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2002年08月31日(土) あっという間に一日が終わる

 CD-Rとプリンター用インクを買いに行く。
 ついでに、押井の立食師列伝のために「スニーカー」を買う。相変わらず面白いと思うのだが、一般読者はどう思っているのか、その感想を聞きたいものである。
 この時ついでで立ち読みした本に「キャラウィールのポインターII」が製作中止とあった。これは限定版の方でまだ入手していない奴だ。困ったものだ。

 さて、フロヰ道本部へ写真のCD-Rは送ったし、KC(この場合、おがにゃん用か)へのCD-Rも出来た。
 あとはチャウチャウ用に写真の焼き増しと、マコさん用のCD-R作成だな。
 
 こうしてみると、写真をスキャナーで読み込むのは大変だけど、その後の作業を考えるとデジタル化した方が楽だなぁ。実際、写真を撮るのは銀塩の方がまだ面白いのだが、結婚式やコンベンションなんかの記録用には、デジカメの方がスピーディに進むのは間違いない。
 この前のKECCON 2002なんて、KCはリアルタイムで写真をネット上にアップしてたんだから。
 時代は変わる、と。

 もしかしたらあのメンバーの中で行動様式が一番アナクロなのは、実は自分になっていたりして…。



2002年08月30日(金) 基本的にはいい出来のモグラ

 食玩のジェットモグラを組み立てる。

 しかし地中への突入姿勢を取ると、ガントリー部分が傾きすぎて、そのままでは飾れない状態になるため改造を試みる。
 アブソーバー部分を切り詰めて補強のため針を切断して埋め込む。形としてはこれでいい感じになったのだが、前方が極端に重いため重りがないと後ろが浮き上がってしまう。

 釣り用の鉛でも買ってきて、検討しなければならないな。



2002年08月29日(木) 映像版の「戦闘妖精・雪風」

 会社の人から「戦闘妖精・雪風」のDVDを借りてきた。
 
 事前にネット上での感想なんかを調べると、否定的な意見か多かった。端的にいって「面白くない」という訳である。つまりは原作ファンやSF関係者だけが見ているという証拠でもあろうか。

 で、恐る恐る観たのだが…、う〜ん、あのキャラはダメだ。あまりにもイメージが違いすぎる。プロデューサーは冒険のしすぎだよ。
 そして脚本があまりにもアウトラインだけの上に、演出も安定していない。あれでは原作を読んでいない人にはワケが判らないだろうし、読んだ人には面白みがない。

 演出的に最もダメなのが、あの渓谷のドッグファイト・シーンだ。映像的に速さなどを演出する上で仕方がなかったという事情は判るが、あまりに非現実的な機動である。
 あんなもの、渓谷の上から追尾して、周囲にミサイルを撃つだけで解決するような状況なのだ。あんな逃げ場のないところに戦闘機で突っ込むなんて、ゲーム以外ではありえない。
 せっかく自衛隊の協力を得て、また一流のスタッフを集めたのだから、もっと空中における機動表現を工夫すべきだろう(これでは「ファイヤーフォックス」から何も進歩していない)。そうでなければ、戦闘機の表現なんかさっさと諦めればいい。所詮現実のスーパーファイターには敵わないのだから。

 むしろフランカーを使用して、実写で雪風を作った方がよほど迫力が出るだろう。限定された機種でだが、機体を一回転させるクルビットという技ができるのだから、背後のミサイルを打ち落とすあのシーンの再現だって可能なのだ。 
 アニメが実写に負けるようでは、どうしようもないぞ。

 ストーリーも今回はダイジェストであり、今後どう化けるか判らないが、やはり「フェアリー・冬」は入れてもらわないと、雪風という作品世界の面白さは半減する。あれは非常に重要なストーリーである。人類とジャムと機械との関係を表現し、また人と機械の相互補完がどこまで必要なのか、という重要なテーマの入り口なのだ。
 でも雪風がほとんど出てこないから、アニメには向かないか。

 ま、とりあえずこれ以降、最終巻まで観てから最終的な評価を出そう。第一ラウンドは「アンタの負け」だ。



2002年08月28日(水) ベータの終焉

 ソニーがベータマックスの生産を中止するそうだ。ついに入手は出来ずに終わる訳だ。

 今後は修理とテープ生産だけになる、というのがまだまだ良心的だが、ビクターだったらどうするだろうか。
 ただしベータマックスというのは家庭用なので、放送局用なんかの機材は生産し続ける訳だし、当然テープの生産を打ち切る訳にはいかないのだろう。なんたってVHSより画質も操作性もいいんだから、放送局が簡単に手放すとも思えないし、過去の膨大なるテープ遺産というものもある。

 しかし2001年度の売上は2100台との事で、ピーク時の80万台に比べればそれは仕方のない数字である。
 でも私もここ数年、安いのがあれば、とハードを探していたがなかなか見つからなかった。これは田舎では顕著で、「売れない」のではなく「売らない」のだ。
 そもそも売れ残る可能性があればとっとと販売自体を止めてしまう。これは人口の少ない田舎では非常にシビアだ。

 あとはこだわりの問題もある。田舎では「安ければなんでもいい」という人が圧倒的に多いのだ。オモテに見える物でなければ、ブランドや高性能など必要としない。だからポルシェやBMWに乗っているようなイナカモンのおっさんが、ビデオはフナイでいい、とか言う訳だ。まあ、どうしようもない事ではある。
 
 言っておくが、「田舎に住んでいる人」と「イナカモン」はまったく意味が違う。これだけは強調しておく。でも人口が少ないと、どうしてもイナカモンの方が幅を利かせてしまうのも歴然とした事実ではある。
 話がずれたな。

 さて、昨日の続きでサンダーバードVol.2をさらに5個買うも、パーカーは当たらず。仕方がないから諦めよう。なんたって次は謎の円盤UFOだ。これは大変だぞ。

 それから模型雑誌によると、廃業したイマイの金型は、そのほとんどがアオシマに移ったらしい。開発中のサンダーバード1号なんかも一緒らしいから、ちょっと期待しよう。
 でも本当は、UFOや1999のメカをモデルアップして欲しいのである。決定版のシャドーモービルやSID、イーグルなんかは是非欲しいのだが、そもそもイーグルなんて、あの背面のトラスフレームを正確に自作するのは、かなり難しい。
 どこかで出して欲しいのだが、ま、当分はコナミの食玩で我慢するか。



2002年08月27日(火) サンダーバードVol.2発売

 ようやく某ロ×ソンでSFムービーコレクション・サンダーバードVol.2を見つけた。とりあえず店頭にあった10個全てを購入。恥かしいなぁ。
 で、予想通りパーカー以外はすべて揃った。今回はパーカーがレア物だと告知されていたのだ。
 でもこうなると悩むところだ。特にパーカーが是非欲しいという訳でもないのだが、ペネロープは持っているし、ないのがこれひとつというのも妙に悔しいものがある。

 しかし今回もメカの出来がなかなかいい。サンダーバード4号やペネロープ号は、コクピットの中にちゃんと人物まで再現されている。値段を考えると凄い事だろう。
 こうなると10月発売予定の「謎の円盤UFO」が非常に楽しみである。もうあちこちでアナウンスされているが、どれも出来が素晴らしくいいのだ。

 さて、今回はあと5個だけ買って、結果はどうあれ止めてしまおう。次回のUFOは買いまくらなきゃいけないからね。インターセプターやシャドーモービルは3台必要だし、スカイダイバーも複数欲しい。
 困ったもんだよ、まったく。



2002年08月26日(月) 「神罰」って、駄作か傑作か

 「神罰」(by 田中圭一)を読む。
 
 いや、いかにもこの人らしいマンガではある(ドクター秩父山の作者と言えば判ると思う)。まっとうなシモネタがほとんどなのだ。普通の読者には向いていないのは明白なのだが、これは信じられない事に、天下の朝日新聞の書評に載ったのである(まったく朝日新聞は何を考えているのだ)。
 
 で、何故朝日に載ったのかというと、多分、手塚治虫のパロディをやっているからだ。しかも恐ろしい事に、絵柄が手塚タッチなのである。あの絵でシモネタなのだから、もう空前絶後、二度と誰もマネができない荒業であろう。もうこのバカバカしさと言ったら、現物を見てもらうしかない(責任はとらないぞ)。
 そもそも製本からして、手塚治虫全集をパクっている。表紙の上部に「田中圭一最低漫画全集」などと書いてあるし。

 そしてこの表紙がまた楽しい。表紙の女の子(もちろん手塚タッチ)が「お願いです、訴えないでください」と泣きながら嘆願しているのだが、腰巻に「訴えます!! 手塚るみこ(怒」と書いてある。ちなみのこの人は手塚治虫の長女だ。
 手塚の身内の了解をとり、朝日の書評に載せてもらい、巻末にはしりあがり寿との対談まで載っている。ここまでやれば誰も公には攻撃できまい。実に上手いやり方だ。

 でもそういう防衛線を引かなければならないほど、内容は過激なのである。かりにあの内容を彼自身の絵柄でやったら、多分無視されて終わっていたはずだ。
 それをあえて手塚タッチにする事で、「今まで誰も出来なかったパロディ・マンガ」へと昇華してしまったのだ。この人はたまにするどい内容のギャグを放つが、今回の一部がその「たまに放った」作品なのである。
 これでしばらくは普通のシモネタマンガが続く事だろう。

 なんか褒めていいのかけなした方がいいのか、良く判らない作品ではある。



2002年08月25日(日) CD三昧の日

 一日中、CDを聴いていたような気がする。

 やっぱりクリムゾンの「USA」はいいなぁ。現在はクリムゾンの音源としては70年代のライヴも大量に出ているけれど、とりあえずこれが出た今となっては、初心者へのお勧めライヴとして最適なのではないかと思う。なんたって一枚でいいんだから。
 一方「アースバウンド」は久々に聴いたけど、当時からやはりその音の悪さのためにあまり思い入れがないもんで、まあ以後しばらくは聴かないと思う。個人的にはこれより「サーカス」を聴いた方が楽しいのだ(あ、初心者向けライヴとしてはこちらを勧めるべきか)。

 実は「サーカス」を勧めるのには理由がある。私は70年代も80年代も90年代も、クリムゾンは全肯定するからなのだ。あれだけ酷評の80年代クリムゾンも、ディシプリンをリアルで買って気に入って、だからこそ初来日も行ったのだ。
 私は全肯定のファンだと宣言しても、バチはあたるまい。

 ところでステージ101のベスト、これも実にいい内容である。今後ソニー時代の物も出る可能性はあるが、とりあえずこれ一枚(いや二枚組だから二枚か)あれば、101の一番いい時代の音楽をほとんど聴く事ができる。当時の101ファンなら、買いですな。
 ちなみに末期の101は初期メンバーもほとんど残っておらず、また新メンバーの能力にも問題があり、かなり悲惨な状態だったらしい。幸か不幸か私は末期の101は見ていなかったから、どの程度悲惨なのかは判らない。
 そのせいもあり思い出はかなり美しいのである。まあニックが辞めた時点で、「私にとってのステージ101」は終わっているのだ。
 
 そして末期はころころと放映時間が変わり、ガッチャマンの裏番組の頃はまったく見ようという気にすらならなかったのであった。



2002年08月24日(土) イマイの金型がこんなところへ

 久々にアオシマのホームページを覗いたら、ぬぁんと、廃業したイマイのサンダーバードの金型を使った「サンダーバード2号」「ジェットモグラ・タンク」「サンダーバード秘密基地」の発売がアナウンスされていた。
 アオシマが金型を入手していたとは知らなかった。てっきりバンダイあたりかと思っていたのだが…。
 でもモグラは新金型のモデルだが、2号は旧金型のようだった。つまり新金型の2号は他のメーカーの可能性もあるし、旧金型の元を取ってから新金型の方を出す気なのかもしれない。さてどうなる事やら。

 なんて書いてたら、某所のホームセンター内でサンダーバードの「めんこスタジアム」が一箱あったので、購入。\2,000也。探していたのだが、灯台下暗しとはこの事だ。全然気がつかなかったぞ。でもなぜか定価だ。
 いい加減サンダーバードだけでは買う気はないのだが、キャプテンスカーレットや謎の円盤UFOまで入っているとなると買わざるをえないという訳だ。
 しかし全部で63種類という事は、一箱で50枚だからどう考えても簡単にコンプリートは無理だな、と思いながら開けたら、やっぱりダブリまくりだった。トホホ…(たかがメンコなんだから、コンプリートする必要はないんだけどなぁ、と判ってはいるんだが…)。
 でも写真はなかなか綺麗である

 で、あとは雑誌を4冊。「映画秘宝」(ひえー、もう一ヶ月が過ぎたのか)、「GUN9月号」(リターナー関係の記事が載っており、危なく買いそびれるところだった)、「Jウィング10月号」(スホーイの特集記事のためで、実はこの機体が好きだったりする)、「CDジャーナル9月号」(なんとKENさんの作品評、しかもクリムゾンが載っていたためだ)の4冊である。

 なんか鬼のようにお金が消えていくぞ。



2002年08月23日(金) ステージ101のCD

 帰宅したら、CDが届いていた。一昨日ネット上で注文した物だ。
 
 「ステージ101ベスト」(2枚組)と「ワカが選ぶみんなのステージ101」である。
 前者は、元々「涙をこえて」が欲しかったのだが、2枚組だけあって、カバー曲も多く、当時を知る者としては感涙物である。「気になる女の子」のカバーなんて、そうそう聞けるものではないだろう。
 ちなみに、あの「アテンション・プリーズ」も入っている。歌っていたのが101のメンバーだからだが、どうも異質な感じがするのは、番組のテーマ曲だからだろう。
 
 そしてなんと西玲子の「荷馬車にゆられて」まで入っているのだ(シングル持ってるけど)。CDではあの太田ひろみと一緒に表記されているが、デビュー前だったので、シングルに太田ひろみの表記はない。念のため。
 この西玲子(当時の愛称はニックだった)は、番組途中で降板し、以後芸能界から完全に引退してしまったのだが、マルチタレントの原型だったと私は思っている。
 引退した時の101は、見ていてとても悲しかったなぁ。

 後者の目玉は、昔「みんなのうた」で流れた曲「さあ みんなで」であろう。元曲はビートルズの「オール・トゥゲザー・ナウ」である。
 そもそも良くこんな物を「みんなのうた」で流したものだが、さすがに歌詞は大幅に変えてある。放映当時見ていたが、101だとは気づかなかったのが不覚である。

 ついでにニックの「雨あがりの鎮守様」も入っている。今聴くとなかなか恥かしいが…。
 という事で、聴きながら書いているのであった。

 あと今回は頼まなかった(金がなく、頼めなかった)が、スクールメイツのベスト盤もいずれ買わなければならないだろうなぁ。
 なんとこれには「セイヤングのテーマ」が入っているのだ。そもそもあの曲がスクールメイツによって歌われていたのも驚きだが、今まで未発表だったそうなのだ。是非とも買わなければ。
 
 関係ないけどスクールメイツには、あのキャンディーズも在籍していたっけ。



2002年08月22日(木) 「GUN CRAZY」を観た訳だ

 「GUN CRAZY EPSODE-1 復讐の荒野」のDVDを買う。なんちゅうか、往年のマカロニ・ウエスタンを現代日本で復活させるとこうなる訳だ。

 土地の支配者がバンバン人を殺すために沖縄を舞台に設定する、というのは意外といいアイデアかもしれない。
 ま、主演が米倉涼子だから、演技は別に期待しないが、監督の撮り方がうまいためか、あまりアラが見えない。まあこういう映画(つまりローバジェットのB級映画)では、あまり演技をさせてはいけないのだ。ほどほどにしておくのが正解である。

 そのためかどうか、マガジン・チェンジはすべて無視したらしい。まあそれもありだろう。観客は無意識にそれを補完しているのだ。でもリボルバーでそれはやって欲しくなかったなぁ。あんなもん、5〜6発撃ったら終わりだろう。
 映画で無制限に弾を撃つなら、セミ・オートマチックが正解である。リボルバーではスピードローダーを使用したって、映画的に無理がありすぎる。つまり映画でリボルバーを効果的に使用するのは意外と難しいのだが、どうもそういう事が今の監督は良く判っていないようだ。

 しかしラストは、感心するか笑うか、どちらかだろう。ちなみに私は苦笑した。

 さて、あとは年内に公開予定の「KILLER」という連作が楽しみである。一本は押井が監督するのだ。まともな作品になる訳がない。



2002年08月21日(水) アースバウンドとUSA

 今日はCDを3枚買ってきた。
 キング・クリムゾンの「アースバウンド」「USA」「スラック」で、ペーパースリーヴ仕様である。
 このうち「アースバウンド」と「USA」は、ファンが長年待ち望んでいた作品である。もっとも私は(以前も書いたけど)前者はブート、後者はLPで持っているので、出なければ出ないでも構わなかったのだが(自分勝手な奴だ)、とにかく世界中で待たれていた作品である事は間違いない。

 しかし「アースバウンド」は、元々がカセットテープをマスターとしていたので、恐ろしく音が悪い。今回リマスターしているので多少良くなったように感じるが、音が悪い事に変わりはない。公式盤でこれ以上悪い音のアルバムというのは存在しないのではないだろうか。
 それでもこの音の悪さをカバーして余りあるのが、その内容である。このパワーだから音の悪さにも係わらず、人気があるのだ。
 実際これが出ちゃうと、今後クリムゾンのコレクターズ・ボックスは売れなくなるんじゃないだろうか、と要らぬ心配をしてしまう。
 いや、このせいで日本でのボックス発売が中止になるかも。どこまで続くのか判らない現状では、それでもいいけど…。

 しかしなぜ「スラック」が紙ジャケなんだろう。これ最初からプラケースのCDしか存在していないはずなんだが…。だもんで発売当時に買っているにもかかわらず買ってしまったのであった。困ったもんだよ、まったく。



2002年08月20日(火) ようやく「トレス・ルナス」を聴く

 昨日のEL&Pで疲れてしまい、マイク・オールドフィールドの「トレス・ルナス」を聴くのが後になってしまった。

 この作品は、自身がプロデュースしたゲームのサントラとして作られた、珍しいパターンである(しかもこのCDには、そのゲームのデモ版が収録されている)。
 まあ彼が作るんだからただのBGMというレベルは超えている。越えているのではあるが、やはりゲームを意識しているのは明白で、ある意味で非常に聴きやすい。しかも心を落ち着かせるかのような曲なので、疲れていると寝てしまう。

 例えば賛否両論、というより否の方が多かった「チューブラー・ベルズIII」は、明らかにクラブ系なのだがちゃんとロックとしての精神は受け継がれていた。だから私は結構気に入っているのだ。
 今回の作品ではこのロック魂がかなり縮小されており、俗にいう癒し系が強調される結果となってしまった(私は癒し系という言葉が大嫌いたが、彼は癒し系と意識して作っている訳ではなく、彼の曲想の一部がそうであるだけの事だ)。
 そう、今回の作品はクラブ系の癒し系なのである。こんな物を同居させてしまうのも一つの才能だ。以前から曲のあいまにそういうパートは見受けられたが、今回はそれが前面に押し出されている訳だ。

 いずれにせよ、最近のマイクのファンなら買っておいて損はないレベルの出来ではあろう。個人的には前作の「ミレニアム・ベル」よりはいい出来だと思っている。まあ端的に言って、聴きやすいのである。
 
 ちなみに、あえて書いておくが、私が彼の作品でベストだと思っているのは、三作目の「オマドーン」である。多分これ以上の作品は、もう出ないとまで思っている。



2002年08月19日(月) EL&Pのオフィシャル・ブートボックス3

 仕事始め、って正月じゃないんだが。

 仙台で買った「THE ORIGINAL BOOTLEG SERIES FROM THE MANTICORE VAULTS Vol THREE」を、昨日から今日にかけて聴いた。さすがに5枚組みだと時間がかかる。
 しかし1と2は国内盤が出たけど、今回のは出ないだろう。理由は単純、つまらないのだ。
 
 1も2も、70年代のパワー炸裂というのが充分に判るほど素晴らしいプレイばかりだった。確かに音は悪いし、国内版は高すぎるが、少なくとも輸入版なら誰にでも勧められる(半額だもん)。EL&Pのファンなら持っていて損はない。

 ところが今回の3になると、5枚中4枚が90年代で、それで何故音が悪いという文句は置いといても、とにかくパワーが感じられない。新作を出した直後の宣伝ツアーという感じで、あわよくば旧作も買ってもらおうという心理がみえみえなのである。
 70年代と比較して悪い、というのではなく、比較以前にやる気があまり感じられないのだ。
 つまり、全員にやる気がないとあのEL&Pパワーは出ないのだが、どうもまとまりがないと言うか、まとまり過ぎていると言うか。
 
 元々は3人が各々のパーソナリティーを主張しつつ、きわどいところでバランスを保っていたのが彼らの素晴らしいプレイの源なのだが、90年代ではそれがただの確執であるかのように、まとまりすぎている。つまり「お金のためのプロのお仕事」でしかないのだ。
 これで国内版が13,000円とかで出たら、そりゃ怒るよ。この内容にはそれだけの価値がない。

 とか言いつつ、この後が出ればまた買うかもしれない。まったくこれだからファンって奴は…。



2002年08月18日(日) 帰省その5&購入リスト(一部)

 今日は帰らなければならないので、9時半に作並を出発。ビデオ・クイズに参加できないのが残念。しかしここでセミの声を久々に聞く。「まるで夏のようだ」と発言して笑いを取る。
 
 その後仙台を離れ、最終的に家に着いたのは15時頃であった。気温20度。多分最高気温に近いはずだ。
 子どんぐりは、友達が家のそばにいたもんで速攻で遊びに行ってしまった。やはり今回の仙台は退屈だったのだろう。


↓最終的に買った物(価格は税抜き)

ミニカー「1/18 TOYOTA 2000GT」(007 YOU ONLY LIVE TWICE Version) \7,990
 本当は1968フォードムスタング(ブリット仕様)も欲しかったんだが…。

CD「トレス・ルナス」by マイク・オールドフィールド \2,400
 探していた新譜である。ゲームのサントラとして作られたと言うのがかなり異色ではある。

CD「FANFARE FOR THE COMMON MAN 25TH ANNIVERSARY EDITION」by EL&P \1,090
 なんだか判らないが、シングルCDである。何故かホウダウンのライヴ・ヴァージョンも入っているので購入。

CD「THE ORIGINAL BOOTLEG SERIES FROM THE MANTICORE VAULTS Vol THREE」by EL&P \5,290
 多分日本盤は出ないだろうという事と、日本盤でONE,TWOと買ってたから、ついでである。

CD「レッド」(紙ジャケ)by キング・クリムゾン \2,400
 紙ジャケは持っていなかったので、これもまあついでである。

本「横山光輝グッズコレクション」\2,300
 自分のグッズ原体験は、鉄人にあるらしい。やはり一番心がときめいてしまう。

本「音楽専科復刻シリーズ PROGRESSIVEROCK STRIKE BACK 1」\2,000
本「音楽専科復刻シリーズ PROGRESSIVEROCK STRIKE BACK 2」\2,000
 以前買いそびれていたが、そろそろ買っておかないと市場から消えそうなので購入。

本「戦闘妖精・雪風 解析マニュアル」\1,200
 探していたが、これも地元では全然見かけなかった。意外と内容は真面目である

本「BEHIND VERSUS THE OFFICIAL GUIDE BOOK」\1,429
 以前、青さんから教えてもらっていた本だが、たまたま見かけたので購入。

本「宇宙探査機迷惑一番」by 神林長平 \580
 以前持っていたが、見つからない。表紙が違うがまあよしとしよう。

本「科学の現在を問う」by 村上陽一郎 \660
 面白そうだから、というただそれだけ。

本「日本の軍事システム」by 江畑謙介 \680
 ついこないだ買いそびれたら、もう地元にはない。困ったもんだ。

本「最新・アメリカの軍事力」by 江畑謙介 \740
 基本的にこういう本が好きなのである。軍隊は嫌いだが、メカやシステムには興味があるのだ。

 その他いろいろ買っているが、面倒だからカット。まあこの辺だけでも私の趣味の傾向が判ろうと言うものである。



2002年08月17日(土) 帰省その4&KECCON 2002

 午前中は子どんぐりのために本を買いに行ったのだが、どうも決められないらしく、結局ドラえもんの学習まんがを買う。なんか情けないぞ。
 
 夕方、KECCON2002のため作並温泉に行く。
 主賓は冨木夫妻とPooh夫妻、サブで蛸井夫妻と肉丸結婚予定カップルという豪華陣であった。参加者もいろいろと豪華である。千田夫妻にも久々に会った。夜は例によって「まこさんのテルミン・ナイト」と青さんによる「過去のKOMECON等のビデオ上映及びビデオクイズ」が盛況だったようだが、私は翌日の長距離運転があるので1時にはリタイア。いたく残念。

小ネタ1:千田さんを見ていた某家の子が、こむらさき名義のカップ麺の写真本人だと知りいたく驚きながら言った言葉が「ただの相撲取りじゃなかったんだ」。ああ失礼な…。ちなみにカップ麺のマージンは入らないそうだ。

小ネタ2:SWEP1の日本語上映版は、オープニングの説明文字まで日本語だったとの事。78年にも日本語版があり、この時もわざわざ文字を日本語にしていたのだから、気がつくべきだった。ソフトには入らないだろうから、見ておくべきかも。

小ネタ3:Janeから今年のESIFCONはどうするのかとの質問があり、11/3-4はだめとの事だった。なにせ娘さんの最後の部活発表会がこの日あるのだが、実はESIFCON参加は彼女が一番楽しみにしているとの事。そう言えば以前からオークションには積極的に参加していた訳で、これは末恐ろしい中学生である。さて、調整工作を始めなければならないぞ、と。

 ま、その他小ネタは沢山あるが、いちいち書ききれないから、カット。
 ちなみにKCから「冨木さんちの写真CD」、正明さんから「結婚式のBGM集」をもらう。



2002年08月16日(金) 帰省その3

 相変わらず天気が悪い。郊外へ連れて行くのを断念する。

 午前中はトイザらスへ行き、帰りにテルミックにも寄る。テルミックは扱い商品を変えるのだろうか。だいぶ雰囲気が違ってきた。
 やはりVORKSが出店したおかげで、微妙に仙台の模型業界も変化しつつあるのかも知れない。
 
 午後はまた買い物。いい加減小どんぐりも飽きているようで、おばあちゃんと家にいるという。これ幸いと預けてしまう。



2002年08月15日(木) 帰省その2

 仙台市こども宇宙館へ行く。午前中だけで、小どんぐりは飽きたようである。もしかして理系は苦手な子になりつつあるのか?
 しかし上でやっていた恐竜の映画、これはつまらなかった。子どんぐりですらつまらないと言っていた。これで別料金なのは納得がいかないなぁ。

 帰る途中NODAYAに寄ったら、盆休みとの事。いつもは開いていたと思ったんだが…。
 午後は買い物。結局、本屋おもちゃ屋CD屋で終わる。



2002年08月14日(水) 帰省その1

 お土産を買うだけで午前中が終わる。なんか異様に道が混んでいる。やはり帰省客のためだろう。
 昼から仙台へ移動。夕方仙台に着いたら、こちらも涼しい。もしかして暑い夏というのは今年も経験できないのであろうか。暑いのは嫌いだから別にいいけど。



2002年08月13日(火) 今日は安比

 安比の高寺別荘へ行く。毎年の事ながら、子どんぐりはとても楽しみにしている行事である。
 ちなみに他の家族も来たので、子供だけで6人となった。もう大騒ぎである。

 天気があまり良くなく、かなり涼しくなっていたが、なんとかバーベキューはできた。ただ花火の時間には、本格的に雨になってしまい中止となったのが残念。子どんぐりたちも悔しがっていた。
 
 最終的に帰宅は22時だった。明日は仙台である。



2002年08月12日(月) そろそろ移動の準備

 今日も会社。しかも休めないし、19日も休めない。因果な職種である。それでいて評価は低いんだから話にならん。

 それはさておき、夜はCD-Rを3枚焼く。明日以降の移動後に人に渡すので、結構大変だった。写真なので量はあるし、2枚も失敗するし…。
 だったら早めにやっておけば良かった、なんてツッコミは却下である。



2002年08月11日(日) 今日は寒いぞ

 今日は全国的に暑い日だったらしいが、ここは雨でしかも寒かった。明日も最高気温が20度の予想になっている。どこが残暑だ。
 いずれCD-Rの焼き物やらなんやらで、結局一日が終わる。あ〜あ。

 ところでテレビのニュースでちょっと笑ったネタ。
 高知の動物園では、連日の暑さにまいった動物のために氷の塊を差し入れしたのだが、これに触ったサルの反応がまるで2001年のモノリスに触ったシーンと同じだった。そして段々と慣れていき、中に埋まっている果物を食べ始めたのである。
 かくしてサルに知性がついた訳だ、なんて思ったりして。



2002年08月10日(土) 地方都市の意地を見た、かも知れない

 二戸市にある科学館に行ってみる。
 意外といっては失礼かもしれないが、小さいなりにきちんと科学する心が判っている設備のようだ。
 規模だけで言えば非常に小さいのだが、ちゃんと説明する係の人が数名いたし、工作するコーナーもいろいろな種類の物が格安料金で作れるようになっている。もちろんこれは購入して自宅で作る事もできる。

 その中に、偏心モーターを利用してブラシを振動させ動き回る昆虫モデルの工作があったが、このモーターが異様に小さい。ブラシも歯ブラシのヘッドである。気になって見ていたら、係の人が「携帯電話の振動用モーターです」と言う。だからこんなに小さくてパワーがあるのか、と変なところで感心する。つまりこれはマブチのモーターだ、と。

 それはともかく、やはり教育は規模だけではないと感じた設備であった。もちろん設備も大きい方が望ましいのだが、東北の片田舎にそんな予算は望めないのだから、あとはそこの人たちの創意工夫と熱意の問題である。

 ところで雨で中止になっていたが、ロケットの工作と打ち上げも予定していたらしい。これはペットボトルのエセロケット(私にとってロケットとは、化学燃料で飛ぶ物なのだ)ではなく、火薬を使った本物のロケットである。
 私も過去に2機打ち上げた事があるが、価格が高いのと、固形燃料の火薬が簡単に入手できないのがネックになっていた。しかも打ち上げにかなり広い場所が必要なので、こういう公的機関が開催する事は非常に有意義である。

 でも子どんぐりは、消しゴムを作っただけで喜んでいた。平和と言うかなんと言うか…。

 ちなみに二階には福田繁雄のトリックアートの常設館もある。数はかなり少ないと言わざるをえないが、常設で彼の作品が見られるのは東北でもここだけなのではないか。

 弱小地方都市でも、がんばれば良いものができるという見本であろう。



2002年08月09日(金) 亡国のイージス

 「亡国のイージス」読了。
 なんか後半は読みながら何かに似てると思ったのだが、「東京湾炎上」の展開に似ていると気がついた(原作の「爆発の臨界」ではなく、映画の方)。別に東京湾が舞台という理由ではなく、艦内における人物の死に方の演出が良く似ている。
 ただ前半と後半では、著しくトーンが異なると感じる。まあ後半は単純にダイハード的と言えば判ってもらえるだろうか。ただしハリウッド映画的能天気さは感じられないが。

 ところで読み終わってみると、やはり長すぎる。少なくとも1/4は削るべきだったと思う。長くした狙いは明確で、人の死という物は軽いものではないとか国家とは何かという問題を強調するためなのだが、やはりくどい。ありていに言って、もっと普通の読者の想像力を期待してもいいのではないのか。

 この本の内容を考えれば、確かにヘンな解釈をする読者が出てくる可能性があるため、必要以上に作者の言いたい事を説明する描写が必要だったとは思う。最近は行間を読むという事をしない、というより出来ない読者も多いから、全てを説明しないといけないという事情も判る。
 しかしこれだけいい題材を持ってきておいて、バカな読者を相手にしても無意味ではないか。読書が好きな人にはムダな文章が多いと言う事になってしまう。
 作者としては、作中のこういう事態を招くのは国民の無知と無関心が原因だ、と強調したいのであろうが、馬の耳に念仏という言葉もある。いくら判りやすく書いても、問題意識なんか持てない人間も確実に存在するのだ。

 そもそも普通の思考力を持っている読者なら、あんなに細かく書かなくとも作者の意図は理解できるし、登場人物の行動原理だって理解できるはずなのだ(ただしほぼ全員が善人というのがちょっと問題ではあるが)。
 そう考えると、やはり惜しい作品である。



2002年08月08日(木) 水木しげるロード

 いわさき氏から、水木しげるロードの写真が届いた。実にその数70枚。
 
 一度行ってみたいものだが鳥取県は境港市にあり、あまりに遠いので、ちょっと行けない。SF大会のついでに寄ったそうだが、さすがにフットワークが軽い人だ。
 なにはともあれ、ありがたい贈り物である。とりあえず数枚をホームページに載せるためスキャンしておく。



2002年08月07日(水) エピソード2をようやく劇場で観た

 KC宛に冨木さんの結婚式の写真を焼いたCD-Rを送る。

 夜は郊外のシネコンまで「スター・ウォーズ・エピソード2」を観に行く。最終なので\1,000である。しかもかなり空いていたので、のんびり観られた。

 今回は、エピソード1よりはるかに面白い映画になっている。
 これは多分、前三部作との繋がりが、かなり見えてきたからだろう。エピソード1では別にスターウォーズと言わなくてもいいくらい、全三部作との接点が希薄だった。
 多分ルーカスは、観客の声を聞いていろいろと方向転換したのだろう。これなら次のエピソード3に多少期待してもよさそうだ(と言って、ジェダイの時はぶちこけたから油断はできないが)。

 映像的にも、今回はかなり自然なVFX描写が多い。まるでドキュメンタリー映像を観ているようなシーンが、何気なくさらっと現われる。結構すごい事をやっているのだが、これでは普通の人は気づかないだろうという感じの映像がいろいろあった。贅沢だなぁ。

 でもヨーダのライトセーバーの立ち回りには笑ってしまった。あれではまるでソ×ックではないか。
 
 ま、一般に言われている程ひどい出来という感じはしなかった。
 さて、あとは「リターナー」が楽しみだ。



2002年08月05日(月) またメカゴジラかい

 今号の宇宙船に、「ゴジラ×メカゴジラ」の記事がちょっと載っていた。
 今回の主演は釈由美子なのだそうだが、「修羅雪姫」を観た限りでは、著しく不安ではある。少なくとも演技が上手い、とはちょっと言えない。ま、ゴジラ・シリーズに何かを求めるのはとっくの昔に止めたので、どうでもいいが。

 しかしいいかげんに、過去の遺産で食ってくという姿勢は止めてほしいのだが。いつまでも過去の怪獣を引っ張り出して、情けない。
 そもそも、「ただの怪獣映画」にこだわる必要なんかどこにもない。むしろ往年の「空想特撮映画」のような物を作った方がいいのだ。「海底軍艦」や「妖星ゴラス」のようにSFマインドあふれる作品を作れないのだろうか。

 映画は個人の力だけで作れる物ではないから、やはり無理なんだろうなぁ。



2002年08月04日(日) 写真のスキャンは大変

 午前中は、例によって一家で本屋へ行く。
 
 子どんぐりは店頭でかかっている千と千尋を見始めてしまった。こないだ見たばっかりだろうに。
 この時、3歳くらいの子の母親が「ほら、トトロみたいなアニメやってるよ」と言っていた。もしかして世間一般の宮崎アニメに対する認識は、トトロがベースなのか? なるほど、劇場に観客が押し寄せる訳だ。で、トトロみたいに単純じゃないから何度も見に行くという訳だ(本当か?)。
 しかし一般人が宮崎アニメとすぐに認識できるというのも、考えてみれば大したものである。ヒットするのも当然なのかもしれない。
 なにせ絵でブランドを作ってしまったのだから。

 
 午後は冨木さんの結婚式の写真を、スキャナーで取り込み作業。150枚以上ある中から選んでの作業なので、ムダに時間がかかってしまった。最終的に100枚近くをスキャンしたが、単調なのでラジカセでCDをかけながら作業する。

 今日はEL&Pのオフィシャル・ブート・ボックスから延々かけて、飽きた頃にマイク・オールドフィールドの東京ライヴをかける。
 しかしEL&Pのオフィシャル・ブート、音が悪いなぁ。内容がいいだけに、クリムゾンのように少しは加工しても良かったと思うが、このボックスを若い世代が買うとは考えられないし、結局そこまで経費をかけられなかったんだろう。

 さて、あとはこの写真をCD-Rに焼いて、KCに送らなきゃ。まだまだ大変だ。



2002年08月03日(土) お祭り最終とプログレ集計結果

 お祭り最終日、子どんぐりの裃姿も今日で終わり。
 気温はあまり高くなかったけれど、雨が降ったりしたし、何かと大変ではあったようだ。
 終わって神社で待ち合わせしたが、ようやく買えた綿菓子を、とにかくむさぼるように食べていた。ま、おなかもすいた事だろう。

 ちなみに今日は出勤日だったので、行列は見られなかった。なにせ一昨日とコースがまったく違うのだ。


 ところで日中見ていたまこさんのWEBWEB掲示板に、以前やった「20世紀プログレ20選」の集計結果が載った。
 気がつけば1年半前の企画だったが、どうもついこの間、去年の暮れのような気がしていた。本当に月日の経つのは早い。
 
 私のは、とりあえず口火を切るための叩き台的な役割だったから、ちょっと凡庸な感じはするが、まあ極端に外してはいないからいいだろうと思う。ともかく、結果はある程度同時代の人たちなので、傾向は似ているがそれでいて微妙に違うから面白い。

 まこさんは、バンド毎(クリムゾン、YES、EL&P)にも集計してくれて、これはなかなか興味深い結果が一覧になった。
 意外とイチオシがバラバラなのである。まあバラバラと言っても「どちらにしようかな」というレベルの差しかないアルバム群からの選択だから、これは納得がいく結果である。

 なお巽さんが「バンド毎で作品ベストを選ぶというのも楽しいのでは」と書いていた。これ、真面目にやってみたいなぁ



2002年08月02日(金) 上下二巻は場所をとる

 「亡国のイージス」(By 福井晴敏)を読み始める。数ページで気がついたが、これは「Twelve Y.O.」から続いているではないか。そう言えば三部作とか言ってたっけ。
 それはいいけど、上下二巻と言うのはやはり長すぎる。面白いんだけど、この手の本は1冊程度の長さにまとめられる作家の方が面白いようだ。
 
 基本的に、上下二巻という本は嫌いなのである。過去に読んだこの手の本は、ほとんどがイマイチ、というかもっと短くすれば面白いのに、というのばかりだったからねぇ。

 さて、いつ読み終わるんだろう。



2002年08月01日(木) 子どんぐりのお祭り

 子どんぐりが、町のお祭りに、裃を着て行列の前を歩く役で出る(さきぶれとか言うらしい)。
 
 よりによって今年一番の暑さで、この状態での裃は子供たちにはきついのではないか。1時間半歩いて、さすがに疲れたようである。
 まあこんな役で出るのも最初で最後かもしれないから、いろいろと思い出にはなるだろう。そんな訳で、はるか遠くからジジババもわざわざ見に来たのであった。そちらも大変だったと思うが。

 明後日も子どんぐりは出なければならないので、また大変である。そしてそれをフォローする親も、またまた大変である。

 なんたって、祭りの運営がとてつもなく下手だからねぇ、この町は。


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