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2002年11月30日(土) ジオラマもどきの撮影

 コナミの食玩を利用して、ジェットモグラシャドーモービルスカイ1のジオラマもどきの写真を撮る。なんとか見られるレベルの写真にはなったと思う。

 今回も背景はA4一枚の写真だが、やはりこれは液晶画面を利用する事も考慮したい。
 飛行体を撮影する場合、吊りを行わないのなら空の背景に直接置いて撮影するのが簡単でいいのだが、こうすると光源の問題から背景に若干の影が出るし、なにより不自然になってしまう。
 そこで背景が直接発光するもの、つまり液晶画面を利用するとかなりの問題が解決するのだが、いかんせんうちのノートは、水平に出来ない。でもまあこれは台を工夫すればなんとかなるだろう。
 来年になったらテストしてみる予定だが、問題は画面のサイズだなぁ。

 そうか、液晶を背景に使うと言うのは、リアプロ・システムの簡易タイプと考えればいいのか。今気がついた。

 と、こんな事をしていたらほとんど一日がつぶれた。
 そろそろ時間がないビデオクイズ作成のために、夜はLDを観ていたのだが、今度は「戦争のはらわた」を最後まで観てしまった。
 やはり好きで買ったソフトというのは、危険である。ついつい観始めると最後までいってしまう可能性が高いのだ。「ライトスタッフ」からも出題予定だが、これも3時間以上あるから、やばそうだ。
 こんな状態で、はたして間に合うのか?



2002年11月29日(金) 明日からチケット販売だ

 ふと気がついたが、この日記、結構重要な事を書き漏らしていたりする。
 たとえば今月、クリムゾンのチケットを先行予約で頼んだ事を書いていない。e+に登録した事は書いてあるのだが…。
 明日30日から電話で予約を受け付けるはずだが、つい不精をして4月16日の新宿を先行で頼んでしまったのだ。ただ、e+はあまりいい席が確保できないという噂はあるが、ま、いっかぁ。

 ところで昨夜は1時過ぎまでかかって、「七人の侍」DVD盤を見ていた。始めはLDと比較しながら観ていたのだが、結局初めから全部観てしまった。やっぱり面白いんだもん。
 でもこれ、200分以上ある作品だから、平日の夜に観るもんじゃあないな。

 しかしLDとDVDを見比べたら、露骨に色が違うではないか。
 白黒なのになんで色が? と思うかも知れないが、実はLDは純粋に白黒なのに、DVDは薄く緑がかったモノクロなのだ。入力を切り替えて交互に見ていて、とても驚いてしまったぞ。
 本来はどちらが正しいのか、流石に私はそこまで年はとっていないから、判らない。

 こうなると結局LDも手放せない事になってしまうのだ。かくして同じソフトがまたひとつ…。



2002年11月28日(木) ようやく「七人の侍」が届く

 きのうクリムゾンのCDを買った時、「七人の侍」のDVDは2〜3日中には「再」入荷すると聞いていたが(不良品回収なのだ)、今日入荷したと電話があったので、引き取りに行く。
 しかし\8,000とは高いよなぁ(店の人も怒っていたぞ)。しかも二枚組仕様になっているし。本来のDVDスペックなら一枚で収まるだろうに、価格を上げるためにわざと二枚にしたのかもしれない。

 言われていた32分あたりのエラーは、確認したところ無事だったが、他は本当に大丈夫なんだろうなぁ。所詮DVDはパソコン・ソフトと同じなのだ。メーカーはもっときちんとした製品を出す義務があるぞ。

 そもそも映画を観るという事は、普通のパソコン・ソフトを使うのとは全然次元が違うという事を、メーカーはもっときちんと認識するべきだろう。ちょっとした不具合が気分を損ねる事になるのだ。
 なんてここに書いても、メーカーの人間が見ている訳ではないから、意味がないか。

 しかし「七人の侍」の映像は、傷なんかはある程度消してあるという事で、これは確かにきれいになっている。しかしDVD特有の暗さはそのままだ。この暗さの問題に関しては、LDの方が良い。本当にこのDVDの欠点はなんとかならんのかね。
 このせいなのだろう、どうも黒が完全に潰れているソフトが多いと感じる。

 ついでなので買った店で、イエスの「アメリカ」が入っているソフトを探したが、LD、CD共ここにはなかった。これとレフュジーのアルバムは、いずれゆっくりと探していこう。
 中古屋をあたった方が早いかも知れないか。

 そして今日は、「ケンタッキー・フライド・ムービー」を頼んでしまった…。



2002年11月27日(水) クリムゾンの「レディース・オブ・ザ・ロード」

 まこさんの掲示板を見てたら、キング・クリムゾンの二枚組ライヴが出ているという情報が…。うかつであった。と言う訳で、あわてて買いに行く。

 1枚目の内容は71〜72年のライヴ、ただしコレクタース・クラブで出ていた物を編集した物だ。まあ言ってみればベスト・オブ・コレクターズ・クラブみたいなものか。したがって内容的には目新しいものではない。

 問題は2枚目である。
 この頃の「21世紀の精神異常者」から「インプロ部分を抜き出して」それを「繋いでいる」のだ。時間にして54分も延々とインプロが続く訳である。そして聴いていても違和感はない。つまり「あの頃の演奏の質の高さ」と「現在の編集テクニック」の両方を見せつけられる事になっているのだ。

 しかしあの狂気のようなインプロ「だけ」を50分以上も聴く事になるなんて、クリムゾン・ファンには楽しかろう(まるで他人事みたいだ)。
 そもそも、これがすべてインプロだと言う事自体が驚異的であり、これだけのパワーでインプロビっていたなんて、若さと才能の両方がないと出来ない技だ。

 あな恐ろしや、フリップ翁。新旧両作品でファンを驚かせ続けている(踊らせ続けている?)彼は現在、「地球上で最もプログレッシヴな老人」である事は間違いない。



2002年11月26日(火) ふろヰ道と中島みゆきのニュース

 ふろヰ道が、今年一杯で活動を「休止」するそうだ。1年半という短いんだか長いんだか判らない期間だったが、我々に覇気を与えてくれた事は確かだ。
 みな40前後で会社の中堅だから、色々と大変なのだろう。願わくば、近い将来復活されん事を。

 等としんみりしてたら、紅白歌合戦に中島みゆきの出場が決定したと7時のニュースで流れていた。まったくふざけた事である。
 例のプロジェクトXの主題歌でもあるため、NHKはなんとしても彼女を紅白に出したかったらしいが、本人は出たくないという事で、去年は見事に失敗してしていた。今年は会長自らがハッパをかけたと言う事は、ありとあらゆるコネを使い、金もそうとう使ったのは容易に想像される。

 しかしこの費用はすべて我々の払っている受信料なのだ。こんなくだらん事に金を使いまくり、普段は見るにたえない番組ばかり。こんなだから金を払いたくないんだよ。NHK総合なんてニュースとドキュメンタリーと海外ドラマだけ流していればいいのだ。それしか能がないんだから。

 ただし教育は別である。あそこは今のままでいい。と言うか、NHKの総合と教育とでは元々取り組む姿勢がまるで違うのだ。

 総合が言う「子供から年寄りまですべての年代が楽しめる番組」なんて「幻想でしかない」という事を、なぜ総合は認めないのか。
 そもそも紅白の視聴率が落ちた一因は、世の中は演歌を求めていないのに、未だに演歌の比率が高すぎ、しかも配分する時間帯を間違っているのに、それを改めようとしないからなのだ。いい加減こんな無駄金をかけた茶番は止めるべきだろう。

 しかし中島みゆきの出演交渉って、プロジェクトXのネタになるな。もうネット上では流れているかも知れないが。



2002年11月25日(月) 「少林サッカー」を買ってしまった

 「映画秘宝」37号をようやく購入。また一ヶ月が経った訳だ。早い…、本当に月日の経つのが早いと感じる。
 しかし20日発売と言っても、月刊誌では田舎にくるのが2〜3日遅れるのは当たり前だ。休みが重なるとさらに遅くなる。発売日どおりに出る月刊誌は、カメラ雑誌くらいかも知れない。

 で、ついでに「少林サッカー」のDVDを買う。
 今回、\3,300という値段は市内で一番安かったような気がする。そしてつい全部見てしまったが、やはりかなりのおバカ映画だ(褒め言葉だぞ)。映画秘宝では公開前の2001年度ベストテンに、7位でランクインしており、大いなる反則ではあるが、納得はできる。
 
 香港映画にしては珍しく脚本も破綻していないが、これはCG使いまくりなので、うかつにストーリーや演出、構成を変えるととんでもない事になるのを知っていたからだろう。
 あれだけCG使いまくりだと、現場での急な変更があると対処にとんでもなく時間と金がかかるだろう事は想像に難くない。
 
 こういうバカ映画を大真面目に撮れるというのはいい事だ。



2002年11月24日(日) デジカメで接写は難しい

 ホームページ用と思って、食玩のモグラシャドーモービルジェットブルドーザーをデジカメで撮ってみたのだが、見事にボケていた。
 やはりデジカメでも三脚が必要だったか。

 しかし部屋の中でストロボを使用しないのは、安いデジカメではなかなか難しい。結果がすぐ見られないにしても、AF一眼レフの銀塩カメラを使った方が接写はやりやすいなぁ。

 とりあえずジェットモグラの写真がなんとか見られる程度の出来だったので、以前HPにアップした写真と入れ替える。
 ちなみにバックは、ネットでひろった写真(林の焼け跡)から木を消し去りA4サイズでプリントした物で、地面は平成ガメラの食玩(\500タイプ)から流用した。
 雰囲気はまあまあであろうか。

 
 夕方、巽さんへ「プログレッシヴ・ロックの哲学」について、正式な感想をメールした。前にメールした時は全部読んでいない時点でだったからだ。
 
 あとはロオク本舗等で、この本を少し宣伝しておこう。



2002年11月23日(土) UFOとブリットと

 「謎の円盤UFO」の食玩、Jemさん用に捜すが見つからず、結局全部で5個しか入手できなかった。
 多分前回の「サンダーバードVOL.2」が売れた店にしか入っていないのだろう。まあ仕方がない。
 でもこうなると、次のキャプテン・スカーレットもヤバイかもしれない。エンゼル機は3機必要だし、追跡戦闘車も3台は欲しい。また10個単位の箱買いかなぁ。

 ところで、捜索途中で寄ったトイ×らスに、ブリットのワンシーンを再現したスティーヴ・マックィーンのフィギュアがあった。
 銃を抜いたポーズで上着の感じも良く、顔も値段の割に良く出来ており、通常なら即買うところなのだが、ひとつだけ大きな欠点があったので思いとどまった。
 何かと言うと、右手に持っている銃の種類が違うのだ。フィギュアの右手にはM19のような銃が付いている。しかしブリットなのだから、ここはダイヤモンドバックでなければなるまい。
 それともコルト社が民生用銃器の製造をやめた事に原因があるのだろうか?



2002年11月22日(金) プログレ再読

 巽さんの「プログレッシヴ・ロックの哲学」を再読する。こんなに短時間で評論を再読するのも珍しい。

 そして、プログレというのは我々の世代には人生の歴史の一部になっていると痛感する。プログレを語る事はその人の人生を語る事と同義語になってしまうのだ。なんと言っても青春期にプログレの進化と衰退を、リアルタイムで経験しているのだから。
 そして巽さんはプロの音楽評論家ではないからこそ、自分史とシンクロした文章を書いても面白くなるのだと思う。

 しかし文中にあるイエスの「アメリカ」は是非聴いてみたい。サイモンとガーファンクルの原曲をどう料理したらファンキーになるのか、非常に興味がわいてしまう。
 あとはパトリック・モラーツの「レフュジー」も、いずれ中古屋などで探してみなければなるまい。



2002年11月20日(水) 忘年会がピーンチ!

 会社で忘年会に向けて親睦会の集まりがあったのだが、実は先週、女性スタッフの一人が転んで怪我をしてしまい会社を休んでいる。どうも状況を聞くと、スタッフとしての参加は無理らしい。
 なにせ左手を捻挫、唇のそばを縫う傷というだけでも痛いのに、とどめで前歯を折ってしまったと言う。顔の傷が治るまで、歯の治療はできない。

 今回は長年の懸案だった「中国手品」をやって笑いを取る予定だったのだが、メインスタッフがこれでは今回中止せざるをえない。練習ができないからだ。
 急遽他の企画を行うかどうかを決めなければならないのだが、すっかりこの路線で行くつもりだったので、いまさら代案なんて考えつかないのだ。どうしたものか。

 しかしこの「中国手品」は、たった3分のバカ芸というか、ある種の瞬間芸なのだが、やりたかったなぁ…。



2002年11月19日(火) ロックは聴いて良し、論じて良しだ

 「プログレッシヴ・ロックの哲学」を半分まで読む。いや、確かにこれは知的好奇心をくすぐる楽しい本だ。

 もちろん人によってはその論調に納得できないという事もあるだろう。
 そもそもクリムゾンから始まったのに、次の章がパトリック・モラーツというのは、前代未聞の展開ではなかろうか。
 しかし読んでいくとその論調に引き込まれてしまうのがまたすごい。この内容に納得できないという人でも、この展開は楽しめると思う。あの時代を経験した人なら、少なくとも巽さんの考え方を理解はできるはずだ。

 やはりロックは(サブカルチャーとしては)、聴いて良し、論じて良しのジャンルだなぁ。



2002年11月18日(月) 「プログレッシヴ・ロックの哲学」刊行

 帰宅したら、平凡社からの郵便物が届いており、開けると「プログレッシヴ・ロックの哲学(巽孝之著)」だった。まこさんの掲示板で書かれていたとおり、本当に巽さんから贈っていただけたのだ。

 確かに「1/1,000,000」位はこの本を書くきっかけに協力したとは思うが(このへんの事は、エピローグに少しだけだが書いてある)、こうして贈呈本を送ってもらうと、本当にうれしい。実は昨日本屋をまわってみたがどこにも無く、こんなに早く読めるとは思わなかったのである。

 早速第一章を読んでみると、これはプログレをリアルタイムで聴き、かつ聴き続けた人こそ読むべき本ではないか、と感じる。そしてなんと言うか、良質のSFを読んでいる時のような興奮がある。
 そして巽さんの本にしてはとても読みやすいという印象を受けた、と言うと失礼か。実は私の場合、この人の著作はじっくり考えながら読む部類なので、このように割とあっさり読めるのは意外なのである。やはり基礎知識があるというのは強いんだと実感する。

 さらに巻末にあるプログレ20選を見てその選定理由を読むと、巽さんにはプログレ・リスナーとして似たような波長を感じるから、この先がとても楽しみである。

 結局、我々の世代には意外と根強いプログレ・ファンが多いようだ。
 それは、思春期がロックの進化、しかも最盛期とシンクロして、その中で第一次プログレの進化と衰退を見てきたのだから、当然と言えば当然ではあろう。
 つまり現在は、最も社会の中にプログレが浸透した状態なのかも知れない。



2002年11月17日(日) 相変わらず本がない

 探している本が何冊かあるので、大き目の本屋を回ったが、何も見つけられなかった。
 まあマイナーだから、ないだろうと予想はしていたが、やはり困ったものだ。必ず買うと決めているものならネット発注すればいいが、とりあえず中を見たい物だと、これは不便である。
 この町には、もはや文化は必要ない、という事なのだろう。


 という事で、会社の忘年会用にビデオクイズの候補を考えるため、LDを見る。
 今年はチーム対抗をやらない予定なので、自由参加にして難しい問題をメインにするつもりだ。例えば「紅い眼鏡」とか「ケルベロス―地獄の番犬―」とか…、回答者はゼロかな。

 いずれにせよ、手持ちのLDからしか問題は作れない。DVDはコピーができないからだ。こういう身内の遊びすら作れなくなったDVDというシステムにも困ったものだ(だからアヴァロンが出題できない…)。
 まあコピーできれば悪用するバカも増えるから仕方がないのかも知れないが、コピーができるLD時代にそういう事はあまりなかった。やはりLDは映画ファンの物だったからだ。いい映画、好きな映画は多少高くても、自分で買う物だという認識があった。

 ところがDVDは、LDに比べるとふざけているのかと思うほど価格が安い。コピーするより買った方がいい位なのに、逆にコピーする奴が多い。やはり安くて数が出るという事は、比率が一緒ならバカの絶対数はそれだけ多くなる道理だ。
 コピーガード・キャンセラーもいろいろと出回っているし、金を出せば大概の事ができるのだが、その金でソフトを買った方がいいだろうに。
 という訳で、いずれはビデオクイズを作るという目的のためだけでキャンセラーを買わなければいけないかもしれない。私はコピーするという事は、絶版で入手不可の物以外はやらないのだ。

 そうそう、絶版と言えば、どうも日本はソフトをすぐに入手不可にするのが好きらしい。そしてソフトを絶版にしておきながらコピーは許さんという姿勢を取っている。
 コピーが犯罪だというのなら、ソフトはいつでも入手可能にするべきだろう。それで多少価格が上がっても構わない。それで買わない人間なんて、映画ファンではないのだ。
 むしろいつでも買えるとなれば、計画的に毎月購入する事が可能になる。そういう環境を作れない今のソフト会社はだらしがない、と言っておこう。
 もっともクズとしか言えない映画も多いから、こんな環境を作る事は実質的に不可能なのかも知れないが、少なくとも一度出したソフトは定期的に出し続ける義務があると思う。



2002年11月16日(土) エリス中尉に弟が

 最近過熱気味な「謎の円盤UFO」関係のサイトを見ていたら、なんとガブリエル・ドレイク(エリス中尉ね)に弟がいたという書き込みを発見。

 ニック・ドレイクという名で、驚いた事にフォーク・ロック系ミュージシャンだったのだそうだ(しかも母親もアマチュアだが作曲家なのだ)。現在でも3rdアルバムである「PINK MOON」という作品はCDで入手可能で、少なからず色々な人に影響を与えたという事になっている。

 過去形にしたのは、1974年に鬱病の薬の飲みすぎで他界しているためだ。享年26歳…。いやあ、知らなかったなぁ。

 あとは昨日購入した「テレビの黄金時代」(by 小林信彦)を読み始める。これはなかなか面白い。
 我が家にテレビが来たのは、多分1963年位だと思う(ちびっこギャングを見ている写真があるのだ)。小林信彦が主張する黄金期は、1962年〜1973年あたりだから、もう黄金期には突入していたのだ。そして1973年には私も高校生だったから、とりあえず黄金期を経験したと言ってもいいだろう。
 そのせいか、読んでいて内容が非常によく判る。少なくとも記憶のどこかに引っかかった内容ばかりなのだ。
 大体、当時は疑問に思わなかった事が、こういう事情で展開していたと判るだけでも面白い。

 良くまとめられた、力作と言っていい本だ。まだ少ししか読んでいないので断言はできないが。



2002年11月15日(金) 今日は「グリーン・デスティニー」

 借りてきた「グリーン・デスティニー」を観る。
 これ、ヒューゴー賞だかを取っているんだけど、絶対欧米人は勘違いしている。グリーン・デスティニーという剣をエクスカリバーなんかと混同して考えているのではないのだろうか。私としては妖刀村正のイメージではあるが。
 
 しかしこの香港系ワイヤーワークは、ますます派手になっており、ケーブルとの併用で広範囲の移動をカバーするのは凄いと思う。でもどうも重力を感じない。いかにも吊ってます、という感じが拭えないのだ。

 ストーリーはなかなか良いと思うが、少しくどい部分もある。特にあの盗賊絡みのシーンはもっと短くして、トータルで100分を切るようにした方が、テンポも良くなるのだが。
 基本的には、恋愛アクション物という感じか(どういう位置付けだ)。
 でもヒロインの婚約者が殺され、その親友(チョウ・ユンファだ)と敵を探しているうちにお互い愛し合っていることに気がつくが、決してそれを口にしない。年月も経ちお互いにようやくその呪縛から溶けようという時になって、また男が死んでしまう。
 こうして愛する人が二度までも死んでしまうヒロインって、冷静に考えると残酷な話だ。これではその後は、絶対人を愛せなくなるではないか。年もそれなりになっているという設定なんだし、暗い未来を予兆させる、悲しい悲しい話だよなぁ。

 ところでアクションについて、チョウ・ユンファは元々アクションが苦手と聞いていたし、剣を使うのは初めてなのだから、一抹の不安はあった。しかしかなり訓練したのであろう、特にこれといって違和感はなかった。この辺が香港スタッフの凄いところだ。
 あとは主役の女性二人が演技、アクションともに頑張っているため、映画としてなかなか良い出来であると言える。ミシェル・ヨーはもう40になろうというのにあれだけの動きをするし、チャン・ツィイーの動きに至っては、若さゆえのスピード感が素晴らしい。

 やはりこうなるとワイヤー・ワークの無重力感は何とかして欲しいものだ。空を飛んでもかまわないのだが、重力を無視した動き方は非常に気になる。



2002年11月14日(木) 「サンダーバード大全」はちと高いぞ

 「サンダーバード大全」購入。作っているのは知っていたが、もう出ていたとは知らなかった。
 体裁としてはムックなのだが、以前のブームの時に一般資料は出尽くした感があるため、今回は目新しい写真が全くないし、ストーリー紹介は無駄なスペースですらあると感じる。はっきり言って、これで1800円は少し高いだろう。
 でも池田・伊藤・柿沼三氏による解説は、多少新たな事実を紹介していたので、買った事が全くの無駄ではなかった(と思う)。

 まあ今回は、「コナミの食玩」と「東北新社が出した一連のDVD」の販促を兼ねているのだろうから、こんな内容で仕方がないのは判る。
 ただし個人的には、こんなこまかな無駄弾ばかりでなく、昔のサンダーバード写真集に収録し切れなかった写真等で第二弾を出して欲しいと、痛切に思う。
 特にビハインド・シーンの写真はまだまだ埋もれているので、これをなんとかするべきだろう。



2002年11月13日(水) チャーリーズ・エンジェル・ザ・ムービー

 チャーリーズ・エンジェル(ザ・ムービー)を借りてきたので観る。
 まあこの映画では、私の場合どうしても昔のテレビ版と比較しながらの観賞になってしまうので点数は辛くなるが。
 しかし昔の曲を利用したり、テレビさながらのご都合主義が、この映画に関しては昔の雰囲気を醸し出して良かったのかもしれない。

 でもあのメンバーでは、知的な部分の描写に無理がありすぎる。かろうじてルーシー・リューがまあ普通という程度か。キャメロン・ディアスは昔のファラ・フォーセット・メジャースのイメージでなんとか理解できるが、ドリュー・バリモアはどうかと思うぞ。オトナの事情なんだろうが(プロデューサーの一人だって…)、やはりイメージってもんがあるだろう。
 個人的にサブリナ役のケイト・ジャクソンがお気に入りだったし、ジャクリーン・スミスも好きだった。あとはシェリル・ラッドか。彼女達と比べると、かなりイメージが違うと言うのが判ると思う。
 まあカンフー使いという時点で、もう勘違いという気がしてしまうが、時代の流れだから仕方がない。

 ところで途中、ボスレーが敵につかまった時に閉じ込められた部屋の中で、過去の牢獄、脱獄系のワンシーンを再現して、なかなか笑わせる。
 大体、どっからそのグローブとボールを持って来たんだ的な大脱走シーンからして笑ってしまった。その他にも終身犯とかパピヨンとかいろいろあるけれど、ブロックを歯で削って立派なデザートイーグルを作るのには呆れてしまう。本来は銃のような形を作るだけなんだが。

 あと敵が銃を乱射した時、ルガーP-08を使っていたのが最近のアクション映画にしては珍しかった。でも一気に25発も撃つなよな。

 いずれ一般人には結構楽しめる作品ではあろう。それは否定しない。細かい粗探しは「チャーリーズ・エンジェル」だから気にしてはいけないのだ。元々そういう番組だったのだから。
 ただし私にはノスタルジック・メモリーがあるから、かなりの違和感があるのも確かだ。これは過去のテレビ作品のリメイクには付いて回る定めだろう。
 なんたってテレビ版は、絶対に人を殺さなかったのだ(そういう時代だったし、だからこそエア・ウルフはユニークだったのだ)。

 ちなみに冒頭、飛行機の中の映画が「パトカー・アダム30・ザ・ムービー」というのを上映していたのには笑ったが(もちろんそんな物はない)、それを見ながら「最近の映画はリメイクばっかりだ」と自己否定するシーンって、何を考えてんだろうと思う。この程度の事で観客の笑いを取ろうと言うのは、少し浅ましいだろう。



2002年11月12日(火) 87分署シリーズの最新刊

 ようやく87分署シリーズ「マネー・マネー・マネー」を読む。しかし昨日今日で読み終わったという事は、かなり読みやすかったという事か。
 実際、自分の中では「凍った街」以来、久々に面白かった。特にキャレラがいつものような善人ではないところがとてもいい。今回は公私ともに悩める中年なのだ。

 その代わりと言うか、悪徳警官「デブのオリー」が嫌われつつもいい働きをして、ほとんどマイヤー・マイヤー並の地位を獲得している。なにせキャレラの命を二度も救ったりするのだ。
 彼は「古典的なデブ」として描かれ、食べ物に意地汚く、食べる時は服を汚しながら、それでいてプライドだけは人一倍で、自分以外のデブは嫌いの上に人種差別も厭わないと言う本当に嫌なキャラなのだが、結構いい働きをしてしまう。少なくとも仕事に関してだけはバカではないから(それ以外ではかなりあやしいが)、それなりに面白いキャラになっているのだ。
 まあ読んでいてもそれほど不快にならないのは、やはりマクベインの筆力なのだろう。彼はいい「ヒール」を創作したのかもしれない。いや、かなりクセのある警官か。

 あとは生真面目な空き巣のウィルが、生真面目すぎるがゆえのギャグ・メーカーになっていて、キャレラの暗さをうまくカバーしている。そして彼も意外と活躍してしまうのだ。
 全体を通して、構成がなかなかいいし、ほとんどのキャラクターもかなり面白い。ある意味でいかに87分署の連中のキャラがマンネリ化したか、という証拠でもある。

 しかし文中、キャレラも40歳になっている事を嘆いていたが、このシリーズを読み始めた時に私は十代末期だった。
 それが今ではキャレラより年寄りかい。まいるなぁ。



2002年11月10日(日) サンダーバードの実写版など

 コナミの食玩発売以降、サンダーバードやUFOのファンサイトが少し盛況になっている。
 それで色々見ていたら、ライヴ版サンダーバードの映画化について、2003年3月から始動するという記事が見つかった。メカはすべてニューデザインらしく、FAB1(つまりペネロープ号)もこれからデザインに入るとか書いてある。
 しかしこれで間に合うのか? と言うよりこれもガセではないのかと思う。今までもさんざん映画化の話が出ては、すべて潰れているのだから。

 でも最後の方に「キャプテン・スカーレットもライヴで作る」というような事も書いてあった。現在受けるような映画化と考えると、こちらの方がよほど現実的だとは思う。

 だいたいサンダーバードで映画の脚本を作るのは、かなり難しい。
 そもそもたった五人で大災害から人々を救うと言うのは無理がある。しかもサンダーバードは、災害の防止ではなく対処療法でしかないのだから、映像的に派手なシーンを設定すればする程、無理が出てくる。
 これはゼロエックスの出てくる映画版を見ればよく判るだろう。最終的に乗務員は全員救助するが、ゼロエックス本体が街中に墜落するのを防げない。防いでしまうと最大の見せ場である地上の爆発炎上シーンが見せられないからで、そのため町の住人はすべて避難したという一言でごまかしている。
 だから次のスカイシップ1の時には、軍の施設内に墜落する事で、一般住民の巻き込みを回避しているのだ。

 結局、テレビ版第一話を越える映画の脚本を作るのは、現実的にほとんど無理ではないかと思う。
 その点においてキャプテン・スカーレットは、基本がスパイ物や冒険物という雰囲気が強いため、現在のハリウッド大作レベルの脚本ならなんとかなるだろう。

 でもメカはすべて一新されるのだろうが追跡戦闘車だけはそのままの方がいい。他のメカはもっと現代的なデザインにするべきだと思うが、SPVだけはあの武骨なフォルムを残してして欲しいものだ。

 ちなみに批判的に見える事を書いているが、サンダーバードを始めとするジェリー・アンダーソン作品が好きなので書けるのだ。
 そもそも好きでなかったら、40年近くもファンはしていない。



2002年11月09日(土) がっかりしたり嬉しかったり

 ちょっと確認したい事があり、過去の日記を読んだのだが、しかし最近まともに本を読んでないと気づく。
 いや、まったく読んでいない訳ではなく、読んでもその事を書いていないだけなのだが、それでも書いてないという事はろくでもない本ばかり読んでいるのだ。
 あとは雑誌とかブルーバックスなんかの類だと、一気に全部読む訳ではないので、やはり内容について特に書くという事もできない。

 大体、日記をしばらく読んでいると「これ書いてる奴、一体年はいくつなんだ?」と思うぞ、自分の事なのに。

 とか書いていたら、まこさんの掲示板に巽さんが、今度の新刊「プログレッシヴ・ロックの哲学」の贈呈者リストに私とかめぞうさんを入れてくれると恐れ多い事を書いていた。確かに多少の刺激にはなったと思うが、そんな贈呈されるほどの事はしていないので、本当に恐縮してしまう。
 でも、多少でも感謝されるとうれしい、というのも事実ではある。とにかく早く読んでみたいものだ。



2002年11月07日(木) いくつになってもプログレ

 なんか今月中にクリムゾンのチケット先行予約が始まるらしい。来年の4月来日なんだが…。
 田舎在住の身としては、予約しないとだめなのかと焦ってしまう。
 行くとしても新宿の厚生年金会館しかないのだが、問題はここで3日間連続で行われるという事だ。どの日に行ったらいいんだろう、というかその頃は決算期だから、どの日に行けるのかが今の段階では良く判らないのだ。困ったもんだよ。
 とりあえず今日、e+へ登録はしておいた。

 ところで来週、巽さんの「プログレッシヴ・ロックの哲学」という本が出版される予定だ。
 ただし平凡社セリ・オーブ叢書なので、これは見つけるのが困難かもしれない。この辺では平凡社の本は、ほとんど見かけないのだ。
 
 でもこの本、まこさんの掲示板でプログレの話題が盛り上がったりしたのがひとつのきっかけになったのかな? だとうれしいね。
 一昨年、プログレ20選という話題をふって叩き台を出したのは私だから、少しは刺激になったかも知れないと自己満足に浸ってもいいのかな? いいよね、自己満足だから。



2002年11月06日(水) 「七人の侍」はどこへ行った

 昨日、「七人の侍」のDVDを引き取りに行ったら、不良品回収がかかっているとの事で、受け取れなかった。その時理由を聞いたが、どうも良く判らないという事だった。
 でもその後、ネットで何人かから教えてもらい、編集ミスから一部分が二度再生される現象が起こるのだと判明した。
 だったら小売店にもその旨きちんと教えておけよ、東宝は。
 大体いつも高価格設定なのに、その上製造ミスを起こすとは、相変わらずあきれた会社だよ。

 そもそも東宝のソフトというのは、過去「あこぎな高価格と低品質」であった。現在でもその姿勢は変わっていない。
 なにせ、売れると判っている「七人の侍」は常に高価格設定で、そのくせ外国のように綺麗な画質を提供しようとしない。「七人の侍」のアメリカ盤など、LDもDVDもリマスター処理をして傷なども極力消しており、非常に評価が高かったのに、東宝は国内向けではそういう事は一切行ってこなかった。その上難癖をつけてアメリカ盤を廃盤扱いさせたりしているのだ。
 つまり、映像ソフトを扱っているのに、自分の会社の事しか考えず、消費者の事は無視しているのだ。
 そしてここのソフトはほとんどそういう考えで成立している。だから未だに私は東宝が嫌いだ。

 その点価格が高くてもエモーションが許せるのは「マニアが対象の高価格」であり、なおかつ「高画質を心がけている」からだ。これは正しい企業の姿勢である。

 等と言いながら、LDでも持っているのに結局「七人の侍」は買うんだから、困ったものだ。
 いい作品は必ず売れるのだから、いい会社から出して欲しいとつくづく思う。



2002年11月05日(火) BGMに「呪文」を使うかな

 昨日、日記をアップした後に見た「世界丸見えテレビ特捜部」で、ウクライナだかどこだかの雑技団の演技を放映していたが、演技のバックで使われていたオリジナル音源がマイク・オールドフィールドの「呪文」の後半部分だった。こういうのを使う事もあるんだなぁ。
 ただし、曲は好きだけど、ああいう演技には合ってないという気がするぞ。

 そもそもBGMにマイク・オールドフィールドを使用するのは、あまり聞いた事がない。元々そういうのに合う音楽なのかどうか疑問だし、長い曲だったり、これといって目立つサビの部分が少ないというのもある。
 なんとなく「オマドーン」なら、色々と使えそうな気がするが、やはり彼の音楽は一種独特な音楽だと言えるだろう。

 関係ないが、自分なりのビッグイベントが終わった後の仕事は、身が入らないものだなぁ。



2002年11月04日(月) 書類作りで一日終わる

 今日はESIFCONの備忘関係を作って一日が終わる。
 2日間の概略メモ、会計結果、最終参加者名簿というところだ。これだけ作っておけば後でアフターレポートを作る時も大丈夫だろう。メモは2ページ半あるから、多分最終的には6〜8ページに増やせるはずだ。
 後は、昨年のアフターレポートを何人かに送る作業もあるが、部数が足りないから追加で作らないといけない。

 しかし「DATECON FINAL 会議室」に書いてて気がついたけど、今回のESIFCON最年少参加者である15歳というのは、「本人の意思による参加表明」という事で記録を作ったのだ。もう「われわれの子供」という次世代がそういう年になってきた訳だ。
 まこさんが、「自分で開催して、おぢさんたちを呼んでくれる日まであと5年?」と書いていたが、そろそろそういう時代が迫っているのかもしれない。
 
 でもろくな事をしてなかったから、次世代への遺産が全然ないのは申し訳ないと思うが…。



2002年11月03日(日) そして次回の「FINAL 19」へ

 ESIFCONの2日目。 
 朝食時は恒例の楽しいお話タイムとなった。あっという間に1時間が経ってしまう。今回はヤバげな会話はあまりなかった、と思う。
 片付けをして、これも恒例のビデオ・クイズを行う。
 私は2001年で鬼太郎缶詰をもらう。もちろん本編が出る前に当てたのだ。ライトスタッフとトップガンも本編前に判ってしまうのが困りものだ。

 そして恒例のジャンケン。無事次回実行委員も決まったので、来年も開催されるだろう。キティとの約束だ(ここ、低音で)。

 今回もチャウチャウが参加できなかったので、一応来年前半にもチャウコンを開催する方向で動く事を某氏と確認する。

 帰りも十和田湖を通ったが、昨日程雪はなく、比較的楽ではあった。眠かったが…。そして今も眠いのであった…。



2002年11月02日(土) そして今年もESIFCON FINAL 18

 今日の夕方からESIFCONである。ニュースで青森に初雪という事なので、急いでタイヤを交換する。

 そして出かける前に、とりあえず実業之日本社版「ワイルド7」の1巻と2巻を買ったのだが、これがまた分厚い。まさにサイコロ本である。12巻で46巻分全話を収録しようというのだから、そりゃ厚くもなろうというものだ。
 でも度々読む私には、この厚さはつらい。手元に置くだけというならともかく、読むために買うんだから、もう少し考えて欲しいよなぁ。

 そうこうしているうちに昼になったので、出発する。十和田湖を回っていったのだが予想通り結構な雪で、何台かが路肩に突き刺さっていた。アホだねぇ。
 まあ元々がかなりのワインディング・ロードで、それに雪と落ち葉とマイナス4℃という条件が加わり、道路は恐ろしい状態になっていたのは確かだが、やはりマヌケとしか言いようがない。

 最終的に15名となった参加者も、雪の影響なのか皆来るのが遅かった。しかし最年少が15歳、最高が45歳。その差は30歳かぁ…。
 今回は過去最低の15人だったせいか、ビデオ、お茶、酒、ラジコンの各企画が一部屋に集中してしまったが、おかげでかなりまとまりのいい感じで進行した。
 少林サッカーはめちゃくちゃ受けたし、キティちゃんシリーズもくだらないのにバカ受けしてしまった。
 
 結局3時過ぎには、渋々全員寝たのであった。やはりそれなりに年をとっているんだからねぇ。

 ところで、某氏から「ESIFCONはいつからFINALなんですか」と聞かれたが、実は一回目からFINALなのだ。不思議かも知れないが。だから今回もFINALの18回目という事になっている。変な集まりだよなぁ。



2002年11月01日(金) 本屋でびっくり、ワイルド7

 本屋に寄ったら、スニーカー12月号が出ていた。相変わらず押井の「立喰師列伝」は連載を切られる事もなく順調のようで、さすがに編集長がファンなのでやらせたというだけの事はある。
 あとはこの編集長がいつまで続くか、であろう。
 
 そしてその傍に、いよいよ発売開始となった実業之日本社版の「ワイルド7」があった。いやぁ、これがまたぶ厚い。
 なんたって1巻目で「コンクリートゲリラ」まで終わってるんだから(つまり通常の6巻だな)。いちおうコンビニ版と同じ内容らしいので、全巻出るのであればこれを買うしかない訳だが、問題はコンビニ版が「緑の墓」までしか出ていないという事だ。
 つまりそれ以降の話がきちんとオリジナル・ヴァージョンに修正されるのかどうかが不明なのだ。それでも買わざるをえないんだろうなぁ。

 帰宅後ネット上をふらふらしていたら、コナミの「キャプテン・スカーレット」の写真が載っていた。追跡戦闘車、パトロール車、強力装甲車、エンゼル機、スペクトラムヘリコプター、超音速連絡機、そしてディスティニーエンゼルというラインナップである。
 もうメカの出来は相変わらず凄い。SPVなんてエア・インテークの中まで再現してある。この辺は2台ずつは欲しいけど、まあエンゼル機の3機というのはデフォルトか。ああ大変だ。
 でも超音速連絡機は1機で充分だし、ディスティニーなんてはっきり言って不要な位だ。まあ次のスペース1999とジョー90はキャラクターはないらしいから、一安心ではある。

 という事で、当分はこの食玩に付き合う訳だ。


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