ちっこいもの王国
お母さんの義務


 学校にしろ幼稚園にしろ、バザーと言えば義務づけられるのが、親の手による手作り品の提出。
 毎年、「ご家庭で使わなくなった不要品」とともに、何らかの供出を要求されるのが常というもんで。

 で、我が家では毎度、はぎれでテディベア作って提出、というのが定番になりつつあるのでした。

 布は大概、幼稚園や学校にあるものを使わせてもらうんで、それほど元手はかからない。ちっちゃい部品や縫いものそのものの手間については…ま、それくらいはボランティアということで。

 
ところで、テディベアの製作とは。
布カット
  ↓
手・足・胴・頭それぞれを縫う
  ↓
綿を詰めてパーツごとに組み立てる


 …というプロセスを経るわけですが。
 複数のモノを平行して作っていると、結構アレな光景が目に入ることになったりもします。


死屍累々?
バンバラバンバンバン♪
 もう、ほとんどバラバラ殺人事件の世界。いや、人じゃなくてクマだけど。

 で、「ただの布を縫い合わせたもの」が、だんだんカタチになって「生物をかたどったモノ」に近づいてくると、その体に針を刺すのがなんとなくはばかられてきます。

 特に、目のあたりとか。

 ぶっとい針をブッサリ突き刺すのに、なんとなく抵抗があったりするわけで。



完成
お披露目
出来上がるとこんな感じ。

「いい人にもらわれていくんだよ(ホロリ)」、などと思ってみたり。


≪余談≫
今年(2002年)のバザーに提出したのは、カントリードール方式に頭と胴体をひとつづきにし、ちょっと長めの手足をつけたウサギさん。
 制作プロセスがあんまり面白くなかったんで、写真は撮りませんでした(面白いかどうかで決めるんかい)。


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