいよ、この人は。


 話は変わるが…。
 ユニセフから、「募金のお願い」なる手紙が来た。まあ、子供がいる身としては、ああいう活動は無視できないのではあるが、今回はあえて無視する。
 別にユニセフが悪いという訳ではない。
 宛名の住所を見たら、以前会社で署名に協力してくれと言われて書いた、ちょっと違う住所だったからである。
 私は署名運動の時は、いつも少〜し変えて書いているのである。
 
 以前も某政党の党員名簿に強制的に書かされたら、しばらくしてセールスの電話や手紙が頻繁に来るようになったので、最近は書かないようにしていた。
 まあ今回の署名は、人助けと思ってしたのだが、やはり流している奴がいる訳だ。

 しかしプライバシー保護の認識なんてないんだね、この国は。
 次は名前を変えて書いてみよう。



2002年04月01日(月) フール・オン・ザ・ヒル

 題名に意味ない。世はエイプリル・フールだそうな。

 という訳でネットに何かあるかな、と思ったが意外とみんなマジメである。
 ただ某押井のファンサイトでは、CNNニュースそっくりのとんでもないフェイクをして、なかなか楽しませてくれた。
 
 しかしトップが「アラファト議長死亡」だったもんで、掲示板にはずいぶん批判的な事を書いている連中もいたし、実際シャレにならない内容ではある。
 でもそれ以外は「犬肉食に抗議する動物保護団体が自爆テロを予告」なんて、なかなか奥が深くて笑わせてくれるし、「[シベリア超特急]全9部作の公開スケジュール発表」に至っては問答無用のおかしさである。
 こんなのが丸々一面あって、どれかクリックすると「んな訳ないでしょ」と来る。個人的にはこういうのが好きである。


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