あずまんがな小部屋
8号室*よつばと!



好評のうちに、しかしキッパリと3年生の卒業式で終了した「あずまんが大王」。

しばらくの休止期間をおいた後、同じ「電撃大王」で開始された連載が『よつばと!』であった。

あずま氏が所属する「よつばスタジオ(あずま氏は漫画部門を担当、役職は『漫画部長』…だそうである。自分でもなにか間違っているらしいと思っているとか)」の前身、デザイン会社「トライアスロン」時代に、webその他でちょっとだけ展開していた「Try! Try! Try!(通称『ととと』)」が原形になった漫画である。

『ととと』とは微妙にキャラクターの配置その他が変わっており、厳密に同じ漫画とは言えないが、主人公である「よつば」のキャラにはほとんど変化がない。

「とーちゃん」いわく、「なんでも楽しめる無敵な女の子」、よつば。
単行本に添えられたコピーは、「いつでも今日が、一番楽しい日。」
子供の頃の「なつやすみ」はこんな毎日だったよなあ、とフとノスタルジーにひたってみたり。

茫洋とした感じの「とーちゃん」、その友人のワケわかんない性格の「ジャンボ」、単行本2巻を越えても名前以外登場しない(もしかしたら永遠に登場しないのかもしれない)「ヤンダ」。
おとなり綾瀬家の、要領のいい長女「あさぎ」、常識人で姉と母にふりまわされがちな「風香」、よつばが来てからちょっとお姉さん気分を味わっているらしい末っ子の「恵那」、あさぎを上回るチャッカリ者だけどよつばを可愛がっている綾瀬母(綾瀬父も存在しているらしいが、ヤンダ同様いまだ登場せず)。
あさぎの友人虎子、恵那の同級生みうらといった個性的なサブキャラも加わって、でも「よつばと!」は、なんだか妙に淡々と進行するコメディ漫画だったりする。

派手めの萌え漫画全開の電撃大王ではちょっと地味な存在だが、その淡々ぶりがあとからジワジワと、ボディブローのように効いてくる…と、私は思うのだが。


買っちゃったー
電撃大王×3
…何をかと言うと、「電撃大王」の6月号なんである。

この号のオマケは、浅井真紀氏原型による、よつばのフルアクションフィギュア。
ためしに一冊買ってみたら、フィギュアがあまりにデキがいいため、思わず追加であと二冊。

総額2520円…イヤ模型屋で単体フィギュアを買ったと思えばまあその。
17×12センチ
これが、そのオマケの箱。
17cm×12cm、厚みが3cm。
コレが上記の電撃大王に挟まっている図は、なんだかなつかしの「小学○年生」のフロクを連想させるようなモノであった。
ずりずりずり
んで、いざその箱をあけてみると………

「小さっ!」

箱の横幅、12cmですよ?
出たー!
全部引っ張り出してみると、こんな感じ。

破損を防ぐためとか、中身だけ抜き取り防止策とか、まあいろいろあるんだろうけど…ここまでデカくせんでも、という印象がないこともない。

でもまあともかく、コレで全身可動(首、肩、肘、腰、膝、足首)というのはまた別の意味で脅威。

原型制作の浅井氏は、意図的に市販のガシャポン他と組み合わせられるようにとスケールを調整したそうな。

なので、手持ちの小物と組み合わせてみたら…ほんとに合うんだ、コレが。

よつばと!
がおー!
というわけで、「よつばと!」といろいろ。

まずはガメラ。

…ガシャポンだったか食玩だったか不明だけど、とにかくガメラ。

「がおーーーー!」
握手!
こちらは「不思議の国のアリス」のハンプティ・ダンプティ。

本当は腰掛けている塀パーツがもう一段ぶんあるんだけど、それをやると手が届かないので。

「あははー、おまえなんだか
 タマゴみたいだなー!」
つきだ!

よつばと月。

ユージンのガシャポン「SR(スーパーリアル)猫」シリーズより、ジオラマ部分だけ流用。

「おーすげー、こっちにも
 月があるぞ、とーちゃん!!」

本物
元のはこっち。
ぐー。

同じく「SR猫」から、洗濯物とよつば。

単行本1巻によれば、洗濯物を取り込んでたたむのはよつばの仕事、らしい。

やってるうちに眠ってしまった図…いや、靴を履いてるのは気にするな。
本物2

で、コレが元の。

ついでに、コレにはシークレットがあって、絡まって寝てる猫が仔猫になってるんだそうな。
ゴーゴー!

しばらくトップを飾っていた「GOGO!!」なよつば。

乗っかっているのはユージンのガシャポン『大人の科学』の、「スティーブンソンのロケット号 リバプール・マンチェスター鉄道」。

…いやまあ実際は、蒸気機関の本体だから、こんなとこ座ったら絶対ヤケドするんじゃないかと思うけど。


「よつばは無敵だ」(by とーちゃん)

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